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Honda GYRO X
当時価格:17万9000円(沖縄、北海道は18万2000円、一部離島を除く)

画像: 全長×全幅×全高:1595×625×1395mm 車両重量:86kg

全長×全幅×全高:1595×625×1395mm
車両重量:86kg

ホンダ「ジャイロX」は、「ストリーム」に続く“スリーター”モデルの第2弾として1982年に登場。2025年10月の生産終了まで続く「ジャイロ」シリーズの元祖となるモデルだ。

5馬力を発揮する2ストロークの新設計エンジンを搭載し、なめらかでショックのないVマチック機構を採用。最大の特徴は、コーナーリング時にフロントボディが左右にスイングするナイトハルト機構で、これにより3輪の安定性とバイクの持つ軽快な操縦性を両立していた。

さらに、ノンスリップデフ機構やワイルドパターンの低圧ワイドタイヤを新装備することで、不整地や雪道、坂道などでの優れた走破性能を発揮した。

画像: Honda GYRO X 当時価格:17万9000円(沖縄、北海道は18万2000円、一部離島を除く)

デザインはアウトドアライフをイメージさせる独創的かつ斬新なスタイルを採用。荷物を前後に積載できるフロントデッキとリア大型キャリアを備え、実用性と使い勝手の良さが強調されていた。

機能面も充実しており、駐車が容易なワンタッチ操作のパーキングロック機構をはじめ、セルスターター、高輝度LEDの新オイルインジケーター、30W/30Wのブラックトップ・ハロゲンライト、そして5Lの大型燃料タンクなど、親切な設計と数々の充実した装備が盛り込まれていた。

車名である「GYRO」は、「Great(偉大な)」「Yours(あなたのもの)」「Recreational(娯楽の)」「Original(独特の)」の頭文字で、「優れた多目的性を持つ独特の乗り物」という意味が込められていた。

また「X」には「これから次々と楽しい使い方が生まれてくる可能性を秘めている=未知数X=もの」の意味合いが持たされていた。

エンジン形式:空冷2ストローク単気筒
総排気量:49cc
最高出力:5.0PS/6500rpm
最大トルク:0.56kgf・m/5000rpm
燃料タンク容量:5.0L
変速機形式:Vベルト式無段変速
タイヤサイズ前・後:3.75-8-2PR・5.4-6-4PR

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