原付一種カテゴリのEバイクであるGE-N3。ICEの50ccモデルが生産終了したこともあり、今後の原付一種カテゴリーを担う一台になりそう。そんなGE-N3だけど、普段使いに快適なEモビリティという側面だけじゃなく、クローズドコースを楽しむファンバイクという一面もあるのよ。クローズドコース専用のモード3を体験しつつ、プロライダーにGE-N3のポテンシャルを見せてもらうよ。

DIRTFREAK ELECTRICPOWER GE-N3

ダートフリークエレクトリックパワーのGE-N3。これまで、車体の詳細や積載具合とかを実車で見てきたよ。

気になった人は、公式サイトもチェックしてみてね。

画像: GE-N3 いつもの道も、道なき道も。【電動原付オフローダー】 www.youtube.com

GE-N3 いつもの道も、道なき道も。【電動原付オフローダー】

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GE-N3は、林道トレッキング最強マシンかも

さて、今回は不整地での走行。
軽量でゆとりのある車体と、EVらしく非常にトルクフルな出力特性で、気持ちの良い走行性能を持つGE-N3。軽さとトルクの強さは、林道走行も非常に快適なはず。

というわけで実際に林道的な不整地を走ってみたよ。

画像: GE-N3は、林道トレッキング最強マシンかも

そもそも、林道とか不整地も公道なわけだから、安全な速度で走らないとなのよね。林道をのんびりと走っていくなら、個人的には軽くて力のあるバイクが一番楽だと思ってる。

これまで、不整地をのんびり通過するには、カブが最強だと個人的に思ってたけど、正直GE-N3はそれ以上。自分のスーパーカブ90(HA02)とかの古い鉄カブは車重が75kgくらいだけど、GE-N3はわずか58kg
最低地上高もカブより高いし、体も動かしやすいし、林道トレッキングには最強じゃないかな。

初めての林道走行にもめちゃめちゃオススメ。ただ、林道には充電ポイントがなさそうなので、航続距離には注意してね。

クローズドコースであればフルパワー化(モード3)もできるよ

で、ここからが今回の本題。

これまでの2回や林道は、公道走行するEモビリティとしての話。
実はGE-N3には、ハードエンデューロやトライアルなどの競技におけるエントリーモデルとしての側面もあるのよ。
公道走行モデルとしてもトルクフルで走行性能の高いセッティングだけど、クローズドコースでは専用のモード設定にすることで全力を発揮させることが可能。簡単に言うとフルパワー化できるってわけ。

そこで今回は、GE-N3をクローズドコースに持ち込んでフルパワー化。真GE-N3の走りをコースで確認していくよ。
ただ、自分は運転が下手クソだから、GE-N3の真髄を見せることができない。なのでプロライダーにGE-N3で走ってもらうよ。

SRAM PARK SETO(スラムパークセト)

クローズドコースの会場は、愛知県瀬戸市のスラムパークセト。

画像: srampark.com
srampark.com

トレールバイク用のコースからモトクロスコース、さらには自転車(MTB)用コースなども擁する総合オフロードコース。ビギナー向けのコースもあるので、初めてのコース走行にもオススメ。
オフロードバイクを楽しむなら、スラムパークセトをはじめ、こうした専用コースを一度は体感してほしい。
今回は、撮影用に特別に許可を頂いてコースを使わせてもらったよ。

GE-N3をフルパワー化してみよう

まずはGE-N3をフルパワー化しよう。
手順は簡単。リアの保安器が外せるようになってるので、それを外せばモード3(フルパワーモード)を選択できるようになるよ。

必要な工具はこれだけ。
4mmの六角棒レンチ10mmのソケット&ラチェットハンドル

画像1: GE-N3をフルパワー化してみよう

まずはシート後端部の下側にある、樹脂のカバーをめくるよ。

画像2: GE-N3をフルパワー化してみよう

こんな感じ。手でペロリとめくることができるよ。

画像3: GE-N3をフルパワー化してみよう

そしたら防水カプラーにアクセスできるようにあるよ。これはテールランプ&ウィンカーの配線なんだけど、この防水カプラーを外せば、最強モードであるモード3が解放されるよ。
カプラーを外したら樹脂カバーを戻しておいてね。

画像4: GE-N3をフルパワー化してみよう

次にキャリア後部にある4つのボルトを、4mmの六角棒レンチで外そう。そしたらテールランプ&ウィンカーをステーごと外せるよ。

画像5: GE-N3をフルパワー化してみよう

今外した4つのボルト。そのままだとキャリアが不安定になってしまう。
なので、テールランプステーとテールランプを締結してるナイロンナットを10mmの工具で外すよ。

画像6: GE-N3をフルパワー化してみよう

そしたらキャリアボルトとさっき外したナイロンナットを使って、キャリア後部を締結しておこう。

画像7: GE-N3をフルパワー化してみよう

これでコース用のセッティングは完了。モード3を選択できるようになるよ。

画像8: GE-N3をフルパワー化してみよう

GE-N3には、安全装備としてサイドスタンドスイッチが搭載されてるんだけど、オフロードをコース走行すると、段差やジャンプで塩梅が悪くなったりするのよね。なので、サイドスタンドスイッチもキャンセルしておこう。

左のリアサイドカバーをGE-N3付属の棒レンチで外そう。

画像9: GE-N3をフルパワー化してみよう

で、このカプラーがサイドスタンドスイッチの配線なので、外しておこう。

画像10: GE-N3をフルパワー化してみよう

ちなみに今回は外さなかったけど、現行のGE-N3はヘッドランプ&フロントウィンカーもカプラー接続なので、簡単に外すことができるよ。

画像11: GE-N3をフルパワー化してみよう

今回のGE-N3はオフロードカスタムされてた

オフロード試乗ということで貸してもらったGE-N3なんだけど、オフ向けのカスタムが施されてた。GE-N3のカスタムの参考にしてね。

まずはブーツカバー。汎用のブーツカバーをフロントフォークに装着。

画像1: 今回のGE-N3はオフロードカスタムされてた

バッテリー前方、ICEの水冷バイクならラジエターがあるあたりね。ここから砂や石、泥が侵入すると清掃が大変なので、軟質樹脂でカバーされてた。

画像2: 今回のGE-N3はオフロードカスタムされてた

同じ理由でアンダーカード上部にも延長カバーが装着されてた。たぶん0.5~1.0mmくらいのアルミ板をカットしたものをアンダーガードに共締めしてる。

画像3: 今回のGE-N3はオフロードカスタムされてた

フルパワーを試してみる

では実際にモード3で走ってみるよ。
特別に許可を頂いてコースを貸し切りにさせてもらったので、駐車場を軽く回ってみた。自分の腕前だとコース走るの怖いので。

で、モード3なんだけど、モード1やモード2とは全然違う。
ちょっとラフにアクセル開けるとどこからでもリアが空転するよ。びびるくらいパワフル。それを踏まえて丁寧なスロットルワークを意識したら、凄く走りやすくなった。初めてモード3で走行するときは注意してね。

車体の軽さと強烈なトルク感で、半端なく走りそうな感じ。

画像1: 【第3回】EV原付の可能性を広げるGE-N3は、クローズドコースでのオフロード遊びにも最適なファンバイク。コース専用モードで真の力を発揮してもらったよ【最新電動バイク解説】
画像2: 【第3回】EV原付の可能性を広げるGE-N3は、クローズドコースでのオフロード遊びにも最適なファンバイク。コース専用モードで真の力を発揮してもらったよ【最新電動バイク解説】

余りにもパワフルなので、開発スタッフに尋ねてみたところ、オフロード向けに中低速を重視した出力特性にしてクラスを越えたトルクを発揮しているとのこと。
なので、モード3にしても最高速がめちゃめちゃ伸びるってわけじゃないみたい。ただ中低速のトルク感はモード1やモード2の何倍もある印象。まさに最強のファンバイク。

コース走行はびびってやめといたけど、せっかくなのでコースならではの急坂に挑んでみたよ。
モード2だと、登り切るあたりでやや失速するもののマイルドに登っていく感じ。で、モード3は余裕でグイグイ登ってっちゃう。

画像3: 【第3回】EV原付の可能性を広げるGE-N3は、クローズドコースでのオフロード遊びにも最適なファンバイク。コース専用モードで真の力を発揮してもらったよ【最新電動バイク解説】
画像4: 【第3回】EV原付の可能性を広げるGE-N3は、クローズドコースでのオフロード遊びにも最適なファンバイク。コース専用モードで真の力を発揮してもらったよ【最新電動バイク解説】

正直、モード3だと怖くてフルスロットルにできてないけど。なんというか別次元の乗り物になってる。

プロライダーにカッコ良く走ってもらった

自分ではコケないようにトコトコ走ることしかできないので、プロライダーにGE-N3のポテンシャルを見せてもらった。協力してくれたのはFMX(フリースタイルモトクロス)のプロライダーであるGONTA(ゴンタ)さん。

今日は宜しくお願いします。

画像: GONTAさん

GONTAさん

よろしくお願いします。
軽く走ってみたんですが、非常に楽しいバイクですね。

楽しみです。ではよろしくお願いします!
※なお撮影の都合上、特別に許可を頂いて本来GE-N3で走行可能なコースとは別のセクションで撮影しています。

というわけでここからは、GONTAさんの操るGE-N3のポテンシャルを見てみて。写真並べるだけだと間が妙な感じになっちゃうので、一応能書き書いてるけど、ほぼ内容ないんで写真だけ見てもらえれば幸い。

あっさり飛んだジャンプが高すぎて、自分がさっき乗ったバイクと思えない。

画像1: プロライダーにカッコ良く走ってもらった

ほんと操ってるって感じが凄い。プロって凄い。

画像2: プロライダーにカッコ良く走ってもらった

コーナーもカッコ良く走ってた。こういうコーナリングにあこがれるけど、普通のオフ車だと意外と怖いのよね。GE-N3なら軽いし練習しやすそう。

画像3: プロライダーにカッコ良く走ってもらった

自由度の高いシートまわりのおかげで、前後の移動もスムーズに決まってる。

画像4: プロライダーにカッコ良く走ってもらった

ジャンプ高い。かっこいい。

画像5: プロライダーにカッコ良く走ってもらった

まとめ

画像: まとめ

普段使いの原付としても凄く魅力的なんだけど、ファンバイクとしての一面は衝撃的なくらい。半端ない軽さと十分以上のトルクで、ビギナーでもオフロード走行を楽しむことができるよ。
購入や維持の敷居も低いし、バイクの楽しさを広げてくれるこれまでにないモビリティがGE-N3。販売店やイベントで試乗会なども行われているので、ぜひ一度体験してみてね。

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若林浩志/プロフィール

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