スズキは2026年11月4日、二輪車とATV(All Terrain Vehicle=四輪バギー)を合わせた世界累計生産台数が『1億台』を達成したと発表した。

まとめ:八橋秀行
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自転車用補助エンジン「パワーフリー号」から始まった──

画像: スズキ パワーフリー号

スズキ
パワーフリー号

スズキの二輪事業の幕開けは、1952年に発売された排気量36ccの2ストロークエンジン搭載車「パワーフリー号」だった。自転車に小型エンジンを載せ、ペダル走行とエンジン駆動をスムーズに切り替えられる画期的な機構は、当時の人々の生活の足を大きく変えた。

その後スズキは、スクーターなどのコミューターから、看板モデルの「ハヤブサ」「KATANA」、アドベンチャーの「Vストローム」、スポーツネイキッドやスーパースポーツの「GSX」シリーズ、オフロードの「DR」シリーズまで、個性あふれる名車を次々と世に送り出してきた。

画像: 自転車用補助エンジン「パワーフリー号」から始まった──

レースシーンでも存在感を示しており、AMAスーパークロス選手権2026シーズンでは、ケン・ロクスン選手が駆る「RM-Z450」が見事シリーズチャンピオンを獲得。日常の足から最高峰のコンペティションモデルに至るまで、スズキのDNAは脈々と受け継がれている。

現在、スズキの二輪車は日本の浜松工場をはじめ、インド、インドネシア、フィリピン、中国、コロンビアなど14の国と地域・16の工場で生産され、世界108の国と地域で愛されている。

世界初の四輪バギー「LT125」を生んだATV事業

二輪車だけでなく、四輪バギーである「ATV」でもスズキはパイオニアとしての歴史を持つ。

画像: SUZUKI LT125

SUZUKI
LT125

1982年には世界初となる四輪ATV「LT125」を開発・発売。高い耐久性とコンパクトな扱いやすさが高く評価され、主力市場のアメリカを中心に、アウトドアレジャーから農場・牧場などの実用用途まで幅広く浸透した。

画像: SUZUKI KingQuad 750AXi

SUZUKI
KingQuad 750AXi

現在はタフなフラッグシップ「KingQuad」シリーズなどを展開。米国ジョージア州のスズキ・マニュファクチャリング・オブ・アメリカ社で生産され、世界22の国と地域へ届けられている。

スズキ株式会社 代表取締役社長 鈴木俊宏氏のコメント

スズキの二輪車の歴史は、1952年の『パワーフリー号』から始まりました。自転車にエンジンを取り付け、ペダル走行とエンジン駆動を容易に切り替えられる当時としては画期的な機構を備えていました。またATVにおいては、1982年に世界初の四輪ATV『LT125』を開発しました。

『パワーフリー号』も『LT125』も、1920年にスズキを創業した鈴木道雄の『お客様が欲しがっているものなら、どんなことをしてでも応えろ。頑張ればできるもんだ。』との言葉にしたがい、お客様に寄り添って生み出した商品です。

その後も、お客様の声に耳を傾けながら開発した数々の二輪車・ATVを世に送り出し、今回この節目を迎えることができました。これもお客様ならびに世界各国の販売店の皆さまのご支援、ご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。

スズキはこれからも『By Your Side』のもと、幅広いお客様のニーズに寄り添った製品を提供してまいります(鈴木俊宏氏)

──スズキ 二輪車・ATV 累計生産台数のあゆみ──

1952年スズキ二輪車の原点「パワーフリー号」発売
1982年世界初の四輪ATV「LT125」発売
2004年世界累計生産5,000万台を達成
2026年7月世界累計生産1億台を達成(二輪車:9,740万台/ATV:277万台)

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