ヤマハは2026年の大阪・東京モーターサイクルショーにおいて、原付二種スクーターの代表格「シグナスX」の新型モデルを公開した。2003年の初代登場以来絶大な支持を集めてきた同シリーズが、再び日本市場に向けて進化を遂げて帰ってきたのである。発売は2026年夏以降と言う、注目の1台をここでじっくり見ていこう。
写真:鶴身 健
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ヤマハ「シグナスX」の概要

画像: YAMAHA CYGNUS X モーターサイクルショー出展車(市販予定車)

YAMAHA
CYGNUS X
モーターサイクルショー出展車(市販予定車)

スポーティさを強化した新世代デザインで登場!

ヤマハの「シグナス」と言えば同社の原付二種ラインアップの中核となるモデル。従来モデルには「グリファス」のネームが付いていたが、今回の新型から再び「シグナスX」のネーミングに戻っており、ファンにとっては嬉しい復活劇となった。

まず注目したいのはそのスタイリング。従来のコンパクトで扱いやすいシルエットは維持しながらも、全体の造形をシャープかつアグレッシブに刷新。フロントマスクにはLEDヘッドライトを採用。3眼デザインで凄みの効いた表情を演出、スポーツスクーターの代名詞的存在であるシグナスXの名にふさわしい精悍さを際立たせている。

ボディ全体のラインは直線基調でスピード感を強調したものだが、サイズはコンパクトで取り回しを考慮したパッケージング。メインステージとなる通勤・通学のデイリーユースでも扱いやすい設計となっている。

パワーユニットには、最新世代の125cc水冷単気筒エンジンを搭載。可変バルブ機構(VVA)を採用し、低速域での扱いやすさと高速域での伸びを両立。市街地から幹線道路まで幅広いシーンで、ストレスのない、パワフルな走行を可能にしている。

また、アイドリングストップ機構やスマートモータージェネレーターの採用により、環境性能と静粛性も大幅に向上。現代の都市型モビリティとして求められる性能をしっかりと備えている。

車体構造も大きく見直されている。新設計フレームの採用で剛性を向上、スポーティな走行性能をさらに強化。これまでの美点であったフラットフロア構造は維持しつつ、走りの質感をワンランク引き上げている点が特徴だ。タイヤサイズの見直しなど細部のセッティングも変更されており、より軽快で扱いやすいハンドリング特性が与えられている。

装備面も充実している。メーターには自動調光機能を備えた大型のフルカラー液晶ディスプレイを採用し、昼夜を問わず高い視認性を確保。スマートフォン連携によるナビゲーション機能など、デジタル化も積極的に取り入れられている。

シート下には約28Lの大容量収納スペースを確保し、フルフェイスヘルメットも収まる実用性を備えるほか、USB-Cポートも搭載し、実用性がしっかり確保されている点にも注目だ。

2026年夏以降の発売が予定されるこの新型は、再び原付二種スクーター市場の中心的存在となる可能性を秘めた1台といえるだろう。通勤・通学から週末の移動まで、あらゆるシーンで活躍する“新時代のシグナスX”に注目したい。

ヤマハ「シグナスX」の足つき・ライディングポジション

シート高:785mm
身長:176cm 体重:70kg

サイズはコンパクトで取り回しは良さそう。ポジションは上半身が直立した、リラックスしたものだが、フロアボードの位置が高いため、大柄なライダーだと、フロアボードに足をのせるとヒザの曲がりがややきつめ。シート高は785mmと原付二種スクーターとしてはやや高めだが、足つきに困ることはなさそうだ。

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