新型ハヤブサの国内仕様は、基本的に輸出仕様と同様だが、国内仕様独自の装備や仕様も盛り込まれている。ここではそのスタイル、装備、メカニズムをチェックしていこう。
画像: SUZUKI Hayabusa 総排気量:1339cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:800mm 車両重量:264kg 発売日:2021年4月7日(水) メーカー希望小売価格:税込215万6000円〜222万2000円

SUZUKI Hayabusa

総排気量:1339cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:800mm
車両重量:264kg

発売日:2021年4月7日(水)
メーカー希望小売価格:税込215万6000円〜222万2000円

ETC車載器を標準装備して税抜200万円切りの価格設定

衝撃のデビューから間髪を入れず、スズキは新型ハヤブサ・国内仕様の発表を敢行した。前回のモデルチェンジから実に13年。新型ハヤブサを待ち焦がれる日本のライダーに、スズキは早速応えてくれたのだ。

基本的に国内仕様のハヤブサは海外仕様に準じたもので、全3色のボディカラーをはじめ、エンジン、シャシーなどの基本メカニズムも海外仕様と同じだ。スペックを見ると、海外仕様の190PSに対して国内仕様は188PSと2PSほどダウンしているが、これは測定方法の違いによるものだ。

装備面ではETC2.0車載器が標準装備され、スピードメーターがキロ表示となるほか、国内仕様のみ、全15色の中から選べる、注文生産式の「カラーオーダープラン」も用意されている。待っただけのことはある。買うなら今だ!

スズキ新型「ハヤブサ」の各部装備・ディテール解説

画像: ハヤブサらしいマスクは健在。左右に配されたラムエアダクト脇のLEDポジションランプはウインカーも兼ねるタイプ。

ハヤブサらしいマスクは健在。左右に配されたラムエアダクト脇のLEDポジションランプはウインカーも兼ねるタイプ。

画像: 縦2眼のLEDヘッドライトは上がロービーム、下のプロジェクター部分がハイビーム。仕切りのプレートには「隼」のロゴも。

縦2眼のLEDヘッドライトは上がロービーム、下のプロジェクター部分がハイビーム。仕切りのプレートには「隼」のロゴも。

画像: メーターは290km/hスケール。国内仕様はキロメートル表示だ。起動時、センターのTFTには「隼」の文字が。

メーターは290km/hスケール。国内仕様はキロメートル表示だ。起動時、センターのTFTには「隼」の文字が。

画像: テールランプは左右分割デザインに変更。ランプ下のアクセントパーツはウイング状デザインとなっている。

テールランプは左右分割デザインに変更。ランプ下のアクセントパーツはウイング状デザインとなっている。

画像: シートは肉厚のセパレート。グラブバーを外せば、タンデムシートと交換でシングルシートカウルを装着可能。

シートは肉厚のセパレート。グラブバーを外せば、タンデムシートと交換でシングルシートカウルを装着可能。

画像: タンデムシート下にはツアラーの必需品、ETC2.0車載器を搭載、メーター内にもETC表示が加わっている。

タンデムシート下にはツアラーの必需品、ETC2.0車載器を搭載、メーター内にもETC表示が加わっている。

画像: KYB製倒立フォークは内部構造を変更。ブレーキはIMUを組み合わせたモーショントラックブレーキシステム。

KYB製倒立フォークは内部構造を変更。ブレーキはIMUを組み合わせたモーショントラックブレーキシステム。

画像: フルアジャスタブルのリアサスはKYB製、スイングアームは従来のものを踏襲。装着タイヤはBSのS22。

フルアジャスタブルのリアサスはKYB製、スイングアームは従来のものを踏襲。装着タイヤはBSのS22。

画像: ムービングパーツの大半を新作したエンジン。パワースペックは188PSだが、測定基準が異なるだけで、190PSの輸出仕様と同一だ。

ムービングパーツの大半を新作したエンジン。パワースペックは188PSだが、測定基準が異なるだけで、190PSの輸出仕様と同一だ。

画像: サイレンサーはスラッシュ形状のユニークなデザイン。消音効果は高く、排気音は想像以上にジェントルだ。

サイレンサーはスラッシュ形状のユニークなデザイン。消音効果は高く、排気音は想像以上にジェントルだ。

画像: メインビーム部、スイングアームはこれまでのものを踏襲するが、シートレールは新作。これで700gの軽量化を果たしている。

メインビーム部、スイングアームはこれまでのものを踏襲するが、シートレールは新作。これで700gの軽量化を果たしている。

画像: 風洞実験を重ねて仕上げられたエアロフォルム。パワーを有効に使うため、徹底した空気の整流が図られている。

風洞実験を重ねて仕上げられたエアロフォルム。パワーを有効に使うため、徹底した空気の整流が図られている。

スズキ新型「ハヤブサ」の主なスペック

全長×全幅×全高2180×735×1165mm
ホイールベース1480mm
シート高800mm
車両重量264kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量1343cc
ボア×ストローク81×65mm
圧縮比12.5
最高出力188PS/9700rpm
最大トルク15.2kgf-m/7000rpm
燃料タンク容量20L
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/50ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・ディスク

まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

This article is a sponsored article by
''.