世界スーパーバイク選手権(ワールドSBK)のホモローゲーションモデルであるビモータのKB998 リミニ。強力なライバルを押しのけ活躍中のマシンが持つポテンシャルの片鱗を、今回はサーキットで賞味してみよう。

ビモータ「KB998 Rimini」各部装備・ディテール解説

SBKホモロゲーションマシンのKB998リミニは2025年に250台を生産。FIMのレギュレーションを満たすため、2026年にも250台を生産する。車両価格は693万円。欧州では4万3900ユーロ(1ユーロ/184円換算だと約808万円)のため、日本はかなりお買い得なのだ。

画像1: ビモータ「KB998 Rimini」各部装備・ディテール解説

ウイングレットはECUが速度とブレーキ作動を監視し、ケーブルとサーボモーターを介して自動調整。常に最適なダウンフォースを発揮。停止時にブレーキレバーを握ると、キャリブレーションのためウイングが動くのが面白い。

画像2: ビモータ「KB998 Rimini」各部装備・ディテール解説

ほぼクッション性のない硬質なシート。ツーリングでは覚悟した方が良いだろう。一方で、サーキットでのレーシングスーツとの相性は良く、積極的に動きやすい。

画像3: ビモータ「KB998 Rimini」各部装備・ディテール解説

メーターと電子制御はZX-10RR譲り。インナーパネルは全てカーボン製。ステアリングダンパーはオーリンズ製の電子制御式だ。

画像4: ビモータ「KB998 Rimini」各部装備・ディテール解説

ZX-10RR用のエンジンは、フィンガーフォロワーバルブシステムやアグレッシブなカムシャフト、またパンクル社製の軽量チタンコンロッドやピストンが組み込まれる。

画像5: ビモータ「KB998 Rimini」各部装備・ディテール解説

フロントフォークはショーワ製のΦ43mmBFF。キャリパーはモノブロックのブレンボ製M50。カーボン製のフロントフェンダーも凝った形状だ。

画像6: ビモータ「KB998 Rimini」各部装備・ディテール解説

スイングアームはアルミ削り出し。裏側の削り込みは工芸品のように美しい。ホイールはZX-10RRと同様のマルケジーニ製アルミ鍛造。

ビモータ「KB998 Rimini」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2085×862×1205mm
ホイールベース1455mm
最低地上高135mm
シート高830mm
車両重量207kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク76.0×55.0mm
圧縮比13.0
最高出力147.1kW(200PS)/13600rpm
最大トルク111Nm(11.3㎏f-m)/11700rpm
燃料タンク容量17L
変速機形式6速リターン
キャスター角23.5°
トレール量102mm
ブレーキ形式(前・後)Φ330mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17 M/C(58W)・190/55ZR17 M/C(75W)
乗車定員1名
メーカー希望小売価格693万円(消費税10%込)

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