まとめ:webオートバイ編集部
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好結果に喜びつつも「あくまで始まり」と冷静な分析も

7月6日、東京・青海の「BMW Group Tokyo Bay」で開催された会見には、BMW Motorrad CEOのマーカス・フラッシュ氏、BMW Motorrad Motorsportの責任者であるスヴェン・ブルッシュ氏、そして「BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM」のチームマネージャーであるヴェルナー・ダーメン氏、オートレース宇部Racing Teamのチームマネージャー、伊神常高氏が登壇。前日のレースを振り返った。

BMW Motorrad CEO マーカス・フラッシュ氏
「正直に言って、この3位は“ビクトリー”と言ってもいいくらいだと思います。鈴鹿8耐は“要塞”と呼んでもいいほど日本メーカーのマシンが強く、外国車勢が攻略するのはとても難しいレースですから、今回の結果を誇りに思います。鈴鹿8耐で感じたのは『情熱(パッション)』と『規律(ディシプリン)』。レースに熱狂しつつも、リスペクトも忘れないファンの姿勢は、本当に特別なものです」と、マーカス・フラッシュ氏は鈴鹿8耐での感激ぶりをコメント。

BMW Motorrad Motorsport Head スヴェン・ブルッシュ氏
一方、スヴェン・ブルッシュ氏のコメントはすでに「その先」を見据えた冷静なものだった。
「昨年初めて鈴鹿8耐を見て圧倒されました。今年は浦本選手が序盤にトップを走り、素晴らしい走りを見せてくれるなど、素晴らしい週末だったと思います。ただ、今回の結果は我々にとっては始まりに過ぎません。来年はさらに良い成績を残せるよう、頑張っていきたいと思います」と語った。
2チームのライダーも登壇、来年に向けた奮起を誓う

左から、浦本修充選手、シルヴァン・ギュントーリ選手、マイケル・ファン・デル・マーク選手、マーカス・レイテルベルガー選手、スティーブン・オデンダール選手
続いては3位表彰台を獲得した「BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM」と、5位入賞を果たした「オートレース宇部 Racing Team」の各選手が登壇。雨に翻弄された波乱のレースを戦い終えた感想を語ってくれた。

マイケル・ファン・デル・マーク選手

浦本修充選手
エースのファン・デル・マーク選手は「鈴鹿8耐は色々なマシンで参戦し、表彰台に上がったこともありますが、今回の表彰台はまた格別です。次はこのチームで、もっといい結果を出せたらいいと思います」とコメントする一方で、序盤にトップを走る快走を見せた浦本選手は「正直言ってすごく悔しいです」とコメント。来年のリベンジを果たすべく闘志を燃やしていた。



報告会の締めくくりには書道家の「桜風」氏が登場。登壇者が事前にリクエストした好きな言葉をしたためるパフォーマンスを披露。書かれた作品はそのまま登壇者に贈呈された。

SBKやEWCだけでなく、鈴鹿8耐でもその強さを存分に発揮し、強烈なインパクトを与えたBMWモトラッド。すでに次世代モデルのティーザーも流れ始めているが、2027年の鈴鹿8耐でも大暴れしてくれそう。今後の活躍に期待したい。
BMW Motorrad CEO
マーカス・フラッシュ氏に聞く
「私たちがスーパースポーツのセグメントに参入したのは他メーカーより遅かったですが、ただパワーを追い求めるのではなく、いかに大パワーを誰もが扱いやすく感じる“アクセシブル”なものにするか、を一貫した開発の重要なテーマに掲げ、私たちはたゆまぬ熟成を重ねてきました。レースの結果だけではなく、トラクションコントロールやABS、エルゴノミクスといった要素も大事にしてきたことが、RRシリーズがライダーの皆さんに愛されている“成功”のカギだと思っています。日本のライダーの皆さんは経験値が高く、マシンへの要求も非常に高いですが、RRシリーズはそれに応えられるだけの高いクオリティを持っていますし、リアルなスーパーバイクのフィーリングを楽しんでいただける1台です。ぜひ楽しんで下さい」
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