まとめ:松本正雅
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ドゥカティ「Desmo450 EDS」概要

DUCATI
Desmo 450 EDS
2027年モデル
総排気量:449.6cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:970mm
車両重量:110.5kg
価格:173万7000円
デスモの鼓動が林道へ―ドゥカティが送り出す初のエンデューロマシン
Desmo450 EDSは、ドゥカティがこれまで培ってきたレース活動や高性能モデル開発のノウハウをエンデューロの世界へ投入した意欲作である。ベースとなったDesmo450 MXからエンジン特性や車体構成を見直し、長時間にわたる林道走行やエンデューロ競技に適したパッケージへ進化させた。

車体には新設計の8.5L燃料タンクを採用。航続距離を向上させながらもスリムなデザインを維持し、ライダーの自由なポジション移動を可能としている。さらにLEDヘッドライトや専用LCDメーターを装備し、実戦的な装備内容を実現した。

フレームはDesmo450 MXのアルミ製ペリメーターフレームをベースに、エンデューロ向けへ最適化。エンジンマウント剛性を調整し、悪路での安定性と快適性を向上させている。フレーム重量は9kg以下に抑えられ、構成部品数も競合車の半数程度となる11点に集約された。
サスペンションはショーワと共同開発。49mm倒立フォークは310mmのストロークを確保し、岩場や木の根などエンデューロ特有の荒れた路面で高い追従性を発揮する。開発には元エンデューロ世界王者のアントワーヌ・メオも参加しており、プロからアマチュアまで扱いやすいセッティングが追求された。

最大の注目点は、クラス唯一となるデスモドロミック機構採用の449.6cc単気筒エンジンである。エンデューロ走行で重要となる低中速域のトルク特性を重視しながら、高回転域まで伸びるドゥカティらしいパワーフィールを実現した。
スロットルボディは42mmへ変更され、専用カムシャフトや圧縮比を見直したピストン、新設計エキゾーストを採用。さらに6速ミッションも専用設定とされ、1速はテクニカルセクション向けにローギヤード化、6速は高速移動を考慮したハイギヤード仕様となる。

認定ディーラーで装着可能なDucati Performanceレーシングキットを組み込むことで、Desmo450 EDSはエンデューロ専用セッティングのトラクションコントロールを搭載する。リアタイヤのスリップ量を検知しながら介入するシステムで、ジャンプ中には自動的に制御を解除するなど、高度な制御ロジックが採用されている。
さらにローンチコントロールやエンジンブレーキコントロール、クイックシフターも利用可能。専用アプリ「X-Link」を介して各種セッティング変更にも対応する。

Desmo450 EDSは2026年7月より欧州の一部ディーラーで販売を開始し、その後世界各国へ展開予定日本仕様の価格は173万7000円と発表されている。ロードモデルやモトクロスモデルに続き、エンデューロ市場にも本格参入するドゥカティ。デスモドロミックエンジンを武器に、新たなオフロードカテゴリーでどのような存在感を示すのか注目が集まる。
ドゥカティ「Desmo450 EDS」主なスペック・価格
| ホイールベース | 1494mm |
| シート高 | 970mm |
| 車両重量(燃料を除く) | 110.5kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 449.6cc |
| ボア×ストローク | 96×62.1mm |
| 圧縮比 | 12.9 |
| 燃料タンク容量 | 8.5L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 27.3° |
| トレール量 | 118mm |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ260mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・140/80-18 |
| ** me-ka-kibou koutri | 90/90-21・140/80-18 |
ドゥカティ「Desmo450 EDS」動画・写真
Ducati World Première 2027 | Desmo450 EDS
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