「鉄馬 with TSK 合戦の日」が2026年5月2日(土)、3日(日)に熊本県のHSR九州で開催された。「鉄馬」のパドックに並ぶのは鉄フレームのバイクばかり。街で見かけるバイクがたくさん走っている。今回注目したのはネオクラシック(NC)350クラス。ホンダGB350シリーズとロイヤルエンフィールドの350シリーズのみが参戦できるクラスだ。
写真:高島秀吉 文:小川 勤

NC350クラスでロイヤルエンフィールドのハンター350が初優勝!

画像: スタートから金子さんが独走。まるでドライ路面のように攻めた走りを見せる。

スタートから金子さんが独走。まるでドライ路面のように攻めた走りを見せる。

今年も金子さんはウィークを通して速かった。5連覇を目指す金子さんは、自分との勝負、ベストタイムの更新だけを目標に走っているようにも見えたほどだ。それはウエットの決勝でも変わらなかった。

金子さんはスタートから飛び出し、圧倒的な速さを披露。ドライのベストから2秒落ちのタイムを刻み、2位以下を離す。2位は道岡さん、3位は中山さん。4位争いも熾烈で激しく順位が入れ替わる。

画像: 道岡さんと中山さんが終始バトルを展開。アナウンスもピットも盛り上がる。

道岡さんと中山さんが終始バトルを展開。アナウンスもピットも盛り上がる。

レース終盤、中山さんが道岡さんにアタックを開始。何度も順位を入れ替えながらバトルが続き、会場は大盛り上がり。そして最終ラップの1コーナーで独走していた金子さんがまさかの転倒…。

画像: 最終コーナーのブレーキングで中山さんのインに入った道岡さんが優勝!

最終コーナーのブレーキングで中山さんのインに入った道岡さんが優勝!

中山さんと道岡さんの争いは、最終コーナーまで続くが、0.086秒差で道岡さんが勝利。NC350クラスでロイヤルエンフィールドのハンター350が初優勝を果たした。

後方でも激しいバトルが展開され、3位から5位が0.784秒差の僅差。谷口さんはチェッカー直前で順位を落とし、悔しい4位、楠山さんが5位でチェッカーを受けた。

画像: 完走したバイクを皆が迎えてくれるのが鉄馬だ。

完走したバイクを皆が迎えてくれるのが鉄馬だ。

マシンを止めると中山さんはヘルメットを脱ぐ気力もなく悔し泣き。涙が止まらない。中山さんを迎えるモトジャンキーの中尾さんも涙が止まらない…。一方、道岡さんは喜び全身で表現する。

画像: パドックに戻ると悔しくて涙が止まらない中山さん。ロイヤルエンフィールドの輸入元であるPCIの高永さんが讃える。

パドックに戻ると悔しくて涙が止まらない中山さん。ロイヤルエンフィールドの輸入元であるPCIの高永さんが讃える。

レース後、中山さんはレーシングスーツを脱がずに、道岡さんのテントへ。道岡さんが容赦無くいじり倒し、中山さんをさらに悔しがらせ、高らかな笑い声がパドックに広がった。

画像: ロイヤルエンフィールドをNC350クラス初勝利に導いた道岡さん。

ロイヤルエンフィールドをNC350クラス初勝利に導いた道岡さん。

画像: 戦いを終えた後もこの雰囲気。ハンター350のライダーはとても仲が良い。

戦いを終えた後もこの雰囲気。ハンター350のライダーはとても仲が良い。

ただし、皆が気分を高揚させたのはここまでだった。現状、金子さんの駆るGB350は、まだまだ遠いからだ。「どうしますかね〜」と、道岡さんと中山さんのマシンを手がけるモトジャンキーの中尾さんが頭を悩ませる。

ロイヤルエンフィールドのスローガンに「ピュアモーターサイクリング」「ピュアスポーツ」というフレーズがある。鉄馬はこの純粋な楽しさを多くの方に伝え、感動とドラマを見せてくれた。

ハンター350の挑戦はまだまだ続く。来年は、この興奮を是非とも現地で味わっていただきたい。

ロイヤルエンフィールドのハンター350ってどんなバイク?

画像: ROYAL ENFIELD HUNTER 350 総排気量:349cc エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 シート高:790mm 車両重量:181kg 価格:65万100円~66万円

ROYAL ENFIELD
HUNTER 350

総排気量:349cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:790mm
車両重量:181kg

価格:65万100円~66万円

ハンター350は、ロイヤルエンフィールドの350シリーズの中で、唯一前後に17インチホイールを装着するスポーティなモデル。跨った瞬間に他モデルよりも全長&ホイールベースが短いコンパクトさがあり、10kg以上軽量に仕上がっていることも機敏に走れるポイント。市街地でもワインディングでもスポーティな走りを誘惑してくる。

エンジンはトルク型、GB350よりも柔らかな印象で、鼓動感や味わいを大切にしたキャラクター。最大出力は20ps/6100rpm、最大トルクは27Nm/4000rpm。レースに特別なバイクは必要ない。NC350クラスにはそんな距離の近さがある。

毎年、鉄馬では「ロイヤルエンフィールド MEET in HSR」というファンミーティングも開催。ロイヤルエンフィールドファンの方は、レース観戦&カスタマー同志の交流を楽しんでみてはいかがだろう?

主要諸元・価格

全長×全幅×全高2100×800×1055mm
シート高790mm
車両重量181kg
エンジン形式空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
総排気量349cc
最高出力14.9kW(20.2PS)/6100rpm
最大トルク27Nm/4000rpm
燃料タンク容量13L
変速機形式5速リターン
タイヤサイズ(前・後)110/70-17・140/70-17
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmシングルディスク・Φ270mmシングルディスク
メーカー希望小売価格65万100円~66万円(消費税10%込)

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  • 画像5: レースはもっと身近でいい!【4台のロイヤルエンフィールド ハンター350が鉄馬に参戦!クラス初優勝を達成!】
    リオ・ホワイト
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    ロンドン・レッド
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    トウキョウ・ブラック
  • 画像8: レースはもっと身近でいい!【4台のロイヤルエンフィールド ハンター350が鉄馬に参戦!クラス初優勝を達成!】
    レベル・ブルー
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    リオ・ホワイト
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    ロンドン・レッド
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    トウキョウ・ブラック
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    レベル・ブルー
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