「毎日乗れるスーパーバイク」というコンセプトで、若者からベテランまで、幅広い層のライダーに支持されたYZF-R25がモデルチェンジを果たした。新型はMotoGPレーサー「YZR-M1」を思わせるようなスタイリッシュなフォルムに進化、スポーツ性能を高めての登場となった。早速、その実力を試乗チェックしてみよう。

YAMAHA YZF-R25/YZF-R25 ABS 主なスペックと価格

全長×全幅×全高:2090×730×1140mm
ホイールベース:1380mm
シート高/最低地上高:780mm/160mm
車両重量:167/170(ABS)kg
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量:249cc
ボア×ストローク/圧縮比:60×44.1mm/11.6
最高出力:35PS/12000rpm
最大トルク:2.3kg-m/10000rpm
燃料供給方式:FI
燃料タンク容量:14L
キャスター角/トレール:25度/95mm
変速機形式:6速リターン
ブレーキ形式 前・後:φ298mmディスク・φ220mmディスク
タイヤサイズ 前・後:110/70-17・140/70-17
メーカー希望小売価格:税込59万9400円/税込64万2600円(ABS)

細部&足つき性をチェック!

画像: M字型のセンターダクトを採用して、まるでMotoGPマシンのようなイメージを実現。兄貴分のR6やR1にも通じるスタイリングだ。

M字型のセンターダクトを採用して、まるでMotoGPマシンのようなイメージを実現。兄貴分のR6やR1にも通じるスタイリングだ。

画像: スポーツ面を強化しても、日常の使い勝手を犠牲にしないのがR25の魅力。センターカウル中央にはウィングレットが見える。

スポーツ面を強化しても、日常の使い勝手を犠牲にしないのがR25の魅力。センターカウル中央にはウィングレットが見える。

画像: メーターは液晶フルデジタル。オド&ツイントリップ、瞬間&平均燃費やギアポジションが表示される液晶パネルを採用している。

メーターは液晶フルデジタル。オド&ツイントリップ、瞬間&平均燃費やギアポジションが表示される液晶パネルを採用している。

画像: エンジン始動スイッチとキルスイッチを兼用する、MT-07などと同タイプの新型スイッチボックスを採用する。

エンジン始動スイッチとキルスイッチを兼用する、MT-07などと同タイプの新型スイッチボックスを採用する。

画像: ハンドルは従来モデルより22mm低くセット。トップブリッジには、まるでYZR-M1のような剛性バランス調整用のスリットも入る。

ハンドルは従来モデルより22mm低くセット。トップブリッジには、まるでYZR-M1のような剛性バランス調整用のスリットも入る。

画像: テールランプは視認性にも優れる、大型のLEDランプを採用。ウインカーはクリアレンズを備えた電球タイプだ。

テールランプは視認性にも優れる、大型のLEDランプを採用。ウインカーはクリアレンズを備えた電球タイプだ。

画像: 従来型の形状に似たシートは、座面が広く、滑りにくい表皮を採用したセパレートタイプ。シート高は780mmだ。

従来型の形状に似たシートは、座面が広く、滑りにくい表皮を採用したセパレートタイプ。シート高は780mmだ。

画像: 小ぶりではあるが、タンデムシート下には小物やETC車載器などを収納可能なスペースを確保。こうした実用性の高さも魅力のひとつ。

小ぶりではあるが、タンデムシート下には小物やETC車載器などを収納可能なスペースを確保。こうした実用性の高さも魅力のひとつ。

画像: ヘルメットホルダーは持たないが、タンデムシート裏のフックを利用すればヘルメットをこのように固定しておくことが可能。

ヘルメットホルダーは持たないが、タンデムシート裏のフックを利用すればヘルメットをこのように固定しておくことが可能。

画像: ブレーキはφ298mmディスク、ホイールは軽量な星形10本スポーク。ABS装着モデルもラインアップされている。

ブレーキはφ298mmディスク、ホイールは軽量な星形10本スポーク。ABS装着モデルもラインアップされている。

画像: マフラー形状は前モデルのものと同様の形状。リアブレーキは220mm径、タイヤはIRCのRX-01を標準装着している。

マフラー形状は前モデルのものと同様の形状。リアブレーキは220mm径、タイヤはIRCのRX-01を標準装着している。

画像: スイングアームは非常に長いものを採用して路面追従性の高さを確保。ストリートからワインディングまでしなやかに対応する。

スイングアームは非常に長いものを採用して路面追従性の高さを確保。ストリートからワインディングまでしなやかに対応する。

画像: (身長:176cm/体重:62kg)ハンドルは前モデルより22mm低いが、前傾がキツイというほどではなく、長時間乗っていても疲れない。上体を伏せたコーナリング姿勢では肘の収まりが良く、手首の負担も減った。足着き性はサスの沈み込み量が減ったので前モデルより僅かに低下したが、160cm程度のライダーでも不安を覚えることはない。

(身長:176cm/体重:62kg)ハンドルは前モデルより22mm低いが、前傾がキツイというほどではなく、長時間乗っていても疲れない。上体を伏せたコーナリング姿勢では肘の収まりが良く、手首の負担も減った。足着き性はサスの沈み込み量が減ったので前モデルより僅かに低下したが、160cm程度のライダーでも不安を覚えることはない。

ヤマハ 公式サイト

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