ショウエイから登場した「e:DRYLENS」はシールドの内側に取り付け、曇りを抑えたクリアな視界を確保してくれる一方、電子調光によってライトとダーク、2種類のモードを切り替えることも可能な新世代アイテム。早速その効果を試してみたぞ!
文:太田安治 写真:南 孝幸 モデル:平嶋夏海

ショウエイ「e:DRYLENS 304 イードライレンズ」テスト&レポート

画像: SHOEI e:DRYLENS 304 税込価格:2万7500円(レンズ)・6600円(コントローラー) 適応シールド/ヘルメット:ショウエイCWR−F2・CWR-F2R/X−Fifteen・Z−8・WYVERN0 販売元:ショウエイ シールドと合わせたシステム全体での販売ではなく、ショウエイのフルフェイス用シールド(CWR-F2・CWR-F2R)のオプション扱い。コントローラーの着脱はショウエイギャラリーで行うシステムを採っている。

SHOEI
e:DRYLENS 304

税込価格:2万7500円(レンズ)・6600円(コントローラー)
適応シールド/ヘルメット:ショウエイCWR−F2・CWR-F2R/X−Fifteen・Z−8・WYVERN0
販売元:ショウエイ

シールドと合わせたシステム全体での販売ではなく、ショウエイのフルフェイス用シールド(CWR-F2・CWR-F2R)のオプション扱い。コントローラーの着脱はショウエイギャラリーで行うシステムを採っている。

液晶フィルム採用で瞬時に調光!

ヘルメットの標準シールドは暗所でも見やすさを確保するため、透明に近いもの、または薄く着色したものが装着されている。日差しが強い環境下ではより色の濃いスモーク系が快適だが、交換用シールドを持ち歩くのは現実的ではない。日常的な使用では内蔵式や外付けのサンバイザーを備えたヘルメットが便利だ。

しかし内蔵式は構造上帽体が大きくなり、外付け式は空気抵抗や風切音の面で不利。最近は調光サングラスと同じように紫外線に反応して濃度が変わるシールドが注目されているが、濃淡の変化に時間が掛かるのでトンネル通過時のように明るさが急速に変化する状況には弱い。

ショウエイの『e:DRYLENS304』は、曇り防止性能を備えた防曇シートに液晶フィルムを組み合わせ、電圧を掛けることで濃淡が瞬時に切り替わる。夏でも冬でも、日中でも夜間でもこれ一枚で対応できる画期的な製品だ。

電圧を掛けない状態での光線透過率は65%で薄いスモーク色の「ライト」だが、シールド左側に装着されたコントローラーのボタンを押すと瞬時に透過率20%の濃いスモーク色の「ダーク」に変わる。

さらにオートモードに設定すれば外光の強さに応じて濃淡が自動的に切り替わるから、ハンドルから手を離してボタンを操作する必要もない。電源はコントローラー部に内蔵されたリチウム電池で、USB-Cにより約3時間でフル充電でき、「ダーク」で連続約20時間作動する。

この便利さを知ってしまうと通常のシールドが実に不便に感じるほど。高価だが、その価値は充分にある。

画像: バッテリーを消費しない「ライト」の状態ではごく薄いスモーク色。

バッテリーを消費しない「ライト」の状態ではごく薄いスモーク色。

画像: ボタン操作またはオートモードで「ダーク」に切り替わると濃いめのスモーク色になる。ライト⇔スモークの切り替え時間はともに0.5秒ほどで、感覚的には「瞬時」だ。

ボタン操作またはオートモードで「ダーク」に切り替わると濃いめのスモーク色になる。ライト⇔スモークの切り替え時間はともに0.5秒ほどで、感覚的には「瞬時」だ。

画像: コントローラー側面のボタンで濃淡の切り替えとオートモードのオン/オフを行う。オートモード時は上部の外光センサーが明るさを検知して濃淡を自動的に切り替える。

コントローラー側面のボタンで濃淡の切り替えとオートモードのオン/オフを行う。オートモード時は上部の外光センサーが明るさを検知して濃淡を自動的に切り替える。

画像2: ショウエイ「e:DRYLENS 304 イードライレンズ」使用レビュー|瞬時に色が変わって調光可能なドライレンズ

テスター太田安治の欲張りリクエスト
コントローラーを単独で購入することはできず、取り付け/取り外しはショウエイギャラリー店舗で行う。将来的にはユーザーが交換できるようにして欲しい。レンズとコントローラーで3万4100円という身構える価格がリーズナブルになれば…。

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