新型ハヤブサの国内仕様は、基本的に輸出仕様と同様だが、国内仕様独自の装備や仕様も盛り込まれている。ここではそのスタイル、装備、メカニズムをチェックしていこう。
ETC車載器を標準装備して税抜200万円切りの価格設定
衝撃のデビューから間髪を入れず、スズキは新型ハヤブサ・国内仕様の発表を敢行した。前回のモデルチェンジから実に13年。新型ハヤブサを待ち焦がれる日本のライダーに、スズキは早速応えてくれたのだ。
基本的に国内仕様のハヤブサは海外仕様に準じたもので、全3色のボディカラーをはじめ、エンジン、シャシーなどの基本メカニズムも海外仕様と同じだ。スペックを見ると、海外仕様の190PSに対して国内仕様は188PSと2PSほどダウンしているが、これは測定方法の違いによるものだ。
装備面ではETC2.0車載器が標準装備され、スピードメーターがキロ表示となるほか、国内仕様のみ、全15色の中から選べる、注文生産式の「カラーオーダープラン」も用意されている。待っただけのことはある。買うなら今だ!
スズキ新型「ハヤブサ」の各部装備・ディテール解説
スズキ新型「ハヤブサ」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2180×735×1165mm |
ホイールベース | 1480mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 264kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1343cc |
ボア×ストローク | 81×65mm |
圧縮比 | 12.5 |
最高出力 | 188PS/9700rpm |
最大トルク | 15.2kgf-m/7000rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/50ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸