1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

ホンダジャイロX 1982 年10 月

画像: ●空冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●5.0PS/6500rpm●0.56kg-m/5000rpm●81kg●3.75-8・5.4-6●17万9000円

●空冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●5.0PS/6500rpm●0.56kg-m/5000rpm●81kg●3.75-8・5.4-6●17万9000円

前年のストリームに続く、ホンダの3輪スクーターの第2弾で、3輪の安定性とスクーターの機動力を兼ね備えた実用車として開発された。雪道や不整地での走破性を高めるノンスリップデフをはじめ、防風効果の高いウインドシールド、荷物を積みやすいフロントデッキとキャリアなどを備える。

ホンダ リード125 1982 年10月

画像: ●空冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●124cc●10PS/6500rpm●1.3kg-m/5000rpm●84kg●3.50-10・3.50-10●23万8000円

●空冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●124cc●10PS/6500rpm●1.3kg-m/5000rpm●84kg●3.50-10・3.50-10●23万8000円

リードシリーズの最上位機種として登場。新設計の5ポート式シリンダーを採用して最高出力10PSをマークする125ccの空冷2ストエンジンに、トルクセンサー付きVマチックを組み合わせて軽快な走りを可能とした。前後サスは油圧ダンパー、ホイールはキャスト、タコメーターまで備えるなど、装備もスポーティだった。

ホンダ MVX250F 1983 年1月

画像: ●水冷2スト・ピストンリードバルブV型3気筒●249cc●40PS/9000rpm●3.2kg-m/8500rpm●138kg●100/90-16・110/80-18●42万8000円

●水冷2スト・ピストンリードバルブV型3気筒●249cc●40PS/9000rpm●3.2kg-m/8500rpm●138kg●100/90-16・110/80-18●42万8000円

GPレーサーNS500のテクノロジーを満載したスプリンター。前バンク2気筒、後ろバンク1気筒のレイアウトとなる90度V3は3連装のフラットバルブキャブレターと中央シリンダーを後方排気とする3本マフラーを装着。足まわりはセミエアのフロントフォークにプロリンクの組み合わせとなっている。

ホンダ CB1100F 1983 年

画像: ●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1062cc●104PS/8500rpm●9.0kg-m/7500rpm●243kg●100/90-18・130/90-17●輸出車

●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1062cc●104PS/8500rpm●9.0kg-m/7500rpm●243kg●100/90-18・130/90-17●輸出車

CB900FをベースにCB1100Rの1062ccエンジンを搭載し、同時にフレームや足まわりも強化。大型オイルクーラーやダブルTRAC付き2ポットキャリパーブレーキ、フロントフォークのスタビなどで武装され、CB-F系のトップを意味する「スーパーボルドール」というペットネームが与えられた。

ヤマハ XJ900 1983 年

画像: ●空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒●853cc●97PS/9000rpm●8.2kg-m/7500rpm●218kg●100/90-18・120/90-18●輸出車

●空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒●853cc●97PS/9000rpm●8.2kg-m/7500rpm●218kg●100/90-18・120/90-18●輸出車

XJ750EIIの兄弟モデルで、YICS採用のエンジンはリッター113PS以上のハイチューン。シルバーのエンジンとマフラー形状が外観の特徴。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: ヤマハ XJ900 1983 年

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画像: www.autoby.jp
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