冬の間、バイクに乗るときに何を着たらいいか悩ましいのが「ミドルレイヤー」(中間着)。ヘンリービギンズから販売されているボア付き防寒インナーを紹介しよう。
文:太田安治/モデル:平嶋夏海/写真:南 孝幸

ボアフリースで高い保温性能と優しい着心地

画像: ヘンリービギンズ ボア付き防寒インナー HBV-026(シャツ)/HBV-027(パンツ) 税込価格:7480円(シャツ)/5940円(パンツ) サイズ:S、M、L、XL カラー:ブラック 保温ウエアは隙間風が入らないよう、身体にフィットしたサイズを選ぶといい。 ※撮影商品はLサイズなので身長154cmの平嶋夏海さんには大きめ。

ヘンリービギンズ ボア付き防寒インナー
HBV-026(シャツ)/HBV-027(パンツ)

税込価格:7480円(シャツ)/5940円(パンツ)
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック

保温ウエアは隙間風が入らないよう、身体にフィットしたサイズを選ぶといい。
※撮影商品はLサイズなので身長154cmの平嶋夏海さんには大きめ。

ライダーの冬装備は素肌に直接触れる長袖アンダーウエアと防風性能の高いアウタージャケットが基本。さらに「ミドルレイヤー」と呼ばれるジャケットやベストをプラスすることで保温性を高められる。ミドルレイヤーはダウン/フェザーやシンサレート、アルミ蒸着シートなど、特性の異なる素材があるが、軽くて着心地が良く、洗濯も簡単なのがフリース素材だ。

そこで裏地の全面にポリエステル素材のボアフリースを採用したのがヘンリービギンズの新製品。ボア生地は表面がモコモコしていて、ここに体温で暖められた空気を溜めることで通常のフリースよりも高い保温性を発揮する。ただしそのままだと風を通しやすいので、前面に防風生地を採用して走行風をブロック。背面はストレッチ生地で身体の動きを妨げないように仕上げられている。

気温12℃の高速道路で試したところ、コットンの長袖Tシャツ、3シーズンナイロンジャケット(中綿なし)との組み合わせでちょうどいい感じ。暖まった空気を逃さないように身体にフィットするカッティングだが、素材に伸縮性があって前傾姿勢を取っても窮屈さは感じなかった。

ボアによって表地の冷たさが肌に伝わって来ないので革ジャンや一般衣料系ジャケットとの相性もいい。アウトドアユース全般に使える「優しい保温ウエア」だ。

画像: ボアフリースはフワフワした優しい感触。ここに体温で暖まったデッドエアが滞留して一般的なフリース生地以上の保温性を発揮する。

ボアフリースはフワフワした優しい感触。ここに体温で暖まったデッドエアが滞留して一般的なフリース生地以上の保温性を発揮する。

画像: 裏側全面にボアフリース生地を採用。前合わせ部分は隙間風のブロックとファスナー噛み込みを防止するためにフラップが付けられている。

裏側全面にボアフリース生地を採用。前合わせ部分は隙間風のブロックとファスナー噛み込みを防止するためにフラップが付けられている。

画像: 前傾姿勢をとっても背中が出ないように着丈は長めになっている。背中側がストレッチ素材で動きやすく、疲れないことも特徴。

前傾姿勢をとっても背中が出ないように着丈は長めになっている。背中側がストレッチ素材で動きやすく、疲れないことも特徴。

テスター太田安治の欲張りリクエスト
 
ミドルレイヤーとしては前合わせファスナーのないシャツタイプも欲しいところ。首周りからの隙間風をシャットアウトする工夫を凝らしてもらえば、ライディング用としての完成度がさらに上がりそう。

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