1960年代の空気をまといながら、最新技術で磨かれた空冷単気筒。伝統と最新技術が融合したホンダGB350は、いまもシングルスポーツの魅力を語り継ぐ存在だ。
まとめ:オートバイ編集部 写真:ホンダ
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ホンダ「GB350」のルーツは「GB250クラブマン」(1983)

画像: Honda GB250 CLUBMAN(右) 1983年 Honda GB350C(左) 2026年

Honda
GB250 CLUBMAN(右)
1983年

Honda
GB350C(左)
2026年

1960年代の香り漂う単気筒、でも中身は最新

レトロなスタイルと味わい深い走りで人気のGB350シリーズ。貴重な空冷シングルスポーツであり、SR400が生産終了した今も現役で走り続けている。

GBの初代は1983年12月に発売されたGB250クラブマンにまで遡る。デザインこそ1960年代の古き良きロードスポーツを再現していたが、メカは最新。オフロード車XR350R由来の空冷単気筒はホンダ独自の燃焼室形状『RFVC』やDOHC4バルブで高性能化され、高剛性フレームとディスクブレーキも導入していた。

1985年にはXR500系のエンジンで排気量をアップしたGB400/500TTも登場。「TT」とは「ツーリストトロフィー」の略で、1960年代のマン島TTレーサーをイメージしており、ロケットカウル付きのマークIIも400に設定された。

上質なデザインと扱いやすさ、意外なほどのスポーティさが支持され、250は1997年型まで販売された。その後、GBの名は途絶えていたのだが、ついに2021年、GB350として復活する。

GB350は、過去のGBと造形や走りの方向性は違うが、普遍的なスタイルと味わいを重視しつつ、エンジンに同軸バランサーやトラコンなどを採用するなど、最新技術を惜しみなく投入している点は同じだ。ちなみに上体が直立する威風堂々の〝殿様ポジション〟は、CB750フォアとソックリ。CBのテイストまで味わえるのだ。

先進シングルは250のほか400&500も造られた

GB500TT(1985)

オフロード系由来の空冷4スト単気筒4バルブは、大排気量らしい厚いトルクで高回転まで滑らかに吹け上がり、当時、大型限定解除が必要な“ステータスモデル”として位置づけられていた。

画像1: ホンダ「GB350」のルーツは「GB250クラブマン」(1983)

GB400TT MKII(1985)

マン島TTレーサーをイメージしたロケットカウル風スタイルと、空冷単気筒ならではの鼓動感を併せ持つ本格クラブマンスポーツとして登場した。

画像2: ホンダ「GB350」のルーツは「GB250クラブマン」(1983)

GB400TT(1985)

細身のタンクに純正アクセサリーのタンクバッグとメーターバイザーを装着。前後18インチホイールとしなやかな足まわりで人気を博した。

画像3: ホンダ「GB350」のルーツは「GB250クラブマン」(1983)

GB250 CLUBMAN(1993)

英国風クラブマンスタイルと、RFVC空冷単気筒による軽快な走りを併せ持つ、完成度の高いトラディショナルスポーツシングルとして熟成期に入ったモデル。

画像4: ホンダ「GB350」のルーツは「GB250クラブマン」(1983)

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