2026年6月12日から14日にかけて、スーパーバイク世界選手権(SBK)の第7戦が、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われた。
レポート:河村大志

ブレガが母国で連勝記録を伸ばす

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催されたエミリア・ロマーニャ・ラウンドでは、ミゲル・オリベイラが今大会から実戦復帰。チームメイトのダニーロ・ペトルッチは引き続き欠場となり、マイケル・ファン・デル・マークが引き続き代役として参戦する。

土曜日のスーパーポールでは、ブレガがポールポジションを獲得。2番手にイケル・レクオナ(Aruba.It Racing - Ducati)、3番手にはアレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)が続いた。

21周で行われた決勝レース1では、スタート直後のターン1ではレクオナが好ダッシュを決めてトップに立ち、ターン2、ターン3と首位を死守。

しかし、ブレガは冷静にターン8で首位を奪還すると、その後は1周ごとに後続との差を広げにかかった。

ブレガがチームメイトのレクオナを6秒差で引き離し、地元ミサノでのWorldSBK初勝利。この勝利でブレガの連勝記録は23に伸び、連続表彰台記録も32に到達。また、イタリア人ライダーとしての最多表彰台獲得数でマルコ・メランドリの記録に並んだ。

2位にはレクオナが入り16戦連続の2位表彰台を記録し、3位にはヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)が入り、ミサノでの初表彰台を獲得している。

後方では、アクセル・バッサーニ(bimota by Kawasaki Racing Team)とアレックス・ロウズのビモータ勢が4位・5位に入り、地元レースで健闘を見せた。一方で、サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)は6ラップ目のターン5でフロントからスリップダウンし、リタイアに終わっている。

2026 スーパーバイク世界選手権第7戦 レース1 結果

画像: イタリアでドゥカティが表彰台を独占。クラウディオ・ドメニカリ社長もご満悦。

イタリアでドゥカティが表彰台を独占。クラウディオ・ドメニカリ社長もご満悦。

画像1: resources.worldsbk.com
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ブレガがまたしてもハットトリック達成

日曜日の午前中に行われた10周のスーパーポール・レースでも、ブレガが圧倒的な強さを見せつけてポール・トゥ・ウィンを飾り、自身の連勝記録を24へと伸ばした。

スタートではレクオナが加速を鈍らせたのに対し、ブレガが好ダッシュを決めてホールショットを奪う。レクオナも1周目から懸命に食らいついたが、ブレガは徐々にリードを広げ、誰にも脅かされることなくトップでフィニッシュラインを駆け抜けた。

2位にはレクオナ、3位にはモンテッラが続き、レース1と同じくドゥカティ勢が表彰台を独占した。

4位争いでは波乱があり、好位置につけていたアレックス・ロウズがマシントラブルにより戦線離脱を余儀なくされる。その後、アルベルト・スッラ(Motocorsa Racing)が一時4番手に浮上するもコース復帰時の痛恨のミスによるペナルティで順位を落とし、最終的にバッサーニが4位を獲得した。

5位にはロレンツォ・バルダッサーリ(Team Goeleven)、6位にはオリベイラが続いている。また、サム・ロウズは2ラップ目のターン4でクラッシュを喫し、上位進出を逃す結果となった。

週末の締めくくりとなるレース2でもブレガの勢いは止まらず、見事な逃げ切り勝ちで今季7度目となるハットトリックを達成した。

画像: スタートではレクオナが先行。しかし、ブレガがすかさず首位の座を奪い返した。

スタートではレクオナが先行。しかし、ブレガがすかさず首位の座を奪い返した。

1シーズンで7度のハットトリックはSBK史上初の快挙であり、自身の連勝記録もついに25の大台に到達した。

レースは序盤からレクオナが果敢にブレガに勝負を挑む展開となったが、ブレガは1周目のターン11でレクオナをパスして首位に立つと、そのまま一気に後続を引き離していく。

レクオナがオーバーランするミスを犯したこともあり、ブレガは盤石の体制を築いてトップチェッカーを受けた。2位にはレクオナが入り、自身の連続2位記録を18に更新。3位には、終盤まで地元での表彰台圏内を走行していたバッサーニがターン8で痛恨の転倒を喫したことにより、モンテッラが浮上。今週末3度目の表彰台を獲得している。

4位にはアレックス・ロウズが入り、5位にはドライコンディションでの自己最高位を記録したタラン・マッケンジー(MGM Optical Express Racing)が続いた。

一方で、アルバロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team)は1ラップ目のターン8で転倒し、早々にリタイアとなる波乱の幕開けであった。

2026 スーパーバイク世界選手権第7戦 スーパーポール・レース 結果

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2026 スーパーバイク世界選手権第7戦 レース2 結果

画像: 意外にもブレガにとってミサノでの優勝は初。週末を通し、見事ハットトリックを達成した。

意外にもブレガにとってミサノでの優勝は初。週末を通し、見事ハットトリックを達成した。

画像3: resources.worldsbk.com
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