サーキット仕様にカスタムされた、カワサキNinja ZX-25R

Kawasaki Ninja ZX-25R レースイメージカスタム車
このマシンは、カワサキがNinja ZX-25Rのワンメイクレースの開催を予定しているのに合わせて制作された、レースイメージのカスタム車。一見して分かる通り、このマシンはA-TECHのカーボンカウル「ブラックダイヤモンド」が装着され、マフラーはBEET製のチタンフルエキゾーストが採用されており、このままレースに参戦できそうな高い完成度を誇る。
公道はもちろんのこと、サーキットでも高いパフォーマンスを発揮するZX-25Rだけに、このレースイメージカスタム車は、ZX-25Rのポテンシャルを存分に発揮させるための提案として制作されている。
クラス最高峰の性能を誇るスーパースポーツなので、ZX-25R用として今後たくさんのパフォーマンスパーツがさまざまなアフターパーツメーカーから登場すると思われるが、このカスタムは、そんなZX-25Rのカスタムムーブメントを牽引する一台なのである。

レーシングフルカウルはA-TECHの綾織りドライカーボン「ブラックダイヤモンド」。シルエットはノーマルとなっている。
カーボンの美しい織目が、ZX-25Rのボディラインを際立たせる。ヘッドライト装着不可なので、このカウル自体は公道走行不可。

チタンのフルエキゾーストは、鈴鹿8耐のワークスチームにも採用されている、BEETのナサートRエボリューション。

SFF-BPフォークはノーマルベースだが、インナーチューブにTiコーティングを施す。カーボンインナーカバーもレーシーだ。

調整可能なブレーキレバーはスナイパーブランドのもの。カーボン製のブレーキレバーガードがレーシングイメージを高める。

ブラックアルマイト仕上げのステップもスナイパーブランド。体格や好みに応じて、ステップ位置の変更が容易に行えるタイプだ。

リアサスはZX-10R用の純正ショックを移植。リンクプレート下には車高調整用のロッドが備わっている。

カーボンテールカウルはノーマルシルエット。当然ながらシングルシート仕様だ。前後のタイヤはダンロップのα13SPを履いている。
文:オートバイ編集部/写真:鶴身健
 
				
				
















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