発売日は12月17日、価格は59万9500円に決定!
![画像1: 発売日は12月17日、価格は59万9500円に決定!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/45ed310249b2df30967cf10cdacccd35dde9882b_xlarge.jpg)
この姿をひと目見て「今度のCRFはスゴイ!」と感じた人も多いのではないでしょうか。新型CRF250Lのデザインは、レースシーンで大活躍するCRFシリーズのトップマシン、CRF450RWのイメージを再現したもの。熱い走りを予感させる「ホンモノ」のオーラが漂うフォルムです。
![画像2: 発売日は12月17日、価格は59万9500円に決定!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/c46ac52e9f91bb19d894cc8573657ea5d5617607_xlarge.jpg)
従来型と比べて、新型はより「オフロード車らしい」フォルムだと感じる人も多いことでしょう。それもそのはず。新型CRFは前後のサスペンションストロークをたっぷり確保、これまでと同等の足着き性を確保しながら、最低地上高を大幅にアップさせており、その走破性は格段に高められているのです。
![画像: Honda CRF250L (スタンダード) 税込価格:59万9500円 発売日:2020年12月17日](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/13/aa1840539ff1cd9fbed683504a1cdbe87c96ba23_xlarge.jpg)
Honda CRF250L (スタンダード)
税込価格:59万9500円
発売日:2020年12月17日
![画像: Honda CRF250L<s> 税込価格:59万9500円 発売日:2020年12月17日](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/13/55fb9b50c22faf27a85e8c245d4b479ee183f0e6_xlarge.jpg)
Honda CRF250L<s>
税込価格:59万9500円
発売日:2020年12月17日
サスストロークと地上高を増やして走破性を大きく向上!
![画像1: 写真は<S>](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/f2e5778554e00c727ff80b2487c62d006b88d317_xlarge.jpg)
写真は<S>
従来型ではスタンダードと足つき性を向上した「タイプLD」を用意していたCRFですが、新型はシート高の低い方(830mm)をスタンダードとし、さらにサスペンションストロークをアップさせ、シート高を880mmとした本格オフローダー仕様の<S>を加えるというラインアップとしています。ちなみに価格はどちらも同じ59万9500円です。エンジン搭載位置を上げ、最低地上高は30mmもアップしています。
![画像2: 写真は<S>](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/c45dfeccc5b1ebf8fa22ea0f11af7ca56644c4f2_xlarge.jpg)
写真は<S>
事実上のローダウン仕様であるスタンダードも、従来型のLDに対して、シート高は同じ830mmとしながら、フロントで35mm、リアは50mmもサスストロークを延長。最低地上高も35mmアップの245mmとしていて、オフロードでの高い走破性をきちんと確保しているのも大きな魅力です。また、全車に標準のABSは前後2チャンネル式で、オフロード走行を想定して、リアはOFFにできる仕様となっています。
ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン
![画像1: ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/e60de55499c654c13fe50df407d49255a96354a1_xlarge.jpg)
![画像: 緑の部分が従来型。新型はスイングアームのたわみを積極利用して、しなやかさを向上させています。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/a3f920f8af70035a4427f94185a700e5a1f9d098_xlarge.jpg)
緑の部分が従来型。新型はスイングアームのたわみを積極利用して、しなやかさを向上させています。
足回りだけでなく、新型CRF250Lはメカニズムのすべてが大きく変わりました!フレームは横剛性を25%も減らし、しなやかさを追求した仕様とし、サブフレームは溶接に変更。フレーム単体で2150gもの軽量化を果たしています。ほかにもボトムブリッジやスイングアームなど、様々なパーツを軽量化。車重はABS装着車でトータル4kg、ABS無しで比較すると、従来型よりなんと6kgもの軽量化となっているのです!
![画像2: ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/178211f2b4b60fcb23cbcd1106e56322af069995_xlarge.jpg)
![画像3: ABS車で4kgも軽量化!フレームは完全新設計、エンジンもリファイン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/235c8969ddc2e6f6e8c8e7342b768eeadefda32b_xlarge.jpg)
エンジンは従来型がベースではありますが、吸排気系を見直して主に高回転域でのパワー、低回転域でのトルクを増強、理想的なパワー特性を手に入れています。マフラーはサイレンサー内部のパイプ径を拡大して歯切れのいいサウンドを実現。今回からアシストスリッパークラッチも投入されました。
待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!
![画像1: 待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/501a11a27ee7f4eef75283ae579c3ce96492455b_xlarge.jpg)
新型CRF250Lは装備面も大きく進化しました!兄貴分のCRF450Lを思わせるフロントマスクには、待望だったLEDヘッドライトを採用。ライトの前後長を45mm短縮、ユニット重量も110g軽いものとして、軽快なフットワークを妨げることのないよう配慮されています。ウインカーもスリムなLEDです。
![画像: メーター脇に見えるボタンはリアABSのキャンセルスイッチ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/18601c1fb045cd644f303a6e8f7c266ec54e786a_xlarge.jpg)
メーター脇に見えるボタンはリアABSのキャンセルスイッチ。
また、メーターは今回ギアポジションインジケーターを追加!コレを待っていた人も多いのではないでしょうか。このほかにも燃費計やREVインジケーター、ストップウォッチ機能も加え、速度表示はオフロード走行時でも見やすいよう、文字を拡大するなど配慮されています。
![画像2: 待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/d674c43dd3525aee1340ec74078ad0d0a5943fba_xlarge.jpg)
シート形状は、ライダーが前後に荷重移動しやすいよう、フラットな形状としながらも、着座位置の幅やサイドカバーの形状をミリ単位で調整し、足つき性を妨げることなく、十分な地上高とサスストローク、ひいてはオフでの高い走破性を実現したもの。スタンダードの驚異的な足つき性のよさは、開発陣の情熱と努力の結晶でもあるのです。
![画像3: 待望のLEDヘッドライト、多機能メーターと装備も充実!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/11/12/d7ea13e846b88d60b09d09ffdbdaf0c4080c8860_xlarge.jpg)
いまや250ccクラスでは、新車で買える唯一の本格トレールとなってしまったCRF250Lですが、新型はファンの期待に十分応える、充実進化を果たしました。12月からの発売が待ち遠しいですね!詳細は月刊オートバイ1月号でもたっぷりお届けしますので、そちらもお楽しみに!
写真:柴田直行/まとめ:松本正雅
ホンダ新型「CRF250L」の主なスペックと価格
※ 《 》内は<s>タイプ
全長×全幅×全高 | 2210×820×1160《2230×820×1200》mm |
ホイールベース | 1440《1455》mm |
最低地上高 | 245《285》mm |
シート高 | 830《880》mm |
車両重量 | 140kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 18kW(24PS)/9000rpm |
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 7.8L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27゜30' |
トレール量 | 109mm |
タイヤサイズ(前・後) | 80/100-21M/C 51P・120/80-18M/C 62P |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 59万9500円(消費税10%込) |