まとめ:松本正雅
スズキ「RAIDER J CROSSOVER」の概要

SUZUKI
RAIDER J CROSSOVER
販売国:フィリピン、タイ等
総排気量:113cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:765mm
車両重量:96kg
現地価格:7万900フィリピン・ペソ
※約18万234円
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アンダ―ボーン界随一の個性派はオフロードスタイル!

アジア圏で多くのライダーに愛されている「アンダーボーン」カテゴリーのバイクたち。もともとはスーパーカブタイプの実用的なモデルが源流でしたが、現地に溶け込み、幅広い層のライダーたちに愛されるようになると、アンダーボーンのバイクでサーキットを走ったり、レースをしたり、河原に出かけたりするユーザーも出てきて「こんなバイクが欲しい!」という様々な需要が生まれていったわけです。

需要があれば供給がある、ということで、各メーカーは現地のニーズに応えるかたちで、アンダーボーンフレームのバイクでさまざまな「派生型」を開発、販売していったのです。前回ご紹介したホンダの「WINNER R」もそんな派生モデルの一種で、あちらはスーパースポーツ風味の進化を遂げた1台ですが、今回紹介する「RAIDER J CROSSOVER」はオフロード方面に進化したモデルです。


最も特徴的なのがこのフロントセクション。トレールモデルのようなアップフェンダーを備えた「クチバシ」スタイルが印象的です。製品紹介ページでは「RM-Zにインスパイアされたモトクロス風スタイル」と説明されています。




スズキ「RAIDER J CROSSOVER」のカラー・人気投票

チャンピオンイエロー

フレームレッド

ソリッドブラック

ブルー(タイ仕様)
「RAIDER J CROSSOVER」のカラーは全3色が展開されています。

フィリピンではイエロー、レッド、ブラックの3色。タイではブラックの代わりにブルーがラインアップされた3色となっています。
【アンケート】あなたはどのカラーが好きですか?
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投票ありがとうございました。

ストリートから未舗装路まで、ステージを選ばず遊べる、タフギアイメージのアンダーボーンモデル、スズキ「RAIDER J CROSSOVER」。2020年に登場し、いまやロングセラーの域に入りつつありますが、唯一無二とも言える個性的なスタイルに惹かれるライダーも多く、現地ではいまだに超人気モデルです。日本にも並行輸入で入ってきていますので、欲しい人は探してみては?
スズキ「RAIDER J CROSSOVER」の主なスペック・燃費・価格
全長×全幅×全高 | 1910×670×1000mm |
ホイールベース | 1220mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 765mm |
車両重量 | 96kg |
エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 113cc |
ボア×ストローク | 51×55.2mm |
圧縮比 | 9.4 |
最高出力 | 6.8kW(約9.25PS)/7500rpm |
最大トルク | 9.0Nm(約0.92kg-m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 3.7L |
変速機形式 | 4速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・ドラム |
タイヤサイズ(前・後) | 70/90-17・80/90-17 |
乗車定員 | 2名 |
燃費 | 52.6km/L |
現地価格 | 7万900フィリピン・ペソ(※約18万234円) |
スズキ「RAIDER J CROSSOVER」の写真・動画
RAIDER J CROSSOVER official promotional video | Suzuki
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