まさに今年の一等賞! 排気量関係ナシの人気勝負! 勝ったのはこれだ!!
月刊オートバイで1978年からスタートした人気投票企画『JAPAN BIKE OF THE YEAR(ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー)』。毎年、皆さんからの投票で今年の1番のオートバイを決定しているこの企画も今年でなんと40回目! ここでは、2018年の結果をカテゴリー別に紹介。まずは、全ての現行モデルの中から選ばれる、排気量関係ナシ! 総合クラスのTOP3を発表する。2018年の人気モデル上位3台はこれだ!
総合クラス 第3位 18274points
HONDA MONKEY125/ABS(初登場)
排気量も車体もスケールアップしたモンキー125。発表時は賛否両論、というよりも、モンキー(50cc)がなくなったことへの悲しさか、否定する意見も多かったが、発売後は、その魅力を発揮し、幅広い層の人に支持されるモデルに。一躍、2018年を代表するモデルのひとつとなった。デザイン的にはホビーバイクとしての可愛さを持ちつつも、乗ってみると走行性能の高さに驚く。また、125ccになったことで長距離走行も快適で、フカフカのシートは疲れを忘れ、下道ツーリングを存分に楽しめるモデル。セカンドとしても、メインとしても楽しめる次の相棒候補として票を獲得した。
総合クラス 第2位 26845points
KAWASAKI Z900RS(初登場)
Z1を代表とする70年代の丸タンク空冷Z系とは明らかに違うことが分かる一方、しっかりと血統であることをユーザーに伝えるカワサキの巧みなスタイリングで販売台数的にも勝利を掴んでいるZ900RS。スポーツネイキッドのZ900をベースにしており、その走りは軽快。上級者はもちろん、大型初心者やリターンライダーでも、心配せずに楽しめる懐の深さを持っている。当然ながら、カラーは所謂「火の玉」に人気が集中している関係で品薄状態は否めないので、早く求めているのであれば、ブラックの選択もありだ。話題的にも、車体のキャラクター、走行性能など、あらゆる面で評価の高い今年の1台として票を獲得した。
総合クラス 第1位 36247points HONDA CB1000R(初登場)
今年のヒット作であるカワサキのZ900RSをおさえて堂々1位に輝いたのは、今年デビューした「新しいCB」であるHONDA CB1000R。先代モデルのCB1000R(イタリアホンダ)は国内販売されなかったが、モデルチェンジで新たに日本モデルの仲間入り。先代同様、エンジンはSC57型CBR1000RRがベースで出力やトルクを向上させ、スロットル・バイ・ワイヤを装備。4つのライディングモードのおかげで幅広いレベルのライダーに楽しめる1台となっている。さらに、グリップヒーターやETCなどは標準装備なので実用面も充実。総合的に見て魅力的に仕上がった1台である上に、「新しいCB」という要素が獲得票数を伸ばした要因だろう。