スズキの新世代油冷エンジンを搭載した250ccスポーツアドベンチャーが『Vストローム250SX(2026)』です。気になる燃費や足つき性を実際に触れてみての感想をレポート。 その他にもおすすめポイントや装備など、基本情報を詳しくお届け!

Vストローム250SXの足つき性やライディングポジションは?

画像: ライダー身長/176cm

ライダー身長/176cm

Vストローム250SXのライディングポジションは、上半身が自然と起き上がるアップライトな姿勢が特徴です。オフロードバイクやトレールモデルに近いポジションとなっており、前傾姿勢がきつくないため、街乗りはもちろんロングツーリングでも疲労を感じにくい快適なライディングを楽しめます。

一見すると、純粋なツアラーと比べてステップ位置がやや高めに感じられるかもしれません。しかし、Vストローム250SXはスポーツライディングや未舗装路での走行も視野に入れたアドベンチャースポーツです。このポジションによって、舗装路のワインディングでは積極的なライディングがしやすく、林道やフラットダートではスタンディングもしやすいなど、オンロード・オフロードを問わず自在に走りを楽しめる絶妙なバランスに仕上げられています。

また、未舗装路の走行を想定しているため最低地上高は205mmを確保し、シート高は835mmに設定されています。そのため、身長176cmのライダーでも両足を着くと、かかとがわずかに浮く程度の足つきとなります。

とはいえ、実際にまたがってみると数値ほどの不安は感じません。その理由は164kgという軽量な車体。車体を支える際の負担が少なないので安心して扱えます。250ccトレールモデルにも通じる「軽いから扱いやすい」という感覚で、停車時やUターンでも気負わずに操作できます。

さらに、エンジンを止めた状態での押し引きも軽快そのもの。ツーリング先の駐車場や狭い場所での取り回しもラクに行えるため、ライダーの体力的な負担を抑えながら、気軽に旅を楽しめる一台となっています。

Vストローム250SXで実際に走ってみた燃費は?

画像: Vストローム250SXで実際に走ってみた燃費は?

Vストローム250SXの燃料タンク容量は容量12L。使用燃料はレギュラーガソリンです。

燃費計測時は高速道路8割、一般道2割程度の割合で550.7kmの距離を走って、合計ガソリン給油量は16.67L。

満タン法で計測した燃費はガソリン1リットルあたりで33.03kmという結果となりました。

(下に続きます)

スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

画像1: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

Vストローム250SXのフロントマスクは、シャープなLEDヘッドライトを中心に構成されたスポーティなデザインが印象的です。

ヘッドライトユニットはジクサー250シリーズと共通イメージを持ちながら、Vストロームシリーズ伝統の"クチバシ"デザインと組み合わせることで、ひと目でアドベンチャーモデルと分かる力強い表情を演出。

直線を基調としたデザインはフラッグシップのVストローム1050シリーズにも通じる雰囲気があり、250ccとは思えない堂々とした存在感を放っています。

画像2: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

標準装備のナックルガードは、飛び石や枝などから手元を保護するだけでなく、走行風を和らげる効果もあり、ロングツーリングでの快適性向上にも貢献。

高さのあるウインドスクリーンもライダーの上半身へ当たる風を効果的に受け流し、高速道路での疲労を大幅に軽減してくれます。

ツアラー色の強いVストローム250ほどの防風性能ではないものの、250ccクラスとして考えれば十分以上の快適性を備えており、長距離移動も苦になりません。

画像3: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

足まわりは120mmのストロークを持つ正立フロントフォーク。そしてリアはジクサー250シリーズとは異なるセッティングが施され、スイングアームも延長されることでホイールトラベルは143.7mmを確保しています。

舗装路ではしっとりとした乗り心地を実現しつつ、林道やフラットダートでは路面の凹凸をしなやかに吸収。7段階のプリロード調整も可能で、荷物の量やタンデム時に合わせたセッティング変更にも対応します。

ブレーキには大径ディスクローターとBYBRE製キャリパーを組み合わせ、ABSを標準装備。制動力はもちろん、握った分だけ自然に効力が立ち上がるコントローラブルな特性も魅力です。タイヤには日本仕様専用としてMAXXISと共同開発したセミブロックタイヤを装着し、オンロードでの安定感と未舗装路でのトラクション性能を高次元で両立しています。

画像4: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

ライディングポジションにもアドベンチャーモデルらしい工夫が盛り込まれています。アップタイプのハンドルバーは自然な姿勢で握ることができるだけでなく、林道などでスタンディング走行を行うこともできるバランス感を実現。

ハンドル幅も過度に広くないため、市街地やワインディングでも扱いやすく、日常使いからツーリングまで幅広いシーンで軽快な操作性を味わえます。

画像5: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

搭載される249cc油冷SEPエンジンは、ジクサー250シリーズで高い評価を得たスズキ独自の油冷ユニットをベースに専用のセッティングを実施。

吸気系の仕様を変更することで低速域のトルクを強化し、舗装路はもちろん、低速でのコントロール性が求められる林道でも扱いやすい特性に仕上げられています。

画像6: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

ライダーの足元には幅広いラバー付きステップを採用し、長時間のツーリングでも足裏への負担を軽減。

一方で、未舗装路を積極的に走るライダーはラバーを取り外すことでブーツとのグリップ力をさらに高めることも可能です。

画像7: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

ブラックアウトされたショートタイプマフラーは、スポーティな印象を高めるだけでなく、マスの集中化にも貢献し、軽快なハンドリングを支えています。

画像8: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

リアサスペンションはジクサー250シリーズからセッティング変更を受けて未舗装路でもしなやかに動くようアレンジ。

そこに加えてスイングアームを長めに確保し、リアサスペンションの軸上ストロークを143.7mmとして、未舗装路での走破性と安定感を向上させています。7段階のプリロード調整が可能。

画像9: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

足つき性への配慮を強く感じるシート形状で、着座位置を意識せずに乗っていると自然にシート前方に座っていることが多かった印象でした。そのおかげもあってか足を降ろすのが容易で、シート高835mmに対して『足つき性が悪い』と感じることはありませんでした。

ロングツーリングの際は意識的にすこしシート後方に座るのがおすすめ。シート自体の完成度は高いので長時間走行でもお尻が痛くなりません。

セパレートタイプのシートで後部パッセンジャーシートの肉厚も十分。タンデムも快適に楽しめるでしょう。

画像10: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

燃料タンク容量は12Lですが、優れた燃費性能により航続距離は300kmを大きく超える実力を持っています。旅先で給油のタイミングを過度に気にする必要がなく、ロングツーリングでも心強い存在です。

画像11: スズキ『Vストローム250SX』の装備/ディテール解説

ライダーの目の前には視認性に優れたフルデジタル液晶メーターを配置。スピードメーターやバーグラフ式タコメーターをはじめ、ギアポジション表示、燃料計、時計に加え、オドメーターやツイントリップ、平均・瞬間燃費計、電圧計などツーリングで役立つ情報を豊富に表示します。

シンプルで見やすいレイアウトは、走行中でも必要な情報を瞬時に把握でき、旅の安心感をさらに高めてくれます。

スズキ『Vストローム250SX』に乗ってみた感想は?

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