
Honda GB350
2021年2月20日に公開された日本仕様の市販予定車

Honda H'NESS CB350
2020年秋に発表されたインド仕様車
総排気量:348.36cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC単気筒
シート高:800mm
車両重量:181kg
インド・ホンダ「CB350RS」概要

Honda CB350RS
2021年2月に発表されたインド仕様車
総排気量:348.36cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:800mm
車両重量:179kg
日本での発売にも期待! カフェスタイル仕様追加
GB350のベースとなったハイネスCB350は、発表時に全部で3モデルのバリエーションが存在することが明らかにされていた。インドではシリーズ2番目のモデルとなる「CB350RS」が2021年2月に公開された。
スタンダードのハイネスCB350は、落ち着いたスタイリングやボディカラーを採用したオーソドックスなロードスター、という位置付けだが、今回のCB350RSはスポーティ路線。
基本メカニズムや燃料タンクなどはスタンダードと共通だが、スポーティなタックロールシートや、現代的なデザインのフェンダー、LEDテールランプを装着し、カフェレーサー風スタイルを実現。加えて、ステップ位置変更によるポジション設定見直し、リアホイールの17インチ化とタイヤ変更、約2kgの軽量化など、スポーツ志向の仕様となっている。

カラー:ブラック×パールスポーツイエロー

カラー:ラジアントレッドメタリック
インド・ホンダ「CB350RS」各部装備・ディテール解説

丸型LEDヘッドライト、ワイドなハンドルバーやメッキミラーといったフロントマスクの基本デザインは、ハイネスCB350に準じている。

ハイネスCB350のヘッドライトケースはシンプルな形状だったが、CB350RSでは側面にガード風のパーツが追加されている。

メッキリアフェンダーとクラシカルなテールランプというハイネスCB350のリアビューに対し、CB350RSでは一気に現代的デザインに。

ステップの位置がエンジンより後ろに後退するなどポジション設定も変更。前傾度が強まったスポーティな設定だ。
シンプルでバランスの良いスチール製のセミダブルクレードルフレームは、ハイネスCB350からそのまま受け継がれている。

細身のスポークが軽快な雰囲気の19インチ径フロントホイール。フロントフェンダーは小さくモダンなデザインに変更された。

正立フロントフォークには、クラシカルなフォークブーツが追加されているのがハイネスCB350と異なるポイント。

リアホイールは18インチから17インチに変更。リアタイヤのサイズも130から150になり、スポーティでデザイン性の高いものに変わった。

ハイネスCB350のタンデムグリップはシンプルなパイプだったが、CB350RSではデザイン性の高いものものとなった。

エンジン前下方のフレーム下部には、オフロードモデルのようなコンパクトなスキッドプレートが追加されている。

マフラー本体はハイネスCB350のメッキ仕上げから一転してマットブラックとなり、メッキ仕上げのヒートガードが装着される。
インド・ホンダ「CB350RS」主なスペック
全長 | 2171mm |
ホイールベース | 1441mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 179kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 348.36cc |
ボア×ストローク | 70×90.519mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 21PS/5500rpm |
最大トルク | 3.05kgf-m/3000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 5速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19・150/70-17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmディスク・Φ240mmディスク |
まとめ:オートバイ編集部