新型PCXの活用範囲を広げる軽二輪バージョン
![画像1: 新型PCXの活用範囲を広げる軽二輪バージョン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/6c54d796e6733021b1ac2f2ef693f688d6851c75_xlarge.jpg)
12月8日にフルモデルチェンジした新型が発表された、ホンダのスクーター・PCXシリーズ。その中でスタンダードな125cc版PCXの排気量をアップした「PCX160」もデビューした。
![画像2: 新型PCXの活用範囲を広げる軽二輪バージョン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/cbb2736f99e4732c44f52c3c80fe1c967ddb28b5_xlarge.jpg)
PCX160は、従来モデルに設定されていたPCX150に代わる新たな軽二輪バージョン。新型PCXの大きな変更点である、新開発のeSP+エンジンを搭載しているのは新型PCXと共通。
![画像3: 新型PCXの活用範囲を広げる軽二輪バージョン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/186252e23e809f93af9dda80e693cf8787b439d4.jpg)
4バルブヘッドの採用やクランクまわりの高剛性化などで高効率を追求したeSP+エンジンのメカニズムはそのままに、シリンダーのボアを53.5mmから60mmにまで広げ、排気量を124ccから156ccへ拡大。
![画像4: 新型PCXの活用範囲を広げる軽二輪バージョン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/70a3cc8bc4164d72c5f3b70601d43ebc0c5a4be1_xlarge.jpg)
さらに専用の内部構造を備えたマフラーを組み合わせて、最高出力は125cc版の12.5PSから15.8PSにまでパワーアップしている。これで余裕を増した動力性能と、新型フレームなどで軽快な乗り味と快適性を得た車体を組み合わせることで、コミュータ的な街乗り中心の用途から、高速道路を使った長距離ツーリングなどの幅広い使い方にまで対応できるオールラウンドさを得た。
![画像5: 新型PCXの活用範囲を広げる軽二輪バージョン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/2479bee21a96c66d9c08e4df361a1062d7372fd3_xlarge.jpg)
安心感を高めるABSやセレクタブルトルクコントロールをはじめ、Type-Cコネクタの充電用USBソケットを備えるフロントインナーボックス、大容量化されたシート下収納スペースといった使い勝手の良い装備類や、着座位置の自由度が高いシートなどによる快適性をもたらす造りは、125cc版の新型PCXと同様だ。
カラーバリエーションは4色を用意
![画像: キャンディラスターレッド](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/dc1f07697bbbdcf5f800bd0ddecca4381ec3993f_xlarge.jpg)
キャンディラスターレッド
![画像: ポセイドンブラックメタリック](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/03ba8deeb6273afe95b726f705f4adb264e2dee4_xlarge.jpg)
ポセイドンブラックメタリック
![画像: パールジャスミンホワイト](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/a161525d4621943e70258888de5d3cb65baa21f2_xlarge.jpg)
パールジャスミンホワイト
![画像: マットディムグレーメタリック](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/12/08/28331e47e623911b9d823b76c5e6b3d87a49377d_xlarge.jpg)
マットディムグレーメタリック
ボディカラーは4色。キャンディラスターレッド、ポセイドンブラックメタリック、パールジャスミンホワイト、マットディムグレーメタリックという、いずれもPCX160の洗練されたスタイルにマッチする色調だ。
PCX160の価格は40万7500円で、125cc版の新型PCXよりも約5万円プラスという設定。発売日は新型PCXやPCX e:HEVと同じ1月28日。
PCX160の主要諸元
【全長×全幅×全高】1935×740×1105㎜
【ホイールベース】1315㎜
【シート高】764㎜
【車両重量】132㎏
【エンジン形式】水冷4ストOHC4バルブ単気筒
【総排気量】156㏄
【ボア×ストローク】60.0×55.5㎜
【圧縮比】12.0:1
【最高出力】15.8PS/8500rpm
【最大トルク】1.5kgm/6500rpm
【燃料供給方式】FI
【燃料タンク容量】8.1L
【ステアリングヘッド角/トレール量】NA/NA
【変速機形式】CVT無段階変速
【ブレーキ形式 前・後】φ220㎜ディスク・φ220㎜ディスク
【タイヤサイズ 前・後】110/70-14・130/70-13