スーパーチャージャーエンジンにセンターハブステア!
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カワサキとの提携以来、積極的にニューモデルを開発しているビモータですが、開発中と言われていたアドベンチャーツアラーがついに完成、その姿がお披露目となりました。その名は「TERA」。
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最大の注目ポイントは、なんといってもこのフロントの足まわりでしょう!なんと!このTERAは、テージH2に続き、フロントにセンターハブステアを採用しているのです!機構そのものはテージH2のものをベースとしているように見えます。ちなみにスタンダードはオーリンズのTTX36ショックを装着し、ホイールトラベルは114mm。オプションのマルゾッキ製セミアクティブサスを装備すると、ホイールトラベルは145mmにまで伸びるようです。果たしてどんな乗り心地なのか、非常に気になるところですね。
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エンジンはニンジャH2 SXのものをベースとした、998ccのスーパーチャージド4気筒ユニット。テージ同様、電子制御系はカワサキのものがベースで、3モードのKTRC、コーナリングマネージメントのKCMF、ローンチコントロールのKLCM、クイックシフターのKQSなど、ライダーアシストも充実しています。マフラーはアクラポビッチの専用品で、ビモータのロゴも入ったダブルネーム仕様になっています。
仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー
![画像1: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/07/83fe6cb8a6773382384b25d8f5948ffb4119680b.jpg)
![画像2: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/07/14c44e5eff0b0c10028ab65ca5472e4f49e4d2e7.jpg)
LEDヘッドライトやテールランプなどはカワサキ車のユニットを使用してはいますが、全体のスタイリングが醸し出すオーラは並みのアドベンチャーとは一線を画すもの。大きなスクリーンとアルミパニアケース、ブロックパターンタイヤがワイルド感を盛り上げています。
![画像3: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/07/91e16e73ab14e6c44c59ab1782fcedddb0108186.jpg)
そして、パニアケースの内側はこんなに豪華な仕上げ!ダイヤモンドキルティングが施されたレザーの内張は、まるで超高級サルーンの内装のようです。シート表皮もイタリアの国旗をあしらったもので、こちらも上質な仕上がりとなっています。
![画像4: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/07/2aa0d23efdfcc0751e70a5f3f05dca9a9bbcf7fe.jpg)
価格は未発表ですが、テージH2の価格(866万8000円)を考えれば、このTERAがいくらくらいの価格になりそうかはおおよそ察しがつきますが、アドベンチャーツアラーとしては間違いなく世界最速、最強で最も高価な超高級モデルです。果たして日本上陸はあるのか、今後の動向に注目しましょう。詳細は12月1日の月刊『オートバイ』1月号でもお届けしますのでお楽しみに!
TERAの主なスペック
全長×全幅×全高 | NA |
ホイールベース | 1445mm |
最低地上高 | 174mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | NA |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC並列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 76×55mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 147.1kW(200PS)/11000rpm |
最大トルク | 137N・m(13.97kg-m)/8500rpm |
燃料タンク容量 | 22L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | NA |
トレール量 | NA |
ブレーキ形式(前・後) | Φ330mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C 58W・190/55ZRR17M/C 75W |