【BOOK】幻の傑作レース小説「鉄騎兵、跳んだ」、文春文庫から待望の復刊!!
佐々木譲さん、という作家をご存知の人は多いと思います。
今年「廃墟に乞う」で第142回直木賞を受賞したことも記憶に新しい、
ミステリや冒険小説の世界では押しも押されぬビッグネームです。
しかし1979年に書かれたそのデビュー作は、なんとモトクロスがテーマの
レース小説「鉄騎兵、跳んだ」だったんですよ。
私、佐々木譲さんは個人的に好きな作家の一人で、
「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」「ストックホルムの密使」の“第二次大戦三部作”、
幕末・明治期の北海道が舞台の「五稜郭残党伝」「北辰群盗録」といった
歴史冒険小説なんかも手に汗握りながら読んできました。
で、過去何回か、ある時はバイク...