1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ヤマハYZF-R1 1998 年
リッタークラスのスーパースポーツでも、峠で操る楽しみを存分に得られるというコンセプトのもと、クランク、クラッチ、ミッションを立体的に組んだ3軸構造の水冷DOHC5バルブフォアを専用設計。これによってエンジン外寸をコンパクト化し、アルミ製のデルタボックスIIに載せた新世代モデル。
カワサキDトラッカー1998 年2 月
KLX250をベースに、前後に17インチロードタイヤを履かせた、国産初のスーパーモタードモデル。KLX譲りのパワフルなエンジンと強固なフレームは、オフロードベースのスリムな車体と相まって、市街地でも圧倒的な機動力を見せる。日本にモタードを根付かせる切っ掛けとなった。
カワサキ ZRX1100 1997年12月
カラーリングはパープルが廃止され、代わって黒とライムグリーンが登場。チェーンもゴールドに。
カワサキ ZRX1100II 1997年12月
ゴールドチェーンを標準装備。カラーリングは新色のブラックのみのラインアップ。
スズキ TL1000R 1998 年
スーパーバイクレース参戦用のベースモデルとして開発されたVツイン・スーパースポーツ。フレーム、足まわりはレースを戦うための戦闘力を重視した専用設計。TL1000Sから発展したエンジンは、ピストン、クランクなどを一新するなど大幅な改良を受け、10PSのパワーアップが図られた。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)