スーパーチャージャーつき過給エンジンを持つ孤高のH2ネイキッド「Z H2」に電子制御サスペンションを備えた上級グレード「Z H2 SE」が加わった。日本国内でも2021年春頃導入予定と正式にアナウンスされている。怒涛の加速に上質な足回りを備える新型はどれぐらいスゴいのか!?

カワサキ「Z H2 SE」車両概要

画像: Kawasaki Z H2 SE (欧州仕様) 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 最高出力:147.1kW(200PS)/11000rpm 最大トルク:137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm シート高:830mm 車両重量:240kg

Kawasaki Z H2 SE (欧州仕様)

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
最高出力:147.1kW(200PS)/11000rpm
最大トルク:137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm
シート高:830mm
車両重量:240kg

スカイフック技術の新世代・電子制御サスペンションを採用

自然吸気では得られない異次元の動力性能が魅力の、スーパーチャージドエンジンを搭載するプレミアムスポーツ、ニンジャH2のネイキッドバージョン・Z H2の上級版として、2021年モデルから登場するのが、このZ H2 SEだ。

スーパーチャージャーを装備する998cc水冷直4エンジンや、個性的なスタイリング、トレリスフレーム、基本的な装備類などはスタンダードモデルと共通だが、このSE最大の特徴は、スカイフック理論を採用した、新世代のショーワ製電子制御サスを採用していること。ライダーや車体本体といったバネ上重量部分を安定させるために、減衰力を自動調整して路面からのショックを巧みに吸収。強烈な加速だけでなく、優れた操縦性と落ち着きのある乗り心地も両立する。

また、ブレンボ製ブレーキキャリパーは最新スペックのStylemaキャリパーを採用、マスターシリンダーも変更されている。

カワサキ「Z H2 SE」宮崎敬一郎のココがポイント!

画像: カワサキ「Z H2 SE」宮崎敬一郎のココがポイント!

「オトコ心」を刺激するいま興味津々の一台!

過給器付きのエンジンに、スイッチひとつで何かに変身しそうないかついルックス。Z H2は、とにかくキャラの立っているバイクだと思う。それでいて、街中から峠道まで扱いやすく、スーパースポーツマシン並みの運動性能付き。実用域では他のH2シリーズ以外のバイクを軽く蹴散らす動力性能まである。
見事に「漢」ゴコロをワクワクさせる魅力が山盛りだ。かくいう、これを書いているこのオヤジも瞬殺されてしまった一人だ。

だが、コイツのパワーをフルに使って遊ぼうとすると…まぁ、これだけのパワーだから当然なんだが…最初に音を上げるのはリア回りの接地性だった。だから乗り心地だけでなく、スタビリティもアップする、このセミアクティブサス搭載モデルには興味津々。

これまで他のH2シリーズにも搭載されたものだそうだが、カワサキのセミアクティブサスの制御は見事なもの。きっと、私はまた誘惑と戦うことになるだろう。

カワサキ「Z H2 SE」各部装備・ディテール解説

画像: ヘッドライト左側のエアダクトから、エンジン後方のスーパーチャージャーまで直線的に空気が流れる構造も高出力化に貢献している。

ヘッドライト左側のエアダクトから、エンジン後方のスーパーチャージャーまで直線的に空気が流れる構造も高出力化に貢献している。

画像: ショーワ製の電子制御サス。走行状況データからスカイフック理論に基づいた演算をECUが行い、減衰圧調整をリアルタイムで行う。

ショーワ製の電子制御サス。走行状況データからスカイフック理論に基づいた演算をECUが行い、減衰圧調整をリアルタイムで行う。

画像: 電子制御サスのスカイフック理論に基づく制御によって、単純に路面をトレースするのではない、重心移動の少ない走りが可能となる。

電子制御サスのスカイフック理論に基づく制御によって、単純に路面をトレースするのではない、重心移動の少ない走りが可能となる。

画像: TFTカラー液晶パネルを使用したコンパクトな多機能メーターは、Z H2と基本的に共通のもので、スマートフォンとの接続機能も装備。

TFTカラー液晶パネルを使用したコンパクトな多機能メーターは、Z H2と基本的に共通のもので、スマートフォンとの接続機能も装備。

画像: バランス型スーパーチャージドエンジンは、電子制御スロットルとFIのセッティングによって圧倒的パワーと扱いやすさを兼ね備える。

バランス型スーパーチャージドエンジンは、電子制御スロットルとFIのセッティングによって圧倒的パワーと扱いやすさを兼ね備える。

画像: フラットでワイドなハンドルバーなど、ゆったりとしたライディングポジション設定となっていて快適にライディングを楽しめる。

フラットでワイドなハンドルバーなど、ゆったりとしたライディングポジション設定となっていて快適にライディングを楽しめる。

画像: Z H2にもブレンボ製のラジアルマウントキャリパーが装着されているが、Z H2SEでは最新スペックのStylemaキャリパーに変更された。

Z H2にもブレンボ製のラジアルマウントキャリパーが装着されているが、Z H2SEでは最新スペックのStylemaキャリパーに変更された。

画像: キャリパーの変更に合わせて、フロントのブレーキホースとマスターシリンダーもグレードアップされている。

キャリパーの変更に合わせて、フロントのブレーキホースとマスターシリンダーもグレードアップされている。

カワサキ「Z H2 SE」主なスペック(欧州仕様)

全長×全幅×全高2085×815×1130mm
ホイールベース1455mm
最低地上高140mm
シート高830mm
車両重量240kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク76.0×55.0mm
圧縮比11.2
最高出力147.1kW(200PS)/11000rpm
最大トルク137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm
燃料タンク容量19L
変速機形式6速リターン
キャスター角24.9゜
トレール量104mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C (58W)・190/55ZR17M/C (75W)
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ260mmシングルディスク

文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部

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