カワサキ「Ninja 1000」で単独日本一周を達成した人気モトブロガー・わっすさん。彼女が新型車「Ninja 1100SX SE」に試乗し、その乗り味をレビューします。舞台はライダーの聖地・信州ビーナスライン。なぜ数ある車種からNinja 1000を相棒に選んだのか。そして、自身の愛車とは排気量も装備も異なる最新型に乗って、わっすさんが思わず口にした「ヌーン」という独特の表現の真意とは? 現役オーナーだからこそ分かる、リアルなインプレッションをぜひご覧ください。
文:Kawasaki Good Times 編集部/写真:関野 温/ライダー:わっす
※この記事はウェブサイト「Kawasaki Good Times」で2025年10月17日に公開されたものを一部編集し転載しています。
画像1: ▶▶▶カワサキの公式メディアサイト「Kawasaki Good Times」   kawasaki-goodtimes.com

▶▶▶カワサキの公式メディアサイト「Kawasaki Good Times」

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画像: わっす カワサキ「Ninja 1000」を愛車とするモトブロガー&インフルエンサー。元看護師という経歴を持ち、その職を辞して敢行したモーターサイクルでの日本一周の旅を2024年12月に達成。現在はイベント出演やライターとしても活躍中です。全国の絶景を巡るツーリング動画やライディングギアのレビューを発信。飾らない親しみやすい関西弁のキャラクターと、初心者にも役立つ実用的な情報が幅広いライダーの共感を呼んでいます。

わっす
カワサキ「Ninja 1000」を愛車とするモトブロガー&インフルエンサー。元看護師という経歴を持ち、その職を辞して敢行したモーターサイクルでの日本一周の旅を2024年12月に達成。現在はイベント出演やライターとしても活躍中です。全国の絶景を巡るツーリング動画やライディングギアのレビューを発信。飾らない親しみやすい関西弁のキャラクターと、初心者にも役立つ実用的な情報が幅広いライダーの共感を呼んでいます。

愛車にNinja 1000を選んだ理由

日本一周ツーリングを2024年末に終えたあとも各地を駆けまわっている、わっすさん。「9月末なら群馬や長野のあたりにいます」という、まさに旅人らしい返答を受け、編集部が待ち合わせ場所に選んだのは、ツーリングライダーの聖地・信州ビーナスラインでした。

画像: ▲わっすさんと愛車のNinja 1000。旅の真っ最中ということで、荷物も満載です。

▲わっすさんと愛車のNinja 1000。旅の真っ最中ということで、荷物も満載です。

愛車のNinja 1000に荷物を満載にして颯爽と登場。停車し、スマートに降車した姿からは、この大型モーターサイクルに乗り慣れ、愛しんでいることがひしひしと伝わってきます。ヘルメットを外すとすぐに、その存在に気づいたファンの方が声をかける場面も。街中よりもツーリングスポットの方が声をかけられることが多いという彼女。モトブロガーとしての人気ぶりがさっそく垣間見えました。

新型「Ninja 1100SX SE」に乗っていただく前に、まずは愛車のNinja 1000について話を伺いました。

編集部:いつごろからNinja 1000に乗っているのですか?

わっす:このNinja 1000は中古車なんです。買ってから2回車検を経験したので、4年とちょっと乗っていますね。年式は2015年式……のはずです。

Ninja 1000は、2011年に初期型が登場して以来、時代に合わせて進化を重ねてきました。2014年に最初のモデルチェンジが行なわれ、2017年にも再び変更を実施。2020年には「Ninja 1000SX」と名称を改め、さらに進化を遂げました。そして2025年、排気量をアップした最新モデル「Ninja 1100SX」へと生まれ変わります。つまり、最新型がシリーズの5代目だとしたら、わっすさんの愛車は2代目にあたります。

画像: ▲わっすさんが乗る2代目Ninja 1000(ZX1000M)は、いわゆる逆輸入車として2015年に販売されていました。国内で正規ラインナップされたのは2017年発売の3代目(ZX1000WHF)からです。

▲わっすさんが乗る2代目Ninja 1000(ZX1000M)は、いわゆる逆輸入車として2015年に販売されていました。国内で正規ラインナップされたのは2017年発売の3代目(ZX1000WHF)からです。

編集部:このNinja 1000で日本一周を果たしたんですね?

わっす:はい。私が所有してから8万キロ以上乗っています。その前は400ccのネイキッドモデルに乗っていたんですが、このバイクの「包容力」に惹かれてステップアップしました。私にとって初の大型バイクです。

編集部:包容力とは?

わっす:大きさだったり、ゆとりのあるパワーだったり、長距離もラクだったり、力強い音だったり……。Ninja 1000って疲れたら、跨ったまま休めるんですよ。

そう言ってスタンドを掛け、跨ったまま燃料タンクを抱えて眠るような格好に。身長151cmの彼女が跨ると、リッターサイズは大きく見えますが、大荷物を積んだ状態にもかかわらず、取りまわしはとても器用で、見ていて不安をまったく感じさせません。ひとりで日本一周を遂げるには、速く走るためのライディングスキルとは別の、安全に旅を続けるための独自のノウハウがあるのでしょう。

Ninja 1100SX SEを見てみよう!

画像: Kawasaki Ninja 1100SX SE 2025年モデル 総排気量:1098cc エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:820mm 車両重量:235kg 発売日:2025年3月29日(土) 税込価格:198万円 ※撮影車両はパニアケースキット、フレームスライダー、タンクパッド、大型ウインドシールドなど、アクセサリーパーツを装着しています。

Kawasaki
Ninja 1100SX SE
2025年モデル

総排気量:1098cc
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:820mm
車両重量:235kg

発売日:2025年3月29日(土)
税込価格:198万円
※撮影車両はパニアケースキット、フレームスライダー、タンクパッド、大型ウインドシールドなど、アクセサリーパーツを装着しています。

わっす顔面がシャープでかっこいいですね! けどちゃんと私のNinjaに通ずる雰囲気もあって、仲間だって感じがして嬉しいです。

独特の表現でファーストインプレッションを語ってくれたわっすさん。続いて装備に関しても興味津々です。

画像1: Ninja 1100SX SEを見てみよう!

わっす:メーターやスイッチがすごいことになってますね。USB電源やドラレコまではじめから付いてるんですか。あとグリップヒーター! グリップヒーターって使ったことなかったから憧れがありました。あ、これがクルーズコントロールのスイッチですか。メーターはスマホと連携もできるんですよね。最新型はいろいろ付いてますね。お! スクリーンの角度調整は私のNinjaと同じ感じです!

画像: ▲「これは押しまくりたくなりますね!」というNinja 1100SX SEのスイッチボックス。複雑そうに見えるものの、勝手が分かれば感覚的に使いやすい仕様になっています。

▲「これは押しまくりたくなりますね!」というNinja 1100SX SEのスイッチボックス。複雑そうに見えるものの、勝手が分かれば感覚的に使いやすい仕様になっています。

事前に下調べもしてきたという彼女。実際に備わっている機構を見て感動し、愛車と似た部分を発見しては、嬉しそうな表情を見せました。

わっす:けどシートはこのままだと私にはちょっと高いかも。乗れるかな……。自分のNinja 1000はアンコ抜きして、シートの角も削ってるんです。そうしないと角が太ももにあたって痛くなっちゃって。

そう言いながら、パニアケースが備わっている状態ながら、慣れた様子で跨ってみせました。

画像2: Ninja 1100SX SEを見てみよう!

わっす:思ったより高くなかったです! あ、何だかすごく軽い気がします。これなら全然乗れます。ポジションの感じも私のとすごく似てます!

画像3: Ninja 1100SX SEを見てみよう!

不安な様子を見せていたわっすさんでしたが、無事扱えそうだと分かり、ひと安心。それではビーナスラインを走ってみましょう!

Ninja 1100SX SEに乗ってみた!

気温は20~25℃ほど。秋用のジャケットがちょうどよく、涼風が心地よい信州ビーナスラインは、一年でもっともツーリングを楽しみやすいシーズンを迎えていました。

画像1: Ninja 1100SX SEに乗ってみた!

草木がなびく高原を軽快に走るわっすさん。普段からNinja 1000に乗っていることもあり、ライディングフォームはすぐに「これだ!」と定まった様子。景色がよく、適度なコーナリングも楽しめる霧ヶ峰から車山高原を中心に、たっぷりと試乗をしてもらいました。

画像2: Ninja 1100SX SEに乗ってみた!

「SPORT」「ROAD」「RAIN」の3種のライディングモードを切り替え、リアサスペンションのプリロード調整なども試行。乗り心地の変化を体感しながら、ビーナスラインの走行を満喫しました。

Ninja 1100SX SE 試乗後インタビュー|「ヌーン」とは、いったい?

画像1: Ninja 1100SX SE 試乗後インタビュー|「ヌーン」とは、いったい?

編集部:試乗してみていかがでしたか?

わっす:ちょっとネガティブな話になっちゃうんですけど、はじめNinja 1000SXが進化して“1100”になるって知ったとき、「いらん、いらん」って思ったんですよ。

画像2: Ninja 1100SX SE 試乗後インタビュー|「ヌーン」とは、いったい?

編集部:欲しくならなかったということですか?

わっす:はい。私にとってNinjaは“1000”で充分で、これ以上大きくならないでほしかったんです。でも今日乗って、「大きくなったんやないんやな」と分かりました。車体自体は変わらない感覚で、不安なく乗れました。パニアケースが付いている状態でも、私のNinja 1000の荷物を載せていない状態より軽々していて、とても扱いやすかったです。

画像: ▲「そりゃ400cc以下と比べれば重いですよ」と言いながらも、愛車で培ってきた取りまわし技術で、スイスイ動かしていました。この写真は、エンジンをかけていませんが、始動させてクラッチレバーを巧みに使いながらゆっくり前進・旋回させる技術は圧巻でした。

▲「そりゃ400cc以下と比べれば重いですよ」と言いながらも、愛車で培ってきた取りまわし技術で、スイスイ動かしていました。この写真は、エンジンをかけていませんが、始動させてクラッチレバーを巧みに使いながらゆっくり前進・旋回させる技術は圧巻でした。

扱いやすいパワー特性と、気持ちのいい俊敏さ

編集部:排気量は1043ccから1098ccに上がっています。パワーの感触はいかがでしたか?

わっす:私のNinja 1000よりも優しさを感じました。はじめ「ROAD」モードで走り出したんですが、発進が穏やかな感じで安心しました。私のは発進でアクセルをミスるとドンって身体がおいていかれてヒヤッとするときがあるんですけど、“1100”はひねった分イメージ通りに加速してくれたので安心でした。

画像: ▲排気量アップはピークパワーのためでなく、常用域でのトルクを太くし、現実的な扱いやすさを高める方向で進化しています。

▲排気量アップはピークパワーのためでなく、常用域でのトルクを太くし、現実的な扱いやすさを高める方向で進化しています。

わっす:優しくて穏やかとは言ったんですけど、レスポンスはとてもよかったです。アクセルを少し大きく開けたときの瞬間的な加速力が全然ちがうな、と感じました。これなら高速の追い抜きでも私のNinjaよりも軽々できそうです。開けた分に対して想像の範囲で加速するので、怖くもなかった。しかも反応がいいから、車体がとても軽く感じます。「SPORT」に切り替えたら、もっと鋭くなって「タイヤ硬くなったんかな? めっちゃ軽っ!」って思いました。

画像3: Ninja 1100SX SE 試乗後インタビュー|「ヌーン」とは、いったい?

快適な操作系と強力な制動力

編集部:ハンドル操作の感覚はどうでしたか?

わっす:まず、ブレーキとクラッチのレバーをダイヤルで調整して近づけられたのがありがたかったです。手が小さくて、大型バイクだと上手くクラッチが握れないこともあるんですが、ノーマル状態でちゃんと使えてよかったぁ。あと、アシスト&スリッパークラッチのおかげで、レバーが軽いのがすごくよくて、うらやましく感じました。私のNinja 1000は、本当に渋滞の時とかしんどいんですけど、“1100”なら耐えられそうです。坂道発進もしやすいですね。街中もラクそう。

画像: ▲試乗前にまずレバーをグリップに近い位置に近づけました。

▲試乗前にまずレバーをグリップに近い位置に近づけました。

画像: ▲普段から人差し指と中指でクラッチレバーを握っているという彼女。アシスト機能の恩恵は大きく感じられたことでしょう。

▲普段から人差し指と中指でクラッチレバーを握っているという彼女。アシスト機能の恩恵は大きく感じられたことでしょう。

編集部:クイックシフターは試しましたか?

わっす:はい。やったことがなくて「これでいいんかな?」って感じから始めたんですけど、だんだんコツが分かってきて、とくにシフトダウンの方は上手くできた気がします。慣れれば慣れるほど、便利に感じるんでしょうね。

画像: ▲Ninja 1100SXシリーズのクイックシフターは、わずか1500rpmから作動します。Ninja 1000SXは2500rpm以上だったので、これは大きな進化。もちろんシフトアップ/ダウンどちらも対応しています。

▲Ninja 1100SXシリーズのクイックシフターは、わずか1500rpmから作動します。Ninja 1000SXは2500rpm以上だったので、これは大きな進化。もちろんシフトアップ/ダウンどちらも対応しています。

編集部:ブレーキに関しては何か感じましたか?

わっす:軽く握っただけで、めっちゃ利くんですよ。最初びっくりしました。でも使っているうちに、ちっちゃい力でもしっかり止まれるから長い時間走るとき、ラクだろうなと感じました。前輪はとくに利きがよく感じましたが、私のNinjaと比べたら後輪もすごく利く感じで安心でした。普段の半分くらいの踏む力で、こんなに簡単に止まれるの!? と驚きました。

画像: ▲今回の試乗車は上級グレードの「SE」。フロントブレーキはブレンボ社製M4.32フロントブレーキキャリパーとディスクを採用しています。さらにブレーキホースはステンメッシュタイプ。 リヤブレーキディスク径を250mmから260mmに拡大。 従来モデルのオーナーさんなら誰でもその制動力とコントロール性に驚くと思います。

▲今回の試乗車は上級グレードの「SE」。フロントブレーキはブレンボ社製M4.32フロントブレーキキャリパーとディスクを採用しています。さらにブレーキホースはステンメッシュタイプ。
リヤブレーキディスク径を250mmから260mmに拡大。
従来モデルのオーナーさんなら誰でもその制動力とコントロール性に驚くと思います。

独特の表現「ヌーン」を生んだ乗り心地

編集部:サスペンションに関してはいかがでしたか?

わっす:「スーッって走るなぁ、何これ?」って最初に感じました。私のNinjaは山とか走るとバウンドするんですよね、めちゃくちゃ。それが全然なかったです。スーッっていうか、ヌーンって感じなのかな。分かります? 地面のボコボコをほとんど吸収しちゃって、ひび割れとか何でもないかのようにヌーンって走るんです。たぶん荷物をたくさん載せてる状態にしたら、もっとちがいがよく分かったんじゃないかな。

画像: ▲「SE」にはフルアジャスタブル調整機能を有したオーリンズ製S46ショックアブソーバーを備わっています。その上質な衝撃吸収性能にわっすさんは感動したそうです。

▲「SE」にはフルアジャスタブル調整機能を有したオーリンズ製S46ショックアブソーバーを備わっています。その上質な衝撃吸収性能にわっすさんは感動したそうです。

編集部:試乗レビューで「バウンド」って表現はなかなか聞きませんね(笑)。けど言いたいことはたぶん読者のみなさまも分かってくださる気がします。バウンドしない「ヌーン」は、すごくいいってことですかね?

わっす:私のNinjaだと波状路を走るときみたいに立ち上がって、ショックを受けながそうって思うときがよくあるんです。それがヌーンってバイクが全部やってくれる(笑)。とくにコーナーでバウンドすると腕が疲れるんですけど、これなら安心してラクに走れますよ。

画像: ▲路面の細かなひび割れは高性能な足まわりがサポート。夜道やトンネルの中など、完全に路面が把握できない場所ではとくに安心感がありそうですね、とわっすさんは話していました。

▲路面の細かなひび割れは高性能な足まわりがサポート。夜道やトンネルの中など、完全に路面が把握できない場所ではとくに安心感がありそうですね、とわっすさんは話していました。

旅を支える充実装備

編集部:装備に関して何か感じたことはありますか?

わっす:グリップヒーター使ってみました。いいですね。思ったよりも暖かかったぁ。これは、たしかにみんな付けたがるな、と。ドラレコもはじめから付いていて安心ですし、ETCも付いてるんですもんね。

画像4: Ninja 1100SX SE 試乗後インタビュー|「ヌーン」とは、いったい?

編集部:最後に日本一周をするうえで新型の方が明確によさそうだと思ったことはありますか?

わっす:それはもう性能のひとつひとつが格段にいいですから絶対ラクですよ。レスポンスはいいし、ブレーキも利きますし、しかも動きが分かりやすい。あとはヌーンっと走れるショック吸収性能(笑)。本当に乗り心地がよかったです。「ヌーン」の感覚は走れば分かっていただけると思います。気になる人はぜひ店舗などで試乗してみてほしいです。

編集部:本日はどうもありがとうございました。

わっす:どうもありがとうございました、またぜひ旅先で!

わっすさんがとくに気に入ったという4つのポイント

画像: 1.フェイスデザイン

1.フェイスデザイン

画像: 2.メーターのアニメーション。「Kawasaki」のアニメーションがオン/オフ時に表示されます。

2.メーターのアニメーション。「Kawasaki」のアニメーションがオン/オフ時に表示されます。

画像: 3.強力なブレーキ

3.強力なブレーキ

画像: 4.上質なサスペンション

4.上質なサスペンション

まとめ

前日は群馬県で撮影をしていたという、わっすさん。我々取材班と別れた後は、その足で愛車のNinja 1000に乗り、大阪方面へと向かいました。

画像: まとめ

Ninja 1000シリーズに乗るライダーは、彼女のように長距離走行を苦ともしない人が大勢います。今回の信州ビーナスラインでも、数々のNinja 1000やNinja 1000SXに乗る旅慣れていそうなライダーとすれちがいました。

現役オーナーのわっすさんが「大きくなったんじゃないんだな」「乗り心地がよくなった」と太鼓判を押した最新モデルNinja 1100SXシリーズも、そのDNAを継承しています。今後、全国各地のツーリングロードでお馴染みのモデルになることでしょう。

画像2: ▶▶▶カワサキの公式メディアサイト「Kawasaki Good Times」   kawasaki-goodtimes.com

▶▶▶カワサキの公式メディアサイト「Kawasaki Good Times」

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