モーターサイクルショー2026で見つけたカスタムマシンを紹介するこの企画。今回はプロトのトライアンフ・スクランブラー900とZDCフリスコを見ていこう。「スクランブラー900 アイコンエディション」は英国ブランド「MOTONE」のパーツで真鍮とポリッシュ仕上げの輝きを随所に取り入れ、英国車らしい伝統美とストリートトラッカーの軽快さを融合した1台。一方のZDCフリスコは90年代のハーレーカスタムを安心して楽しめる、車検対応のコンプリート車だ。

文:横田和彦、オートバイ編集部 写真:南 孝幸
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プロト「スクランブラー900 アイコンエディション」解説

画像: PLOT SCRAMBLER900 Icon Edition

PLOT
SCRAMBLER900 Icon Edition

英国クラシックにストリートトラッカーの遊び心を融合

トライアンフ「スクランブラー900 アイコンエディション」をベースに、プロトが手掛けたのがこのカスタムコンプリート車。ボンネビルシリーズ用パーツを展開する英国ブランド「MOTONE(モートーン)」のアイテムを中心に、伝統的な英国車の気品と現代的なストリートトラッカースタイルを融合。クラシカルでありながら、古さを感じさせない上品な一台に仕上げられている。

カスタムのポイントは、ポリッシュ仕上げのアルミパーツと真鍮製パーツを各部へ効果的に配置したこと。バーエンドやクラッチケーブルアジャスター、ステムナット、フロントフォークキャップ、タンクキャップ、エンジンボルトキャップなどにブラスカラーを採用。ブラックを基調とした車体に温かみのある輝きを加え、スクランブラー900が持つクラシカルな造形を一層引き立てている。

画像1: プロト「スクランブラー900 アイコンエディション」解説

ハンドルまわりにはユニオンジャックをデザインした「PATRIOT」グリップ、バーエンドミラー、アルミ製レバーを装着。小型LEDウインカーやミラーレスキットも採用し、フロントまわりをすっきりとまとめた。さらにユニオンジャック柄のラジエターガードやクラッチバッジが、英国車らしいアイデンティティをさりげなく主張する。

画像2: プロト「スクランブラー900 アイコンエディション」解説

スタイリングのポイントとなっているのが、MOTONE製「STREET TRACKER」シート。フラットでコンパクトなシルエットに、フェンダーレスキットとナンバー移設キットを組み合わせ、軽快なリアビューを構築。トライアンフ純正のハイレベルマッドガードやハンドルバーブレース、ヘプコ&ベッカー製エンジンガードも加えることで、スクランブラーらしいタフな印象を高めた。

画像3: プロト「スクランブラー900 アイコンエディション」解説

足まわりにはブリヂストン製のアドベンチャータイヤ「X41」を装着し、AFAM製リアスプロケットとThreeD製チェーンも採用。Beeline「Moto II」ナビゲーションやセンタースタンドも備え、デザインだけでなく実用性にも配慮されている。英国クラシックの伝統を尊重しつつ、大人の遊び心を随所に盛り込んだ洗練のストリートトラッカーカスタムである。

プロト「ZDC・FLISCO」解説

画像: PLOT ZDC FLISCO 総排気量:1337cc エンジン形式:空冷4ストOHV V型2気筒 シート高:NA 車両重量:260kg 価格:302万5000円~(税込)

PLOT
ZDC FLISCO

総排気量:1337cc
エンジン形式:空冷4ストOHV V型2気筒
シート高:NA
車両重量:260kg

価格:302万5000円~(税込)

本格チョッパースタイルのZDC FLISCOは、1996〜99年式のソフテイルモデルをベースに、ナロー化されたフォークなど数々の専用パーツを装着したカスタムコンプリート。車検対応で、このまま登録できるので、メーカーが組み上げたカスタムハーレーで安心してチョッパーライフを楽しむことができる。

画像1: プロト「ZDC・FLISCO」解説
画像2: プロト「ZDC・FLISCO」解説
画像3: プロト「ZDC・FLISCO」解説

エンジンはいわゆる「エボリューション」ユニットで排気量は1337cc。年々良いコンディションの個体が減っていく中、ベースとなる中古車の価格も高騰しつつあり、コンプリートで手に入れられるチャンスはますます厳しいものになっているそうだ。

ソフテイルといえばファットな前後タイヤによる重厚なイメージがあるが、専用設計のトリプルツリーによってフロントフォークをナロー化。容量8.5リットルの小振りなガソリンタンクやスリムなシート、リアフェンダーなどによって、伝統的なチョッパースタイルを構築している。

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