昨今の原付二種クラスでは珍しく日本での製造が行われている現行「スーパーカブ110」。60年以上の歴史を持つ名車中の名車は、あらゆる用途で使われ、いまも昔も愛され続けている。この記事では、2020年に二輪車灯火器基準に関する法規対応を施した最新モデルを解説する。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸/モデル:木川田ステラ

ホンダ「スーパーカブ110」カラーバリエーション

グリントウェーブブルーメタリック

画像1: ホンダ「スーパーカブ110」カラーバリエーション

パールフラッシュイエロー

画像2: ホンダ「スーパーカブ110」カラーバリエーション

クラシカルホワイト

画像3: ホンダ「スーパーカブ110」カラーバリエーション

バージンベージュ

画像4: ホンダ「スーパーカブ110」カラーバリエーション

タスマニアグリーンメタリック

画像5: ホンダ「スーパーカブ110」カラーバリエーション

アーベインデニムブルーメタリック

画像6: ホンダ「スーパーカブ110」カラーバリエーション

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    タスマニアグリーンメタリック
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    アーベインデニムブルーメタリック
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ホンダ「スーパーカブ110」ライディングポジション・足つき性

シート高:735mm
ライダーの身長・体重:163cm・42kg

コンパクトなライポジだが、ハンドル、シート、ステップの位置関係が絶妙で、ヒジやヒザが窮屈に感じることはないし、足つきも文句なし。

いつの時代のカブに乗っても、同じポジションに感じるところに凄さがある。

画像: ホンダ「スーパーカブ110」ライディングポジション・足つき性

ホンダ「スーパーカブ110」各部装備・ディテール解説

画像: 交換式オイルフィルターの採用やミッションの改良などで静粛性と耐久性がアップ。110の最高出力は8PSだ。

交換式オイルフィルターの採用やミッションの改良などで静粛性と耐久性がアップ。110の最高出力は8PSだ。

画像: キャタライザー内蔵のマフラーはメッキのヒートガードが美しい。リアショックもメッキ仕上げで、タンデムステップはスイングアーム上。

キャタライザー内蔵のマフラーはメッキのヒートガードが美しい。リアショックもメッキ仕上げで、タンデムステップはスイングアーム上。

画像: 往年の面影を残した、カブらしいマスクと調和しているが、ヘッドライトは実は明るさに優れるLED。最新技術と伝統の融合だ。

往年の面影を残した、カブらしいマスクと調和しているが、ヘッドライトは実は明るさに優れるLED。最新技術と伝統の融合だ。

画像: シンプルながら視認性に優れる、コンパクトなメーターはアナログ式。バックライトにはLEDを採用し、夜間の視認性も確保。

シンプルながら視認性に優れる、コンパクトなメーターはアナログ式。バックライトにはLEDを採用し、夜間の視認性も確保。

画像: シートは肉厚で座り心地のいいもの。2トーンの表皮を採用することで、パーソナルユースを意識した仕上がりとなっている。

シートは肉厚で座り心地のいいもの。2トーンの表皮を採用することで、パーソナルユースを意識した仕上がりとなっている。

画像: シートの固定は伝統の吸盤を用いた方式。シートを上げるとこのよう給油口が顔を出す。給油口はカギ付きだ。

シートの固定は伝統の吸盤を用いた方式。シートを上げるとこのよう給油口が顔を出す。給油口はカギ付きだ。

ホンダ「スーパーカブ110」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1860×695×1040mm
ホイールベース1205mm
最低地上高135mm
シート高735mm
車両重量99kg
エンジン形式空冷4ストOHC単気筒
総排気量109cc
ボア×ストローク50.0×55.6mm
圧縮比9.0
最高出力5.9kW(8.0PS)/8000rpm
最大トルク8.5N・m(0.87kgf・m)/6000rpm
燃料タンク容量4.3L
変速機形式4速リターン
キャスター角26゜30'
トレール量73mm
タイヤサイズ(前・後)70/90-17M/C (38P)・80/90-17M/C (38P)
ブレーキ形式(前・後)ドラム・ドラム
メーカー希望小売価格28万500円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸/モデル:木川田ステラ

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