10月24日(木)に開幕する東京モーターショー2019。今年はどんな驚きがあるのか、楽しみですね! webオートバイでは開幕直前特別企画として、過去のショーで注目を浴びたコンセプトモデルをご紹介していきます!
ヤマハ MORPHO(1989年)
ライダーひとりひとりにフィットするアジャスト機能を搭載
![画像: ライダーひとりひとりにフィットするアジャスト機能を搭載](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/10/17/adb2526956b91b3986db739f580604a7a4543547_xlarge.jpg)
ヤマハが1989年の東京モーターショーに出展した初のショーモデルが「モルフォ」。
千差万別のはずのライダーの体格に合わせる、というバイク永遠の課題に挑戦したモデルで、ハンドル位置やタレ角と絞りが可変し、シート高とステップ位置もアジャスト可能なものとなっていた。
法規との兼ね合いで、ライディングポジション全体の可変技術は実現していないが、モルフォの全体的プロポーションは、1993年発表のGTS1000に受け継がれたとも言われている。
![画像: フレーム位置にピボット機構を持つハンドルポジション可変システム。ハンドル高さだけではなく、ハンドルタレ角と絞りも可変。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/10/17/499896871f9108412df82c0588847deb37b34df7_xlarge.jpg)
フレーム位置にピボット機構を持つハンドルポジション可変システム。ハンドル高さだけではなく、ハンドルタレ角と絞りも可変。
![画像: シート高が上下可変なだけでなく、前後方向にも動くことで、バイクの重心位置も適正に保てる。ただの思い付きではない技術案だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/10/17/9d49b3c4d4c7d774ffe351a5438fd37495697921_xlarge.jpg)
シート高が上下可変なだけでなく、前後方向にも動くことで、バイクの重心位置も適正に保てる。ただの思い付きではない技術案だ。
文:中村浩史