首都圏から気軽に行ける山中湖に、ツーリング先の候補として有力になりそうな新しい施設がオープンしました。これからの季節、キンッとした空気に触れながら“ととのう”感覚を味わってみませんか?

文:石橋 寛
▶▶▶写真はこちら|ヴィヒタ山中湖(画像13枚)

富士山麓のツーリングに、もうひとつのお楽しみ

富士山を望む山中湖は、首都圏のライダーにとっておなじみのツーリングスポットに違いありません。湖畔を巡る快適な道はもちろん、周辺には走り応えのあるワインディングも豊富。季節ごとに表情を変える景色を楽しみに、何度となく足を運んだ方も多いことでしょう。

そんな山中湖に、ライダーならちょっと気になる施設が登場しました。2026年1月にオープンした「ヴィヒタ山中湖」は、本格的なフィンランド式サウナを楽しめる宿泊施設。湖畔沿いの国道から至近というアクセスの良さに加え、バイク乗りには見逃せない、ある魅力を備えているのです。

それは、愛車を眺めながらサウナやくつろぎの時間を楽しめるということ。ツーリング先でバイクを降りたあとも、愛車と一緒に過ごせる。そんな、ちょっと欲張りな休日はいかがでしょう。

画像: 庭の中に愛車をとめて、サウナやハンモックでなごめるなんて最高のおもてなしではありませんか。

庭の中に愛車をとめて、サウナやハンモックでなごめるなんて最高のおもてなしではありませんか。

バイクを庭に停めて、愛車と一緒にリラックス

ヴィヒタ山中湖には駐車場が完備されていますが、うれしいことにバイクなら施設のお庭に停めることも可能です。これ、ライダーにはなかなか魅力的なサービスではありませんか。

画像: ツーリングでぶっ飛ばした後は、サウナでととのい、木漏れ日に包まれてクールダウン。

ツーリングでぶっ飛ばした後は、サウナでととのい、木漏れ日に包まれてクールダウン。

サウナで汗を流し、心地よい風に吹かれながら、ふと目をやればそこには自分の愛車。普段は走らせることに夢中で、こうしてじっくり眺める時間は意外と少ないものです。

また、お気に入りのバイクを肴に、仲間とあれこれ語り合うのもいいでしょう。あるいは、ひとり静かに愛車のシルエットを眺めながら、何もしない時間を楽しむのも悪くありません。バイクは走ってこそ、というのはもちろん正論。ですが、走らずに眺めているだけでも幸せになれる。そんな乗り物でもあるはずです。

画像: 一般的な駐車場も用意されており、10台くらいは余裕でとめられます。

一般的な駐車場も用意されており、10台くらいは余裕でとめられます。

フィンランド生まれのサウナで、じっくり汗を流す

さて、肝心のサウナも本格派です。庭に設置された樽型のバレルサウナには、フィンランドの名門HARVIA製の設備を採用。熱したサウナストーンに水を注ぎ、発生した蒸気で体感温度を高める「ロウリュ」も楽しめます。施設名の「ヴィヒタ」とは、白樺の枝葉を束ねたフィンランド伝統のサウナ用品のこと。白樺の爽やかな香りは、まさに北欧の森を思わせるもの。富士山麓の自然に囲まれたこの場所には、ぴったりの名前といえるでしょう。

しかも、サウナは完全貸切制。周囲に気兼ねすることなく、自分たちのペースで楽しめるのがうれしいところ。いつもはエンジンの熱と付き合っているライダーですが、こちらの熱はなかなか心地よさそうです。

画像: 客室から夜のお庭を眺めるというのも風情あり。ここにバイクが並べられるのです。

客室から夜のお庭を眺めるというのも風情あり。ここにバイクが並べられるのです。

富士山の天然水でクールダウン!

サウナでたっぷり汗をかいたあとは、お待ちかねの水風呂です。ヴィヒタ山中湖には、富士山の地下天然水を使用した2種類の水風呂が用意されています。ひとつは深さ150cmという「ドカン水風呂」。もうひとつは深さ60cmの「のびのび水風呂」です。深い水風呂で全身を冷やすもよし、ゆったりと浸かるもよし。サウナーならずとも、その爽快感には期待が膨らみます。

画像: 本場フィンランドのバレルサウナは貸し切りも可能。水深150cmのドカン水風呂もトライする価値あり!

本場フィンランドのバレルサウナは貸し切りも可能。水深150cmのドカン水風呂もトライする価値あり!

そして、仕上げは富士山麓の澄んだ空気を味わう外気浴。インフィニティチェアや無重力ハンモックに身を預ければ、聞こえてくるのは風の音。目を閉じて、じっくり「ととのう」のも結構ですが、せっかくなら目を開けて愛車を眺めたい。そんなライダーがいても、誰も文句は言わないでしょう。

15人から貸切可能! ツーリング仲間とのイベントにも

もうひとつ見逃せないのが、15人から施設を貸し切れるので、気の合う仲間とのツーリングはもちろん、バイクショップのユーザーイベントやオーナーズクラブの集まりにもぴったりなのです。

画像: 飲み放題プランも用意されたラウンジも居心地がよさそう。もちろん、お庭のバイクを眺めることができるポジション。

飲み放題プランも用意されたラウンジも居心地がよさそう。もちろん、お庭のバイクを眺めることができるポジション。

日中は富士山麓のワインディングを存分に楽しみ、夕方からはサウナで汗を流す。走行中にはなかなか話せなかったバイク談議も、リラックスした雰囲気なら一段と盛り上がりそうです。何より、バイクを庭に並べられるというのは、普通の温泉宿やホテルではなかなか味わえない楽しみ。ヴィヒタは湖畔沿いの国道からすぐという立地なので、ツーリングルートに組み込みやすいのも大きな魅力。宿泊はもちろん、予約状況によっては日帰りサウナも利用できます。

画像: 客室は畳の上にゴロンとできる和室タイプが全3室、ベッドが用意された洋室タイプが1室となります。

客室は畳の上にゴロンとできる和室タイプが全3室、ベッドが用意された洋室タイプが1室となります。

走るだけではもったいない、山中湖の新しい楽しみ方

気持ちよく走って、気持ちよく汗を流す。そして、愛車を眺めながらのんびり過ごす。そんな贅沢な時間が待っているヴィヒタ山中湖ですが、ここでWebオートバイ読者にうれしいお知らせです。

なんと予約の際に「Webオートバイを見た」と伝えるだけで、通常は有料のサウナハットを無料で貸し出してもらえることになりました。

画像: 15人から貸し切り可能なので、ツーリングやバイクショップのイベントなどでも重宝しそう!

15人から貸し切り可能なので、ツーリングやバイクショップのイベントなどでも重宝しそう!

サウナハットといえば、熱から頭や髪を守ってくれる、サウナーにはおなじみのアイテム。持っていない方はもちろん、ちょっと試してみたかったという方にも、これはうれしい特典ではありませんか。

走り慣れた山中湖に、またひとつ訪れる理由ができました。しかも、ちょっぴりお得なおまけ付き。ヘルメットを脱いだら、今度はサウナハットにかぶり替えて。富士山麓で過ごす、ひと味違った休日を楽しんでみてはいかがでしょう。

ヴィヒタ山中湖 基本情報
• 所在地:山梨県南都留郡山中湖村山中236-17
• アクセス:東富士五湖道路・山中湖ICから約7分
• 駐車場:あり(バイクは庭への駐車も可能)
• サウナ:フィンランド式バレルサウナ、貸切利用
• 水風呂:深さ150cm、60cmの2種類
• 日帰りサウナ:90分(総滞在130分)
• 客室: 全4室(和室8畳×2室、和室6畳×1室、洋室9畳×1室)。山中湖の自然に囲まれた、シンプルで落ち着きのある空間。洋室にはシモンズ製ベッドを採用
• 宿泊料金: 貸切サウナ90分付きで平日1名18,000円〜、土日祝20,000円〜(2名から受付)
• 日帰り料金:平日4,500円、土日祝5,000円、繁忙期5,500円(1名料金、2名から受付)
• 団体利用:15人から施設貸切可能(条件は要確認)
• 公式サイト:https://www.vihta-inn.jp/

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