ホンダ CRF250ラリー 2017年2月

●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●250cc●24.75PS/8500rpm●2.3kg-m/6750rpm●157kg●3.00-21・120/80-18
CRF250Rのアドベンチャーバージョンというべき、CRF250ラリーの市販モデルが公開された。非対称デザインのヘッドライト、大型のスクリーンが目立つフロントマスクをはじめ、そのスタイルはホンダのダカールラリー用マシンのノウハウを取り入れたもの。サスペンションやエンジン、装備類も見直されて長距離走行も快適に。
カワサキ ニンジャ ZX-10RR 2017年

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●200PS/13000rpm●11.57kg-m/NA●NA●120/70ZR17・190/55ZR17●輸出車
2016年のモデルチェンジで大幅に戦闘力を向上させたZX-10R、2017年モデルではサーキットでの速さをさらに追求するモデルのZX-10RRが追加された。エンジンやサスがレース用に徹底的に見直され、マルケジーニ製鍛造ホイールも装着。ノーマル状態でも国内選手権レベルのレースで勝利できるだけのポテンシャルを備えているという。
ヤマハ YZF-R6 2017年

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●599cc●NA●NA●190kg●120/70ZR17・180/55ZR17●輸出車
世界中のレースで活躍してきたYZF-R6が9年ぶりにフルモデルチェンジ。従来モデル同様にサーキットでの速さを追い求めて開発、フレームやエンジンの基本設計は受け継ぎつつリファインされ、さらにトラクションコントロールやR1と同タイプのフロントフォーク、徹底的な軽量化、空力特性重視のフルカウルなどで大幅に性能を向上。
ホンダ CB1100 RS 2017年1月

●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1140cc●89.76PS/7500rpm●9.28kg-m/5500rpm●252kg●120/70ZR17・180/55ZR17
新型CB1100EXの兄弟モデルとして新たに登場したCB1100RS。基本的なメカニズムはEXと共通だが、ホイールはより現代的な17インチのキャストに変更されたのをはじめ、サスペンションやブレーキの強化、アルミ製スイングアーム採用などでスポーティな走りに対応。スタイリングも軽快なカフェレーサー風にまとめられている。
カワサキ Z650 ABS 2017年

●水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒●649cc●68PS/8000rpm●6.7kg-m/6500rpm●187kg●120/70ZR17・160/60ZR17●輸出車
ER-6nが型のフルモデルチェンジで車名を変更。バランスの良いエンジンに新型スチール製トレリスフレームというニンジャと共通のメカニズムを採用している。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

↓【連載】「日本バイク100年史」バックナンバーをまとめて見る
