文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸/協力:Bikers Station、H&L PLANNING
▶▶▶写真はこちら|ホンダ「NSR250R SP」(MC21)(13枚)
ホンダ「NSR250R SP」(MC21)カタログ
▶1990年 ホンダ「NSR250R SP」(MC21)カタログ


台数限定で登場した豪華装備が魅力のSPモデル
MC21最初の「ファイティングレッド×ロスホワイト」カラーのSP仕様は2500台限定で登場(当時販売価格:71万9000円)。
前年に岡田忠之選手が全日本タイトルを獲得した「キャビンレーシング」カラーを採用。カタログは1枚もので裏面に乾式クラッチやマグネシウムの前後ホイール、減衰力を調整できる前後ショックを備えるといったSP独自の仕様を説明。

ファイティングレッド×ロスホワイト
1990年の12月に登場した下の「ロスホワイト×ファイティングレッド」のSPモデルは全日本ロードレースで伊藤真一選手が駆っていたNSR500と同じペンタックスカラーで登場。1500台限定だった(当時販売価格:73万円)。

ロスホワイト×ファイティングレッド
▶1992年 ホンダ「NSR250R SP」(MC21)カタログ

今もなおファンの多いファクトリーレプリカ
1992年1月に1500台限定(当時販売価格/税抜:73万円)で登場したSPのもの。青みがかっているがカタログそのものがこの色だ。
ワイン・ガードナー(上左)とミック・ドゥーハン(同右)とでNSR500からのイメージを強調する。

ブルー/ホワイト

フラッシュカラー・スペシャル
上のSPモデルは1992年7月に900台限定(当時販売価格/税抜:77万7000円)で登場したフラッシュカラー・スペシャル。
STD、SP共に1992年のワークスマシンのカラーリングデザインをイメージしたブラッシュ(刷毛塗り)模様で、使用されるレッドは同年4月に発表されたハイグレードロードスポーツバイク「NR」で開発された赤色・高彩度塗装が施されていた。

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸/協力:Bikers Station、H&L PLANNING