【価格・スペック公開！】カワサキ「KLE500」「KLE500SE」200kg切りの車体に52PSのパラツインエンジンを搭載！【2026速報】

カワサキ「KLE500」「KLE500SE」の概要

1991年に初代が登場した、歴史あるデュアルパーパスツアラーのKLE。国内では400と250が販売され、生産終了後も海外で500が根強い人気を誇っていたが、この10月に海外で新型が発表されている。今回登場したのはKLE500と上級グレードのKLE500SEの2モデルだ。

スタイリングは近年のカワサキ車らしい精悍なもの。サイズは全長2300mm、全幅940（SEは980）mm、全高はスタンダードが1355-1405mm、SEが1460-1510mm。ホイールベースは1555mmで、車格的にはホンダのXL750トランザルプより少し短く、ややワイドな感じ。ホイールはフロント21インチ、リア17インチを採用しており、オフロード性能にも期待できそうだ。

エンジンはニンジャ500やZ500、海外仕様のエリミネーターに搭載されている451ccの水冷パラレルツインで、パワーは52PSを発揮。アシスト＆スリッパークラッチも標準装備される。フレームは新作のトレリスフレームで、フロントフォークはKYB製の倒立、リアにはリンク式モノショックを採用する。タイヤはIRC製のトレールウィナーで、サイズはフロントが90/90-21、リアが140/70-17だ。

ヘッドライトはZ900などにも似た、小ぶりのLED3眼タイプで、精悍なマスクを演出。上級グレードのSEはハンドガード、ロングスクリーン、LEDウインカーを標準装備し、スクリーンは50mm幅で高さ調整が可能となっている。スタンダードはスクリーンが小ぶりになるが、同様に50mm幅での調整が可能だ。

メーターは上級グレードのSEが4.3インチカラーTFT。スタンダードはギアポジション表示付きのモノクロLCDメーターとなっているが、いずれも「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」アプリを介してスマートフォン連携が可能となっている。

アドベンチャーモデルらしく、ハンドルはワイドなテーパーバーを採用。タンク容量は16Lで、燃費のいいニンジャ500系のパラツインエンジンを搭載していることを考えれば、航続距離も不満のないものを確保していそうだ。SEはエンジン下部にアルミスキッドプレートを標準装備、リアのABSはSTD、SEともにスイッチひとつで解除が可能となっている。

シートは2ピースタイプだが着座位置の自由度が高い形状で、オフロードライディングで威力を発揮しそう。シート高は870mmだが、純正アクセサリーでローシートが前後別に用意されており、足つきが気になる人にも対応している。また、21L容量のサイドケースや42L容量のトップケースもアクセサリー設定されている。

ボディカラーはSEが3色、スタンダードが1色の設定。アメリカでは価格が発表されており、スタンダードが6599ドル（約101万9535円）、SEが7499ドル（約115万8584円）となっている。欧州では2026年の発売となるようだ。

いまのところ国内導入の予定はアナウンスされていないが、扱いやすいニンジャの2気筒エンジンを持った軽量アドベンチャーは日本の道でも大いに楽しめそう。今後の国内導入に期待したい1台だ。

カワサキ「KLE500」「KLE500SE」のカラー・人気投票

カワサキ「KLE500」「KLE500SE」の主なスペック・価格

※≪ ≫内はSE

カワサキ「KLE500」「KLE500SE」の動画・写真

【写真39点】カワサキ「KLE500」「KLE500SE」39

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