今や防寒対策パーツとしてメーカー純正/アクセサリーパーツとしても一般化したグリップヒーター。そんな同品を古くからアフターマーケットに供給する老舗・キジマがその最新製品、GH11をリリースした。各部をアップデートして使い易くなった仕様はまさに装着車両を選ばない!
※本企画はHeritage&Legends 2026年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

愛車の新旧問わず使える、冬季のマストアイテムだ!

今でこそ一般化したグリップヒーターだが、キジマが同品を発売したのは’90年代初頭のこと。当時はグリップに巻き付けるタイプだった。時代は下って今回紹介するGH11と同様のグリップ式を初めて世に送り出したのは’99年。以来、技術とノウハウは積み上げられ、現在では巻き付け式はGH05として、グリップタイプはここに紹介するGH11が最新製品としてラインナップされている。

さて、最新製品GH11の同社既存品(GH10)からのアップデート箇所はと言えば、①さらにスリム化されたスイッチまわり、②オート急速加熱機能の追加、③グリップしやすいダイヤ柄デザインへのリニューアル、④よりスマートになった配線処理が挙がるが、ここまで来ると、グリップの握りの位置や握り心地、装着による車体に影響するデザインの違和感などは皆無に等しい。つまるところ、最新の現行バイクだけで使うにはあまりに惜しい製品でもあるのだ。

ここではそんなGH11の有用性をカワサキZ1をドナーに確かめてみたが、合わせて声を大にして謳いたいのは、その装着の簡単さでもあった。これは『誰もが手持ちの工具で簡単に製品を愛車に装着できる』を旨とする、キジマの製品開発ポリシーがいかんなく発揮された嬉しいポイントでもある。

冬場の指先のかじかみはライダーなら誰もが回避したい悩み。愛車をスタイリッシュのままに、安全、安心、そして快適さが手に入る、GH11の導入を勧めたい。

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デザイン・スイッチ・配線・サイズ設定も見直したグリップヒーターはハンドルまわりにも違和感ナシ!

グリップヒーター GH11 各サイズ:2万350円

画像: グリップヒーター GH11 各サイズ:2万350円

GH11のセット内容。Φ22.2mmの標準ハンドル(外径Φ33mm)用には115 (実寸116mm)、120 (実寸122mm)、125 (実寸127mm) の各グリップ長が、Φ25.4mmのインチハンドル(外径Φ36mm)用にはグリップ長130 (実寸132mm)が揃えられる。各種バーエンド対応。

高機能をそのままにコンパクト化を実現した!

画像1: 高機能をそのままにコンパクト化を実現した!
画像2: 高機能をそのままにコンパクト化を実現した!

選べる暖かさは上写真で分かるように5段階。下グラフの通り、スイッチONから約5分で急速加熱し、そこから各レベルの温度へとさらに加熱していく(前作GH10では各レベルでスイッチONからの過熱にばらつきがあった)。乗り出しから快適な暖かさを得られるようになったわけだ。

画像3: 高機能をそのままにコンパクト化を実現した!
画像4: 高機能をそのままにコンパクト化を実現した!

上写真ではGH10(奥)からスリム化されたGH11(手前)のスイッチまわりが分かる。下写真はスイッチ裏の配線の様子。こちらもよりスリム&コンパクト化されたことで、ハンドル装着時の制限が少なくなったのだ。

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手慣れていればZ1にも即装着できるのだ!

画像1: 手慣れていればZ1にも即装着できるのだ!

取材にお付き合いいただいたのは東京・北区にあるレッドモーターの中村圭志代表。同店はビッグバイクカスタムから原付のパンク修理まで対応してくれる、街のバイク屋さんの顏も持つ。

画像2: 手慣れていればZ1にも即装着できるのだ!

装着前にグリップ長が装着車に合っているかチェック。予め愛車のグリップ長を調べて購入するべきGH11だが、こうしたチェックも以降の配線のレイアウトなどイメージしやすくなる。

画像3: 手慣れていればZ1にも即装着できるのだ!

GH11に同梱された説明書にもある通り、こうして事前に温めておくとよりハンドルバーへの装着が楽になる。不意の脱落防止のために、グリップ装着時の潤滑剤などの使用はNGだ。

画像4: 手慣れていればZ1にも即装着できるのだ!

装着して分かるのがGH11の配線部のコンパクトさ。今回はスイッチボックスやミラーなどとの干渉もなく作業はスムーズに進んだ。写真を撮らせてもらいながら、ここまで約15分ほど。

画像5: 手慣れていればZ1にも即装着できるのだ!

電源はイグニッションから取った。装着後は他の電装品が的確に作動するか点検を。古い車両ならバッテリーほか、カプラーやハーネスの劣化に注意。この機会にリフレッシュも考えよう。

取材協力:キジマ、レッドモーター

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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