スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2026年シーズン最終戦において、ドゥカティが偉業を成し遂げた。『Aruba.it Racing – Ducati』チームは今シーズン全36戦で全勝を記録し、世界選手権の歴史に新たな金字塔を打ち立てた。創業100周年の節目を祝う最高のシーズンとなった。

まとめ:webオートバイ編集部
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全36戦全勝という前人未到の記録

ヘレスサーキットで開催されたWSBK=スーパーバイク世界選手権・最終戦レース2において、エースライダーのニコロ・ブレガ選手が勝利を収め、完璧なシーズンを締めくくった。ブレガは今シーズン、12の開催地で行われたスーパーポールレース、決勝レース1、決勝レース2の全36戦で32勝を挙げ、キャリア通算勝利数をトロイ・ベイリスに並ぶ52勝に伸ばした。

チームメイトのイケル・レクオナ選手による4勝と合わせ、チームは年間全36戦ですべて勝利を収めた。1シーズンにおける全レース制覇は、スーパーバイク世界選手権の歴史において史上初の出来事だ。

この快挙が、ドゥカティの創業100周年という記念すべき年に達成されたことにも注目したい。

最終戦のレース2では、1972年のイモラ200マイルレースでワンツーフィニッシュを果たした伝説の名車「750 Imola Desmo(イモラ デスモ)」にインスピレーションを得たシルバーの特別なカラーリングがマシンとレーシングスーツに施された。この記念すべき年に、史上初の全勝達成という新たな栄光が歴史に刻まれたのだ。

これがレースそのものの盛り上がりを呼ぶかはさまざまな意見がありそうだが、ピレリ時代の最後を締めくくり、ドゥカティスタにパニガーレV4Rのポテンシャルを示すにはこれ以上ないアピールの場となったはずだ。

来シーズンはブレガ選手がMotoGP行きとなり、レクオナ選手がエースライダーになるが、タイヤがミシュランに変わることで各メーカー、各チームの戦力図にどのような影響が出るのか注目していきたい。

画像: 最終ラウンドの最終レースのために用意された、イモラカラーに彩られたファクトリーマシン。#7がイケル・レクオナ選手、#11がニコロ・ブレガ選手だ。

最終ラウンドの最終レースのために用意された、イモラカラーに彩られたファクトリーマシン。#7がイケル・レクオナ選手、#11がニコロ・ブレガ選手だ。

画像1: 全36戦全勝という前人未到の記録
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