2009年に初代が登場したホンダPCX。125ccのスクーターとして圧倒的な人気を得ている中、大幅に進化を果たした新型モデルが登場する。エンジンから車体まで大幅なグレードアップが図られた新PCX。その詳細をご覧ください!

待望の新型PCX、ついに国内でも正式発表!

12月8日、ホンダはスクーター・PCXシリーズのフルモデルチェンジを発表。シリーズのスタンダードモデルである125ccバージョン「PCX」の新型も公開された。

画像1: 待望の新型PCX、ついに国内でも正式発表!

グローバルモデルとして開発され、2010年にデビューしたPCX。クラスを超えた上質なスタイリングと優れた走り、優れた経済性によって、瞬く間に125ccスクーターのベストセラーとなり、モデルチェンジを繰り返しながら現在までその座を盤石なものとしてきた。

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今回発表された新型PCXは、従来モデルの優れたコンセプトを活かしつつ、車体のパッケージングから各部のメカニズムまで、文字通り全てが一新されている。

PCXらしい先進的イメージと上質さを強調したスタイル

画像1: PCXらしい先進的イメージと上質さを強調したスタイル

まずはスタイリング。PCXらしい先進的なイメージと上質さを強調したシンプルなデザインは、水平基調で伸びやかなプロポーションと、エレガントな曲面にダイナミックなエッジをプラスして構成。

画像2: PCXらしい先進的イメージと上質さを強調したスタイル

従来モデルで高く評価されてきた、流麗なイメージは受け継ぎながら、より新鮮なイメージへと変身。同時にワンランク上の乗車感を目指したライディングポジションの見直しなど、さらに機能的に進化したディテールもしっかりと盛り込まれている。

画像3: PCXらしい先進的イメージと上質さを強調したスタイル

そのスタイリングを象徴する部分は、“PCXらしさ”と“さらなる進化”を光で表現したデザインのLEDヘッドライトと言えるだろう。

さらに進化したメカニズム&装備類

画像1: さらに進化したメカニズム&装備類

スチール製のダブルクレードルフレームは、軽快なハンドリングに加えて取り回しやすさも重視して新たに設計しなおされ、良好な剛性バランスと軽量化を両立させたもの。

画像2: さらに進化したメカニズム&装備類

これに加えてタイヤのワイドサイズ化、14インチだったリアホイールを13インチに変更、10mm長いストロークを備えるリアサスペンションの採用、エンジンリンクとサスペンションの取付け角度の最適化などによって、さらに軽快なハンドリングと快適な乗り心地も実現した。

画像3: さらに進化したメカニズム&装備類

注目すべきは、今まで以上の力強さと低燃費を狙って設計された水冷単気筒エンジンのeSP+(イーエスピープラス)が新たに搭載されていることだろう。

画像4: さらに進化したメカニズム&装備類

さらなる高効率を目指し、4バルブヘッド、ショートストローク化による摺動抵抗低減、圧縮比アップ、ピストンオイルジェットの採用といったエンジン本体の改善は多岐に渡る。

画像5: さらに進化したメカニズム&装備類

さらに吸気経路拡大やストットルボディの大径化、キャタライザーの配置を最適化したマフラーなどと合わせて、パワーアップと燃費向上に加え、優れた環境性能も備える。

画像6: さらに進化したメカニズム&装備類

安全で快適なライディングを可能とするライダーをサポートするデバイスとしては、前後輪ディスクブレーキのフロントにABSを標準装備。さらにスリップしやすい路面でもエンジントルクを制御し後輪のスリップを抑えることで安心感が得られる、Hondaセレクタブルトルクコントロールも採用された。

画像7: さらに進化したメカニズム&装備類

もちろんスクーターには欠かせない実用的な装備類の充実も図られた。フルフェイスヘルメットが収まる利便性抜群のシート下収納スペースの容量が、これまでの28Lから30Lにまで拡大されたのは注目のポイント。

画像8: さらに進化したメカニズム&装備類

また容量1.7Lを確保したフロントインナーボックス内にはUSBソケットを装備し、スマートフォンなどの携帯端末の充電にも対応。コネクタには方向を問わず差し込めるUSB Type-Cを採用しているので使い勝手も良好だ。

画像9: さらに進化したメカニズム&装備類

これも新たにデザインされたメーター。大型で視認性の高い多機能液晶パネルを中央に置き、両側に各種インジケーターを配置することで、さまざまな情報を分かりやすく表示できる。

画像10: さらに進化したメカニズム&装備類

Honda SMART Keyシステムも装備するが、これは車両本体の操作だけでなく、オプションとして設定されているトップボックス35L( スマートキーシステムタイプ)の解錠操作もできるという。

画像11: さらに進化したメカニズム&装備類

さらに、ガソリン給油時にタンクキャップを固定できるスペースを燃料タンクリッドに追加するなど、細かな部分にも目を配って使いやすさが追求された。

カラーバリエーションと気になる価格は?

画像: キャンディラスターレッド

キャンディラスターレッド

画像: ポセイドンブラックメタリック

ポセイドンブラックメタリック

画像: パールジャスミンホワイト

パールジャスミンホワイト

画像: マットディムグレーメタリック

マットディムグレーメタリック

ボディカラーは、キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、パールジャスミンホワイト、マットディムグレーメタリックという4色はPCX160と共通。

画像: マットコスモシルバーメタリック

マットコスモシルバーメタリック

さらにPCX専用カラーとして、マットコスモシルバーメタリックが用意され、全5色の設定となっている。

この新型PCX、気になる価格は35万7500円。発売開始は年明けの1月28日が予定されている。

新型PCXの主要諸元

【全長×全幅×全高】1935×740×1105㎜
【ホイールベース】1315㎜
【シート高】764㎜
【車両重量】132㎏
【エンジン形式】水冷4ストOHC4バルブ単気筒
【総排気量】124㏄
【ボア×ストローク】53.5×55.5㎜
【圧縮比】11.5:1
【最高出力】12.5PS/8750rpm
【最大トルク】1.2kgm/6500rpm
【燃料供給方式】FI
【燃料タンク容量】8.1L
【ステアリングヘッド角/トレール量】NA/NA
【変速機形式】CVT無段階変速
【ブレーキ形式 前・後】φ220㎜ディスク・φ220㎜ディスク
【タイヤサイズ 前・後】110/70-14・130/70-13

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