BMWが誇る最強のスーパースポーツ、新型S1000RRがいよいよ日本上陸! シフトカム機構を採用し、200馬力オーバーを誇る新エンジンに、新形状のフレームを組み合わせた新型の走りはどんなものか? 上陸したての1台をじっくり試乗しました!

まずはサーキット試乗で「猛烈な速さ」を体感!

画像: ●最高出力:207HP/13500rpm ●最大トルク:11.5kg-m/11000rpm ■税込価格:231万3,000 円〜

●最高出力:207HP/13500rpm
●最大トルク:11.5kg-m/11000rpm
■税込価格:231万3,000 円〜

新型S1000RRは、外観だけでなく、フレーム、エンジン、足回り、電子制御系にいたるまで、全てを一新している。

エンジンはシフトカム機構を搭載しながらコンパクトで軽くなった。

パワーはなんと207馬力! でも、神経質ではなく、5500回転から1万4500回転までの幅広いゾーンで100Nm以上ものトルクを生み出し、まるで大型ツアラーのような扱いやすさだという。

このエンジンもスゴいが、フレームも大胆に変わった。

メインビームはスリムで、そのレイアウトまで変更。見るからに特定の場所でしなりを生む構成だ。

画像1: まずはサーキット試乗で「猛烈な速さ」を体感!

オプションで用意されているセミアクティブサス・DDCなどは、まるで最新の家電製品のように、世代が変わるごとにその制御が進化している。

もともと異次元のパワーとスポーツ性能を誇るこのクラスにあって、S1000RRは非常に扱いやすいモデルだ。さて、新型になって走りはどう変わったのだろうか?

画像2: まずはサーキット試乗で「猛烈な速さ」を体感!

今回はまず、富士スピードウェイでスタンダードモデルを数周走らせることができた。

新型は、ひと言で言えば「猛烈に速い」。

最終コーナーを余裕を残して立ち上がっても、ピットエンド付近でメーターは310km/h手前あたりを表示する。

画像3: まずはサーキット試乗で「猛烈な速さ」を体感!

メーターはあくまで目安だが、とにかく300㎞/hを越えるまでの素早さ、加速が旧型より圧倒的に速い。

BMWは最高速を305㎞/hと公表しているが、これはきっと控えめな数字。

実際はもっと速いはずだ。

RIDING POSITION
身長:176㎝・体重:68㎏

画像1: RIDING POSITION 身長:176㎝・体重:68㎏

SSらしい戦闘的な強前傾姿勢。

画像2: RIDING POSITION 身長:176㎝・体重:68㎏

ただ、下半身でのホールドが自然に決まるので高速巡航で上体を支えやすい。

ヒザまわりがこれまでよりスリムになった感覚があり、このクラスのSSにしては足着き性もいい。

BMW S1000RRの主なスペック
全長×全幅×全高 2070×740×1160㎜
ホイールベース 1440㎜
シート高 824㎜
車両重量 200(196.5)㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量 999㏄
ボア×ストローク 80.0×49.7㎜
圧縮比 13.3
最高出力 207HP/13500rpm
最大トルク 11.5㎏-m/11000rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 16.5L
キャスター角/トレール量 66.9度/93.9㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前 φ320㎜ダブルディスク 後 φ220㎜ディスク
タイヤサイズ 前 120/70ZR17 後 190(200)/55ZR17

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