カワサキのユニットをビモータが磨き上げる
カワサキとのコラボレーションで誕生した「テージH2」。
カワサキ側がエンジンなどのコンポーネンツを提供して、ビモータ側が開発した車体にそれを搭載する、という生産スタイルをとることもあり、スタイリングはオリジナリティあふれるものとなっている。
![画像: カワサキのユニットをビモータが磨き上げる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/55ab143a325d387577eaa85c08df19399a197fa9_xlarge.jpg)
テージH2の場合、フロントのセンターハブステア機構が見る者に大きなインパクトを与えているが、ボディデザインもそれに負けない斬新なものとなっている。
ヘッドライトやミラーはH2のパーツを使っているが、鋭い形に開いたエアインテークダクトや、ヘッドライトユニットの独特なマウント方式、何より大きく張り出したカーボンウイングの採用で、フロントマスクにH2の面影はない。
カワサキのパーツを巧みに使用しながらも「走る宝石」と呼ばれたビモータの個性は保たれているのだ。
スタイリングをチェック!
フロントのセンターハブステア機構が独特の存在感を醸し出すテージだが、ボディデザインや各部パーツにも独特の世界観が息づいている。しかも、よく見ると、H2のコンポーネントも巧みに活用されているのだ!
![画像: 独創的なメカニズムむき出しとも言えるフォルム。レッドとホワイトのボディカラーはビモータ伝統のグラフィックだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/1ae170add3b084aae0fb629b6bd1fc9b7daf3b52_xlarge.jpg)
独創的なメカニズムむき出しとも言えるフォルム。レッドとホワイトのボディカラーはビモータ伝統のグラフィックだ。
![画像: H2パーツを多用するが、フロントの印象は大きく異なる。ウインカーをビルトインしたミラーはウイング断面で、これもH2譲り。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/df9936c8b91cb52c86d3bb15279968d01c63c370_xlarge.jpg)
H2パーツを多用するが、フロントの印象は大きく異なる。ウインカーをビルトインしたミラーはウイング断面で、これもH2譲り。
![画像: 全体的に大柄なボディだが、ライダーの着座部分はしっかり絞り込まれている。H2譲りのサイレンサーが個性を主張する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/698e160f40785069b8722d8bb33e34a7f4274e34_xlarge.jpg)
全体的に大柄なボディだが、ライダーの着座部分はしっかり絞り込まれている。H2譲りのサイレンサーが個性を主張する。
![画像: ナンバーステーとウインカーはヨーロッパで主流のスイングアームマウント方式に。高めのテールを持つ車種にはポピュラーな手法。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/3369907423a11a3d528dcd133c989142bf448ee6_xlarge.jpg)
ナンバーステーとウインカーはヨーロッパで主流のスイングアームマウント方式に。高めのテールを持つ車種にはポピュラーな手法。
![画像: エッジの効いたボディパーツを多用してはいるが、タンクやシートの造形をこのアングルから見ると、どことなくH2の面影も。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/67835b35920c6d0a223f3ac256b2f9f6a7e426c2_xlarge.jpg)
エッジの効いたボディパーツを多用してはいるが、タンクやシートの造形をこのアングルから見ると、どことなくH2の面影も。
![画像: LEDプロジェクターヘッドライト、その下で牙を剥く様に並ぶポジションランプはH2からの流用。大きなカーボンウイングが印象的だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/ddeb8662167f51d3c93c21baf709ebd68618364b_xlarge.jpg)
LEDプロジェクターヘッドライト、その下で牙を剥く様に並ぶポジションランプはH2からの流用。大きなカーボンウイングが印象的だ。
![画像: 高く上がったテールカウルは後部をとがらせたコンパクトなデザイン。LEDのテールランプは、ヘッドライト同様H2のパーツを使用する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/23799a452dd468f03f7e20c7a88c0d89fd91a995_xlarge.jpg)
高く上がったテールカウルは後部をとがらせたコンパクトなデザイン。LEDのテールランプは、ヘッドライト同様H2のパーツを使用する。
![画像: メーターやオーリンズのステアリングダンパー、左右スイッチボックスはH2のパーツを流用している。ハンドルバーやカウル類は全てカーボン製となっている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/c8fa81aa73d73387af32cf5fab160a828ae01d51_xlarge.jpg)
メーターやオーリンズのステアリングダンパー、左右スイッチボックスはH2のパーツを流用している。ハンドルバーやカウル類は全てカーボン製となっている。
![画像: スーパーチャージャーのインテークチャンバーなどがエンジン上にマウントされるので、タンクの背は高めに見える。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/c4ed55b52c72046123b208afe826b2b28b64c092_xlarge.jpg)
スーパーチャージャーのインテークチャンバーなどがエンジン上にマウントされるので、タンクの背は高めに見える。
![画像: タンデムステップは装備しておらず、このテージH2はモノポスト(1人乗り)。シートクッションはやや薄めの印象だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/12/25/882aeceb637a082b32c548a051efdddea8bf2f97_xlarge.jpg)
タンデムステップは装備しておらず、このテージH2はモノポスト(1人乗り)。シートクッションはやや薄めの印象だ。