余分なものはそぎ落とした、まさにピュア・ロードスター!

画像: 余分なものはそぎ落とした、まさにピュア・ロードスター!

注目外車インプレ、続いてご紹介するのは、同じくBMWの新作、RnineTピュア。
こちらはその名の通り、余分なものをそぎ落とした、
ピュアなロードスターで、いわばRnineTシリーズのベーシックモデル。
先にご紹介したレーサーや、昨年登場したスクランブラーとも
共通するコンポーネンツを持ったモデルです。

しなやかな乗り味と歯切れのいいサウンドにシビレる!

画像1: しなやかな乗り味と歯切れのいいサウンドにシビレる!

それでは、こちらも本誌テスター・宮崎敬一郎(K16)の
試乗直後に聞いたファーストインプレのコメントをどうぞ。

「このピュアの乗り心地は良いね! 街乗りや普段使いがメインであれば、
シリーズ中このピュアがベストなのでは、と感じるね。
シートのポジションは、同シリーズのスクランブラーにも
似ているよう に見えるけど、実際はピュアの方がシートは低め。
あと、倒立フォークを装備するRnineTやスクランブラーのマフラーエンドが
2本出しなのに対し、このピュアは1本出しだけど、サウンドはピュアの方が
歯切れが良くて、高回転まで回すととっても気持ちがいいね!」 

画像: スクランブラー、レーサーと同様にフロントフォークは正立を採用。 しなやかな特性はおおらかなボクサーツインによく似合っている。

スクランブラー、レーサーと同様にフロントフォークは正立を採用。
しなやかな特性はおおらかなボクサーツインによく似合っている。

画像: エンジンはシリーズ共通の空油冷ボクサーツイン。110PSのパワーも カウル付きの「レーサー」などと同じスペックとなっている。

エンジンはシリーズ共通の空油冷ボクサーツイン。110PSのパワーも
カウル付きの「レーサー」などと同じスペックとなっている。

画像: 座り心地のいいシート。前方の絞り込みと775mmという低さで 足つき性に関しては文句はないだろう。タンデム部は取り外してアレンジ可能。

座り心地のいいシート。前方の絞り込みと775mmという低さで
足つき性に関しては文句はないだろう。タンデム部は取り外してアレンジ可能。

画像: メーターはシンプルな単眼式だが、下部に各種インフォメーションを 表示可能な液晶モニタを装備。ユニットはスクランブラーと同様のものだ。

メーターはシンプルな単眼式だが、下部に各種インフォメーションを
表示可能な液晶モニタを装備。ユニットはスクランブラーと同様のものだ。

画像2: しなやかな乗り味と歯切れのいいサウンドにシビレる!

主要諸元
●エンジン:空油冷4ストDOHC4バルブ水平対向2気筒
●総排気量:1169cc
●最高出力:110PS/7750rpm
●最大トルク:11.8kg-m/6000rpm
●車重:219kg
●燃料タンク容量:17L
●シート高:775mm
●タイヤサイズ前・後:120/70ZR17・180/55ZR17
■価格:167万円

BMW MOTORRAD 問い合わせ先
BMWカスタマー・インタラクション・センター TEL:0120-269-437

(写真:赤松 孝、南 孝幸、森 浩輔 コメント聞き手:野里卓也)

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