4月14日にアメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた二輪車レースの最高峰「MotoGP」の第3戦において、MotoGPクラスに「GSX-RR」で参戦するチームスズキエクスターのアレックス・リンス選手が優勝した。スズキのMotoGPでの優勝は、2016年9月の第12戦イギリスGP以来2年7か月ぶりとなった。
アレックス・リンス選手MotoGPクラスで初優勝
決勝日は、前日朝の雨も上がり、路面が乾いた状態でレースが行なわれた。
予選を7位で通過し3列目からスタートしたリンス選手は、スタートから2番手集団の後ろにつき周回を重ねた。
リタイアするライダーが出る中、終盤には2番手に浮上しトップを追い続けた。
その後、残り4周でトップを奪い、そのまま逃げ切ってトップでチェッカーを受けた。
リンス選手にとっては、MotoGPクラスでの初優勝となり、個人の年間ポイントランキングも3位に浮上した。難しいレースコンディションの中、一丸となってマシンセッティングに取り組んだチームスズキ エクスターは、チーム力と「GSX-RR」の性能の高さを発揮して、今シーズン初優勝を獲得した。
レース結果
1位 アレックス・リンス(スズキ)
2位 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
3位 ジャック・ミラー(ドゥカティ)
シーズン累計ポイント(第3戦終了時点)
1位 アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ) 54
2位 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ) 51
3位 アレックス・リンス(スズキ) 49