スーパーカブはまさに"国民の足〟として日本の暮らしを変えた存在だった。その精神を現代に受け継ぎ、上質なデザインと最新技術を融合させたのが、誕生60周年を記念して登場したスーパーカブC125。伝統と革新が美しく調和した、新たなカブの理想形だ。
まとめ:オートバイ編集部 写真:ホンダ
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ホンダ「スーパーカブC125」のルーツは「スーパーカブC100」(1969)

画像: Honda Super Cub C100(左) 1958年 Super Cub C125(右) 2026年

Honda
Super Cub C100(左)
1958年

Super Cub C125(右)
2026年

生活を変えた偉大な初代。60年後の新生でモダンに

長い歴史と伝統を誇るのがホンダのスーパーカブシリーズ。1958年の初代C100以来、庶民の足として愛され、ホンダのみならず、日本を代表する1台だ。

小排気量車は2ストロークが常識だった時代に、耐久性や静粛性、クリーン性能を考慮し、敢えてコストの高い4ストロークエンジンを搭載。誰でも運転が簡単な自動遠心クラッチや、泥はねからライダーを守るフルカバードなどの実用性も完備していた。

1966年にOHVからOHCの第二世代に進化。1970年代から50、70、90や新聞配達仕様など用途に合った排気量の細分化が進む。さらに2007年にはPGM-FIを採用し、2009年に110が登場した。

そして60周年の2018年、記念碑的なスーパーカブC125が登場する。これは、実用性を重視した従来のカブと違い、一体型のフロントまわりなど初代C100を再現したデザインのプレミアム仕様。排気量はシリーズ最大の123ccで、アルミキャストホイールやフロントディスクブレーキ、スマートキーなどの豪華装備も魅力。小粋なカブが欲しい人に嬉しい選択肢となっている。

ホンダ「スーパーカブC100」(1958)解説

画像: Honda Super Cub C100 1958年

Honda
Super Cub C100
1958年

実用車の概念を変えた1958年の革命

当時主流だった2ストロークではなく、あえて高コストな4ストローク50ccエンジンを採用し、高い耐久性、静粛性、低燃費を実現した。自動遠心クラッチの採用によりクラッチ操作を必要とせず、誰でも簡単に扱えるという点が画期的と評価された。

さらに、レッグシールドやフルチェーンケース、丈夫なリアキャリアなどの装備を備え、新聞配達や出前といった「働く足」として日本中に普及。のちのスーパーカブシリーズの原点となったモデルである。

画像: この広告は、1958年デビュー直後の初代スーパーカブC100を、「働く庶民の足」として情緒たっぷりに描いた雑誌広告だ。

この広告は、1958年デビュー直後の初代スーパーカブC100を、「働く庶民の足」として情緒たっぷりに描いた雑誌広告だ。

●主なスペック
エンジン形式:空冷4ストOHV2バルブ単気筒
総排気量:49cc
最高出力:4.5PS/9500rpm
最大トルク:0.34kgf・m/8000rpm
乾燥重量:55kg
タイヤサイズ前・後:2.25-17・2.25-17

ホンダ「スーパーカブC125」(2026)解説

画像: HONDA SUPER CUB C125 2026年モデル 総排気量:123cc エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 シート高:780mm 車両重量:110kg 発売日:2026年3月6日 税込価格:49万5000円

HONDA
SUPER CUB C125

2026年モデル
総排気量:123cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:780mm
車両重量:110kg
発売日:2026年3月6日
税込価格:49万5000円

初代C100のDNAを受け継ぐプレミアムカブ

初代C100譲りのクラシカルなスタイルに、LED灯火類やスマートキー、ディスクブレーキ+ABSといった現代装備を融合させた原付二種のプレミアムカブ。 伝統的な丸目ヘッドライトやレッグシールド、上質な塗装とメッキパーツにより、高い所有感を味わえる一台だ。

空冷4ストローク123cc単気筒エンジンと自動遠心クラッチ+4速リターンを組み合わせ、扱いやすさと低燃費を両立。 街乗りからツーリングまで快適にこなす。

画像: キーをポケットに入れたままでも、車体側のスイッチ操作だけでイグニッションのON/OFFやハンドルロックなどの解除が行える「Honda SMART Keyシステム」を採用。

キーをポケットに入れたままでも、車体側のスイッチ操作だけでイグニッションのON/OFFやハンドルロックなどの解除が行える「Honda SMART Keyシステム」を採用。

カラーバリエーション

今回発表された2026年モデルは、メカニズム面に大きな変更こそないものの、カラーバリエーションを一新。新たに設定されたのは「パールスモーキーグレー」と「プレミアムシルバーメタリック」の2色。

「パールスモーキーグレー」は、落ち着いたグレーの車体色にブラウンのシート表皮を組み合わせ、クラシックで温かみのある雰囲気を演出する。一方の「プレミアムシルバーメタリック」は、上品なシルバーのボディにツートーンのシートを採用し、モダンで洗練された印象を強調。継続色の「パールボスポラスブルー」とあわせ、全3色のラインアップとなった。

車両価格は従来の税込44万円から49万5000円に改定された。発売は2026年3月6日となっている。

ホンダ「スーパーカブ C125」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高1915×720×1000mm
最低地上高125mm
シート高780mm
車両重量110kg
エンジン形式空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
総排気量123cc
ボア×ストローク50.0×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力7.2kw(9.8PS)/7500rpm
最大トルク10N・m(1.0kgf・m)/6250rpm
燃料タンク容量3.7L
変速機形式4速リターン
キャスター角26°30'
トレール71mm
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク(ABS)・ドラム
タイヤサイズ(前・後)70/90-17M/C 38P・80/90-17M/C 50P
燃料消費率 WMTCモード値67.8km/L(クラス1) 1名乗車時
製造国タイ
メーカー希望小売価格49万5000円(消費税10%込)

ホンダ「スーパーカブC100」「スーパーカブC125」写真

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