文:太田安治/写真:南 孝幸、オートバイ編集部/モデル:平嶋夏海
ケルヒャー「マルチクリーナー OC3 フォルダブル」テスト&レポート

Karcher
マルチクリーナー OC3 フォルダブル
サイズ:長さ305mm×幅298mm×高さ271mm〜108mm
重量:2.2kg
税込価格:2万4200円
販売元:ケルヒャージャパン
電源も水道も不要のお手軽洗浄機
高圧の水を使う洗浄機の代名詞ともなっている「ケルヒャー」には、家庭用から業務用まで多種多様な機種が揃っている。家庭用、自動車/オートバイの洗車用としてはK2/K3シリーズが人気だが、今回は水道や電源のない場所でも使える「フォルダブル」を試してみた。
底部に充電式バッテリーとモーターを収め、上部の給水タンクと一体化しているので使用時は水を入れる(8L容量)だけ。水道と電源を確保できない屋外でも使える。加えて水ホースや電源コードがなく、畳める水タンクとショートタイプの噴射ノズルの採用でコンパクトにまとまるので持ち運びがしやすく、スッキリ収納できることも利点だ。
水の吐出圧力は公表されていないが、個人的に使っているケルヒャーのK2と比べると明らかに低い。ただ、K2は吐出圧力の強さゆえに、洗車時は対象面からノズルを遠ざけて水圧を調整することが多い。ノズルとの距離が近いとデカール類が剥がれる、ラジエターのフィンが変形するといったリスクがあり、配線の端子部に浸水してしまう可能性もある。
その点では「フォルダブル」の水圧はオートバイの洗車に向いている。泥汚れや虫の死骸などを落とすには充分で、水の跳ね返りも少ないからだ。使う前は約15分というバッテリーの稼働時間が心許なかったが、実際は最初の水洗いとシャンプー後の洗い流しでオートバイ全体を2回洗うことができた。
洗車だけではなく、家の外回り、アウトドアスポーツ後に泥や砂、海水を洗い流すこともできる便利な一台だ。

雨中走行後の泥汚れ程度ならみるみる落ちる。実際、オフロードレース後に洗浄機を使って泥を落としてからトランポに積むライダーも多い。

ショートタイプのトリガーガンに繋がっている低圧フレキシブルホースは長さ1.8m。収納時は給水タンク部に無理なく入る。

給水タンクは蛇腹構造で、畳めば約11cmの高さになる。重量も約2.2kgと軽量なので持ち運びが楽だ。

感覚的には水道の2倍程度の圧力。外構の泥汚れや苔も落とせた。水跳ねが少ないので自分の服が濡れにくいことも魅力。

テスター太田安治の欲張りリクエスト
内蔵バッテリーは脱着不可で、電池切れになると本体にアダプターを接続して充電を待つ必要があるからバッテリー交換式になれば安心できる。水圧がもう少し高ければ、洗浄対象部が遠い場合も含めて用途が広がりそう。
文:太田安治/写真:南 孝幸、オートバイ編集部/モデル:平嶋夏海



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