写真:南 孝幸 文:太田安治 モデル:平嶋夏海
▶▶▶写真はこちら|モトトモ「フロントホイールクランプ」
モトトモ「フロントホイールクランプ」テストレポート

MOTOTOMO
フロントホイールクランプ
価格:5900円
サイズ: 長さ640mm×幅535mm×高さ460mm
重量: 約6.8kg
カラー:レッド、ブラック
対応タイヤサイズ:17〜21インチ
販売元:ツールズアイランド
軽量なので女性でも楽に持ち運べる。製品は組み立て式とはいえ、ボルト4本を通して締めるだけ。簡単に分解できるから収納場所にも困らない。
コスパ抜群の軽量ホイールクランプ
フロントタイヤを下側から包むように支え、同時にタイヤ前側をポストプレートに押し当てて車体を直立状態に固定するのが『ホイールチョック』や『ホイールクランプ』と呼ばれるフロントスタンド。メンテナンス時や、トラックやワゴン車へオートバイを積むときに便利で、オートバイ編集部のロケ移動時でも必須のアイテムとなっている。
web上で数多くの製品が販売されていて個人的にも3種類使っているが、ホールド性には差があり、中には下側を支える受けプレートがタイヤ幅に合わなくて左右にグラつくもの、タイヤの前側を押し当てるポストの位置が低くて車体の前後方向固定が弱いものもある。
この『モトトモ』の製品はホイール径17〜21インチ、タイヤ幅110〜140mmに対応する仕様。CB1000F(フロントタイヤサイズ:120/70−17)で試してみたが、ホールド性は充分。ホイール径に合わせて受けプレートの位置を前後3段階に調整することもできる。
接地部の左右幅が前535mm、後430mmあるので支持基底面積が大きく、タイダウンベルトを引くトランポ積載時や、ちょっとしたメンテナンス作業なら単独で使っても問題なし。ただし直立させて駐車する用途なら、強い地震や強風を想定してアンカーボルトやU型ボルトで地面に固定したほうがいいだろう。
本体重量は実測6.8kg。既存ホイールチョックの10〜15kg程度と比べると明らかに軽く、トランポへの積み下ろし、作業現場での移動が楽なことも特徴。チョック=重くて扱いにくいというイメージを覆す商品に仕上がっている。

フロントタイヤ前側と下側のプレートで支える仕様。下側のプレートはホイール径(タイヤ外径)に合わせて3段階に調整できる。

タイヤの前側を当てるポストプレート位置を高めに設定したことで前後方向のグラつきを抑止。トランポへの収まりもいい。

余計な構成部材を廃しつつ充分な剛性を確保。実測重量は約6.8kgで、スチール製フロントチョックの中ではずば抜けて軽量だ。

テスター太田安治の欲張りリクエスト
重量を抑えていることと、5900円という低価格が魅力。トランポ内で使うならこれで満足だが、直立駐車用としては接地面の左右幅を広げられる延長アームが欲しい。車体が後ろ側に移動することを防ぐロック機構もあればさらに安心。




