「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2026」の50ccクラスで栄えある第1位に輝いたホンダ「スーパーカブ50」。今回はそんなスーパーカブのルーツをたどり、その系譜を解説します。

スーパーカブの歴代モデル(1958~2017)

SUPER CUB C100(1958)

画像: 当時価格:5万5000円

当時価格:5万5000円

カブの原点

49cc空冷4ストロークOHV単気筒(4.5PS)と3速自動遠心クラッチを搭載。低床バックボーンフレーム、大型レッグシールドにより乗降性・防風性も追求した。低燃費、耐久性、扱いやすさを備え、世界の暮らしを支えたスーパーカブの原点である。

●エンジン形式:空冷4ストロークOHV2バルブ単気筒 ●総排気量:49cc
●最高出力:4.5PS/9500rpm ●最大トルク:0.33kgf・m/8000rpm ●乾燥重量:55kg
●燃料タンク容量:3.0L ●タイヤサイズ 前・後:2.25-17・2.25-17


SUPER CUB C50(1966)

画像: 当時価格:5万7000円

当時価格:5万7000円

OHC化で進化したカブ50の新世代

49cc空冷4ストローク単気筒エンジンをOHC化した転換点のモデル。自動遠心クラッチ付き3速ミッションやレッグシールドを継承し、性能と実用性を向上。以後のスーパーカブを支える基本設計を確立した。

●エンジン形式:空冷4ストロークOHc2バルブ単気筒 ●総排気量:49cc
●最高出力:4.8PS/10000rpm ●最大トルク:0.37kgf・m/8200rpm ●乾燥重量:74kg
●燃料タンク容量:3.0L ●タイヤサイズ 前・後:2.25-17・2.50-17


SUPER CUB C50(1971)

画像: SUPER CUB C50(1971)

内蔵フューエルタンクを採用

実用性に加え、セルフスターターを設定した上級仕様。49cc空冷4スト単気筒と自動遠心クラッチを受け継ぎ、日常の足をより快適にした。


SUPER CUB C50(1981)

画像: SUPER CUB C50(1981)

エコノパワーエンジン搭載

フルモデルチェンジが施され、CDI点火、新ロータリー変速機が採用された。出力4.5PS、燃費105km/Lを達成し、操作性と信頼性を高めた。


SUPER CUB C50(2007)

画像: SUPER CUB C50(2007)

キャブからFI時代へ

PGM-FIと排気管内キャタライザーを新採用。始動性、出力特性、環境性能を高め、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合した。


SUPER CUB C50(2012)

画像: SUPER CUB C50(2012)

フルモデルチェンジ&中国生産へ

直線基調の新デザインを採用。49ccPGM-FIエンジンは3.7PSへ向上し、セル/キックを併用、4速リターン式を備え燃費110km/Lを実現。


SUPER CUB C50(2017)

画像: SUPER CUB C50(2017)

丸目復活、生産も熊本へ

丸型LEDヘッドライトと初代を思わせるフロントエンブレムを採用。エンジンも改良し、伝統的なスタイルと環境性能、整備性を高めた。


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