【世界初公開！】CF MOTO「1000MT-X」946ccパラレルツインを搭載するフラッグシップ・アドベンチャー誕生！【2026速報】

CF MOTO「1000MT-X」の概要

「走破力」と「上質感」を両立したCF MOTOの意欲作

「1000MT-X」は、CF MOTOの最新フラッグシップとして誕生した意欲作。欧州ですでに高い評価を得ている同社だが、リッタークラスの大型アドベンチャーも投入することで、プレミアムブランドとしての価値を一層高める狙いがある。

フロントマスクは個性的なデザインだが、スタイリングはアドベンチャーとしての高機能を重視した「王道」路線。大型アジャスタブルウインドスクリーンやアルミ製スキッドプレート、ハンドガードなど、アドベンチャーに必要なプロテクション装備も充実している。

エンジンは総排気量946ccの水冷並列2気筒DOHCユニットを採用し、最高出力は83kW（約112.9PS）／8500rpm、最大トルクは105Nm／6250rpmを発揮。13.5という高圧縮比がもたらす強力なパワー特性が自慢で、BOSCH製6軸IMUによる5種類のライディングモードも標準装備する。

足まわりも一流パーツで固められており、サスペンションは前後ともKYB製。フロントにはフルアジャスタブルのΦ48mm倒立フォークを、リアにもフルアジャスタブルのモノショックを装備。前後サスペンショントラベルはハイシート仕様で230mm／230mm（ローシート仕様は190mm／190mm）と、未舗装路での走破性を強く意識したセッティングとなっている。

ブレーキキャリパーは前後ともブレンボ製で、ローターは前Φ320mmダブルディスク＋後Φ260mmシングルディスクの組み合わせ。BOSCH製のコーナリングABSと3段階調整式トラクションコントロールも標準だ。

また、フロント21インチ、リア18インチのワイヤースポークホイールには航空機グレードの7シリーズアルミリムを採用。従来合金比で約67％高い引張強度を誇り、悪路や長距離走行に耐える設計となっている。装着タイヤはピレリ製のスコーピオンラリーで、ステージを選ばない高い走破性を実現する。

このほかにも装備は非常に豪華で、メーターは8インチの大型カラーTFTを採用するほか、クルーズコントロール、TPMS（タイヤ空気圧モニタリング）、クイックシフター、グリップ＆シートヒーターなど、快適性を高める機能も標準装備。燃料タンクも22.5L容量を確保し、アドベンチャーにふさわしい航続距離も確保している。

1000MT-Xのカラーバリエーションは精悍な「ゼファーブルー」と「タクティカルグリーン」の2色展開。発表直後なので情報は揃い切っていないが、ホンダのアフリカツインやドゥカティのデザートXあたりの強力なライバルになりそう。国内発売にも期待したいニューモデルだ。

また、そんな1000MT-Xをベースにアドベンチャーのさらなる可能性を追求するしたカスタムコンセプトが「CRAFTED」。アチェルビス製のプロテクションパーツやマグネット式スイングアームプロテクター、GIVIの特製ラゲッジシステム、そしてアクラポヴィッチ製のエキゾーストなど、各部にこだわり抜かれた専用パーツを装備。強力なライバル車が揃う大型アドベンチャークラスに強い存在感を示す1台となっている。

CF MOTO「1000MT-X」のカラー・人気投票

CF MOTO「1000MT-X」の主なスペック

CF MOTO「1000MT-X」「1000MT-X CRAFTED」の動画・写真

【写真22点】CF MOTO「1000MT-X」「1000MT-X CRAFTED」22

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