文:丸山淳大、オートバイ編集部/写真:松川 忍
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自作アイテム&100均グッズ洗車大作戦
洗車グッズはぜ〜んぶ100均にあるものでOK!

定番アイテムからチェーンブラシまでラインアップ豊富!
物価高騰著しい昨今、100均は庶民の最後の砦。予算が潤沢なら専用品で揃えるのが間違いないが、今回はその分を高性能ケミカルに回して、用品は100均メインのアイディア勝負とした。100均にも洗車用品はあるし、他用途のものから転用できるものも多い。
本日洗車するバイクはこちら
BMW G310 GS

本企画担当・オートバイ編集部八橋の愛車。日々の通勤からロンツーまでほぼ毎日酷使されている自称「最強アドベンチャー」だ。
アイディアと根気でクオリティをアップ
特別な技術や道具が必要なく、初心者でも挑戦しやすいバイクメンテが「洗車」だ。近頃は洗車場所の確保が難しいこともあるが、ニーズを受けて有料の洗車場なども増えている。
洗剤やワックスを含め、道具もこだわりだすと〝沼〟だが、バケツと中性洗剤とスポンジさえあれば最低限の洗車は可能。自分でやらない手はない。
今回はなるべくリーズナブルにを念頭に、アイディアと工夫でクオリティ&効率アップを目指してみた。車に比べると複雑に入り組んだ形状のバイクをきれいにするには、各部位に合ったブラシやスポンジと根気が必要になる。
高倉健から渋さを抜いて不器用だけ残ったみたいなオートバイ編集部八橋氏も、自分のバイクということもあって、普段とは違う一生懸命な姿勢を見せ、かなりバイクはきれいになった。
洗車のコツは様々あるが、直射日光の強い屋外では、下まわりを洗っているうちに車体上部の水が乾いてイオンデポジットと呼ばれる水滴痕が残ってしまうことがある。初心者こそ下まわりを先に洗浄するのがおすすめだ。
1.“魔改造”歯ブラシで隅々までピカピカに!

歯ブラシは細部を洗うのに便利だが、柄の向きが歯を洗うのに最適化されているので、洗車には使いづらい(当たり前)。そこで、歯ブラシの頭をニッパーでカットし、切った柄の先端をライターであぶってT字型に溶着すれば、タンクエンブレムの淵や、外装の合わせ目に溜まった汚れを掻き出し落とす即席ディティールブラシの誕生だ! 自分は歯を磨くとものと思って生まれてきた歯ブラシ自身もびっくりのジョブチェンジである。
歯ブラシ改オリジナルブラシ“あぶり”で数回やりました

歯ブラシの柄をライターで軽くあぶってユリ・ゲラーよろしくヘッドを曲げてしまえば、オリジナル洗車ブラシの完成!好みに合わせていくつか作っておけば洗車がはかどること間違いなし! ただし火傷をおったり、火事にならないようご注意を。
オリジナルブラシの作り方




2.園芸用噴霧器が泡洗車グッズに大変身!

100円じゃないものもあるダイソーの園芸コーナーで発見した300円の噴霧器。本来は草木に水をあげる際に使うものだが、この噴霧器が簡単な改造によって泡を噴射できる「フォームガン」に変身するのである。
泡を直接噴射できれば、汚れを分解し、落としやすくできるし、擦り洗い時の塗装面へのダメージも低減させられる。フォームガン自体も1000円程度で購入できるのだが、改造品ならそれより安く泡洗車が楽しめるのである。
泡噴射グッズの作り方
噴霧器の二本のパイプのうち細い方にダイソー「ハンドドリル(ピンバイス)」で1mm程度の小穴を開ける。

その上で換気扇フィルターを2cm角程度にカットして先端ノズル部に挟み込む。


加圧された状態でグリップを握ると細やかな泡が噴射された。コンプレッサーで稼働するフォームガンのようにはいかないが、バイクの洗車なら十分だ。

手動ポンプだから電源がいらないのもうれしい。

3.各種スポンジをアイデア活用!
100均でも洗車用スポンジが手に入るが、車用はバイクには大きすぎるので、細部の奥まったところには届きづらいことも。そこで、カッターを使い、スポンジの一面を富裕層がマンゴーを食べるときのように賽の目(サイコロ)状にカット。
すると、バイクのあんな所やこんな所にスポンジがぴったりフィット! 泡立ちも良くなるし、奥まったところの汚れをしっかり落とせるように。100均洗車スポンジなら躊躇なくカットできるぞ!
ブレーキ回り&キャリパー用スポンジ

カッターは刃を長めに出して、縦横にカット。少しスポンジを握りつつカットすると、切れ目がわかりやすい。特にキャリパーやエンジンまわりは驚くほど洗いやすくなった。

「ジョッキ洗いスポンジ」を活用

ビールはジョッキで飲むのが美味いが、ジョッキは家庭用食洗器ではかなり洗いにくい。そんなジョッキを手で洗うためだけに誕生したスポンジが100均には売っている。その名もダイソー「ジョッキ洗いスポンジ」は、U字型で挟み込むことで、ジョッキの中外一気に洗える優れもの。
これがバイク洗車にも向いていて、ローターやホイールのスポークなどを挟み込んでスピーディかつしっかり洗える。簡単に足まわりがみるみるキレイになるぞ!

