純正採用カラーともまた異なる趣を作り出す

スズキのイギリス現地法人、UKスズキが旧車の純正パーツを供給するために展開中の「ビンテージ・プログラム」。そのプロモーション用としてGSX1100SカタナやRG500Γ、XR69(GS1000R)レプリカの各レーサーが新しく仕立られ、クラシックレースに参戦しているのは以前、当欄でもお伝えした。

そのビンテージ・プログラムが前出の各車に施したカラーリングを、あえて最新型GSX-R1000Rに往年のレプリカカラーとして施したのが、この車両だ。名付けて“チーム・クラシック・スズキ・レプリカ”。初代=’85年型GSX-R750(F)を思わせる白ベース×紺×青ラインに、アクセントの赤。一方で車体各部にはスライダーやレバーガードなど、当地での現行純正アクセサリーも装着する。

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スズキ自体もGSX-R1000にはL3Z(GSX-Rシリーズ100万台記念仕様/1985台限定)やL6レジェンドカラー(GSX-R・30周年記念カラー=青白、赤黒)など、初期型リスペクトカラーを純正展開してきた。また’20年4月に発表されたスズキ100周年記念カラーは1960年代にスズキが世界GPを初制覇した50ccGPマシンのリスペクト。

これらに対して、このクラシック・スズキはWGPマシンのRGΓやAMAスーパーバイク用GS1000Sでお馴染みのレーシングカラー。GSX-Rのたどってきた歴史も反映した好印象のカラーで、純正カラーに加わったことを想像しても、人気が出そうだと思える。

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スズキSマークの入ったレバーガードは当地の純正アクセサリー。カラーはオールドリスペクト、装備は最新純正のミックスの趣だ。

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シンプルなフォントで構成されるチーム・クラシック・スズキのロゴも、往時のチーム・スズキのアレンジ的な作り。配色も同様。

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赤アルマイトのチェーンプラーブロックやアルミベース+樹脂のスライダーはギルズツーリング製と、必要なパーツ群も装備する。

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下列のモチュールはオイルやケミカルでチームのテクニカルサポートを行う。上列のエクスターはスズキ純正オイルブランドで、MotoGPスズキチーム同様にブランドプロモーションとしてチームをサポート。それゆえオイルブランドがふたつ並ぶ。スクリーンも純正オプション品を装着。

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水色に近い明るめの青×白に黒ピンストライプをベースとして、太めに紺と青のラインを入れるのが当時のスズキファクトリーカラーなのだ。

取材協力:UK SUZUKI

記事協力:ヘリテイジ&レジェンズ

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画像: handl-mag.com
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