オフロードも視野に入れた高い走行性能と、スマートなスタイルが魅力の電動原付、GE-N3。車体そのものの基本性能はすごく良いんだけど、そうなると次に気になるのが積載能力。通勤通学にせよツーリングにせよ、積載できるとすごく便利だからね。車体後部にあるキャリアへの積載や、EVならではの積載を考えてみたので、実際に試してみるよ。

GE-N3の積載能力が気になる

前回はGE-N3の基本的な部分をチェックしたり軽く試乗してみたよ。

色々触ってみた印象としては、ナローなスタイルやディメンションの良さ、それとセッティング可能なリアサスのおかげで、すごく体に馴染む乗り物という感じ。
初心者でもGE-N3ならオフロード走行やトライアルごっこを楽しむことすらできそう。

画像: GE-N3 いつもの道も、道なき道も。【電動原付オフローダー】 www.youtube.com

GE-N3 いつもの道も、道なき道も。【電動原付オフローダー】

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前回も触れたけど、リアキャリアが標準装備だから、積載性能はそこそこありそうなのよね。なので今回はGE-N3の積載性に着目していくよ。

リアキャリアのサイズ感

まずは純正リアキャリアのサイズ。
幅が約125mmで、長さは約330mm。長さに関しては十分だけど、幅がやや狭め。

積載面はほぼ水平なので、かなり楽に積めそう。

まずはこのキャリアにシートバッグを装着してみるよ。

シートバッグをつけてみる

シートバッグだけど、ナローなスタイリングのGE-N3なので、なるべく幅の狭いバッグが似合いそう。
そこで個人的にお気に入りのシートバッグ、ヘンリービギンズ シートバッグBASIC。その中でもSサイズをチョイス。

ヘンリービギンズ(Henly Begins) デイトナ バイク用 ツーリング シートバッグ BASIC/BASIC2シリーズ

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ぎゅっとしたコンパクトさと、グリーンのカラーが最高に良いのよね。

画像1: シートバッグをつけてみる

シートバッグ装着って、固定ベルトをどこにつけるかが重要なんだけど、GE-N3の場合は前方側にフレームがあるので、そこを使うことで固定できそう。

画像2: シートバッグをつけてみる

前側は距離がちょっと短めだけど、後側は十分に距離が取れてるのでしっかりと取り付けできそう。

画像3: シートバッグをつけてみる

固定ベルトとシートバッグを接続して、長さ調整して完成。

画像4: シートバッグをつけてみる

細身なキャリアだけど、シートバッグの幅もそこまでないのでジャストフィットな感じ。

画像5: シートバッグをつけてみる

引いてみるとこんな見た目。車体とのバランスが実にかわいい。

このシートバッグのサイズ感、ほんと気に入ってるのよ。普段使いならこれをつけっぱにしておけばかなり利便性が高まりそう。

画像6: シートバッグをつけてみる

電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

シートバッグときたら次はリアボックスといきたいとこだけど、その前にどうしても試したい積載取り付けがあるんですよ。

それはシート前部へのサイドバッグの取り付け。
アドベンチャーバイクとかで、フレームガードに小さいバッグをつけたりするのに憧れてて。GE-N3のスリムな車体、そしてEVということを活かせば、それをさらに進めてフレーム左右にバッグを付けてかわいくできるんじゃなかろうかと。

なんせ思い付きなので、やってみないとわからない。
で、選んだのはモジュールモトパックという、取り付け自由度の高いバッグ。各種サイズがあるけど、取り付け位置が取り付け位置なので、最小の容量7.5リットルをチョイス。

DFG モジュール モトパック 防水ツーリングバッグ

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モジュールモトパックを振り分けバッグとして使用するためのサイドバッグベースも用意したよ。

ダートフリーク(Dirtfreak) DFG モジュールモトパック専用サイドバッグベース オンロードタイプ 7.5/15用

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まずはサイドバッグベースを取り付け。これが装着できればモジュールモトパックも取り付けられるからね。

画像1: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

ICE(内燃機関)バイクだとエンジン周辺にベルトをつけるのは相当厳しいんだけど、EVなので大胆に車体を使って装着。
EVなら、駆動系と足回りだけ避ければ良いからね。自由度が高すぎて工夫するのがすごく楽しい。

画像2: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

前側は前輪への干渉に注意して、フレームに取り付け。

画像3: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

サイドバッグベースにモジュールモトパックを取り付けてこんな感じ。
正直予想以上に見た目が良い。漫画に出てくるバイクみたい。

画像4: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

バッグを横向きに取り付けてみたけど、縦向きも試してみよう。
サイドバッグベースは横向き装着用なので、ベースなしで大胆に。

画像5: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

上のベルトだけでぶら下がってるように見えるけど、実際には下側2カ所もフレームに通してるので、かなりしっかりと固定できてる。

画像6: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

引いて見るとこんな感じ。横向きも良かったけど、縦向きもかなりかわいい。ちなみにニーグリップしやすいのは縦だった。

画像7: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

またがって、具合をチェック。

画像8: 電動を活かしてフレームに振り分けバッグ(モジュールモトパック)をつけてみる

なんせ車体幅が細いので、7.5リットルのバッグを2個付けても割と余裕。なんならニーグリップサポートみたいな感じ。ただ、パンとかの潰れて困るものは積まない方が良いかも。潰れるからね。(トートロジー)

KAPPAのボックスをつけてみる

最後にリアボックスをつけてみるよ。
装着するのはKAPPAK320ND-B。日常使いに便利な32リットル。

ダートフリーク(Dirtfreak) KAPPA バイク用 リアボックス モノロック ブラックボタン トップケース 32L ヘルメット1個収納 汎用取付ベース付き リフレクター スペアキー 小・中排気車両向け K320ND-B G5629

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KAPPAはGIVI社のブランドなので、GIVIと同系統のシートベースを使って装着するよ。K320ND-Bはモノロックね、ちなみに。

キャリア形状が一般的なバイクと違うのでちょっと心配だったけど、拍子抜けするくらい簡単に固定できた。

画像1: KAPPAのボックスをつけてみる

リアボックスをベースに取り付けたらこんな感じ。

画像2: KAPPAのボックスをつけてみる

テールランプ&ウィンカーがキャリアから離れてるので、そのあたりの干渉も心配なし。
コンパクトなK320ND-Bなので、車体とのバランスも良い感じ。

画像3: KAPPAのボックスをつけてみる

真横から。今回装着した中では一番でっかい収納なので、かなり立派な感じ。
ジェットヘルやロード用のフルフェイスも入るので、相当便利になりそう。

画像4: KAPPAのボックスをつけてみる

ボックス積載用のオプションパーツも開発中

取材時にまだ開発中のオプションも見せてもらったよ。
リアボックスの取付を容易にするパーツ。名称はまだわかんない。

画像1: ボックス積載用のオプションパーツも開発中

リアキャリアの裏を通すことで、より幅のある位置でボックスベースをマウントできるというもの。

画像2: ボックス積載用のオプションパーツも開発中

これがあれば、よりハードケースの装着が容易になるはず。

まだ発売日などは未定なので、最新情報は公式HP公式SNSをチェックしてね。

バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

モジュールモトパック装着の試運転として、ダートフリークの所在地である愛知県瀬戸市を散策してみるよ。
そもそも愛知県の瀬戸市というのは、日本三大陶磁器である瀬戸焼の産地なんですよ。ちなみに残り2つは有田焼と美濃焼ね。

画像1: バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

モジュールモトパックには、デジタル一眼と標準レンズ、さらに70-200mmの望遠レンズも入れておくよ。左右合わせて15リットルあるので、余裕で入るね。

画像2: バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

では瀬戸市街地に向かうよ。

画像3: バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

シート前部にバッグを装着してるけど、ほとんど違和感なし。
バッグがズレないかも気にしてチェックしたけど、ニーグリップで支えられてて全然ズレない。個人的な印象としては、むしろニーグリップしやすくなってるかも。

そんなこんなで瀬戸市街。

画像4: バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

瀬戸市街の南側にある森本陶苑にきたよ。

画像: わかりやすくするため許可を頂いて店頭にバイクを置かせてもらってます。来店の際は隣接駐車場をご利用ください。

わかりやすくするため許可を頂いて店頭にバイクを置かせてもらってます。来店の際は隣接駐車場をご利用ください。

織部の湯飲みを購入。緑の釉薬が織部の特長。詳しくは後述。

画像5: バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

包んでもらってモジュールモトパックにイン。

画像6: バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

さらに饅頭も購入。
瀬戸名物の瀬戸川饅頭。酒種と小麦を混ぜた皮であんこを包んだ、酒蒸し饅頭ね。オーブントースターで軽く焼くとカリッとした食感になって超美味いのよ。
ニーグリップで潰れるかと思ったけど意外と大丈夫だった。

画像7: バッグを装着して、瀬戸の町を散策してみる

というわけで帰路。

まとめ

画像: まとめ

シート前部のバッグ装着、見た目も実用性もすごく良かった。
通勤通学やツーリングにも便利そう。EVであることを活かして、もっと大胆な積載装着もアリかも。

おまけ
湯呑について

森本陶苑さんで湯呑について色々と教えてもらったよ。せっかくなので忘れないように軽く触れておくよ。

今回購入したのはこれね。織部の沓形(くつがた)湯呑というもの。

画像: おまけ 湯呑について

織部というのは安土桃山時代、つまり織田信長の時代に生まれた焼き物。緑色の釉薬は銅緑釉によるもの。織部焼の由来は、古田織部ね。漫画へうげものの主人公。

沓形の特長は、手に馴染む歪みのある形状。一つずつ形が微妙に違うので、実際に店頭で手に合うものを選ぶのが楽しいのよ。

器には正面があって、大きい柄のあるのが正面ね。描かれてるのは葡萄で、豊穣などを表してる。
反対側には小さい柄があるので、柄の大小で前後がわかるようになってるよ。

手に馴染む、といったけど自然に持つと柄がやや斜めの位置にいくのよ。
なんでかというと茶の飲み方、いわゆる作法があるのよね。

お茶を出された場合、正面が自分に向くのね。お客さんに向かって正面を見せるってわけ。
で、飲むときは正面を時計回りにちょっと回すのよ。これは、正面を敢えて避けることで謙譲を表してる。

そうすると左の画像みたいな形状になって。この位置で右手で持つと歪みが手にしっくりと馴染むのよ。で、飲み終わったら正面を相手に向ける、という流れ。

画像3: 【第2回】EV原付の可能性を広げるGE-N3に、荷物を積んで遊びたいので積載を試してみる【最新電動バイク解説】
画像4: 【第2回】EV原付の可能性を広げるGE-N3に、荷物を積んで遊びたいので積載を試してみる【最新電動バイク解説】

もしかしたらいつか役立つかもなので自分の備忘録を兼ねて残しておくのだ。
器についての詳しくは森本陶苑さんのHPにものってるので、興味があったら見てみてね。あとへうげものを読むと瀬戸の歴史もわかってすごく面白いよ。

レポート:若林浩志

若林浩志/プロフィール

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