KTMは、2025年9月に新型「390 ENDURO R」を発売する。大型オフロードモデル「690 ENDURO R」と同じネーミングを与えられた、普通二輪免許で扱える排気量398.7ccのシングルエンジンを搭載した注目のニューモデルだ。
まとめ:松本正雅

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KTM「390 ENDURO R」の概要

画像: KTM 390 ENDURO R 総排気量:398.7cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:890mm 車両重量:159kg(燃料除く) 発売日:2025年9月 税込価格:85万9000円

KTM
390 ENDURO R

総排気量:398.7cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:890mm
車両重量:159kg(燃料除く)

発売日:2025年9月
税込価格:85万9000円

これまでKTMの本格的なエンデューロモデルは大型二輪向けが中心だったが、390 ENDURO Rは日本のライダーにとって身近な排気量帯である400ccクラスのモデルだ。

「ENDURO R」という名から連想されるように、本格的なオフロード性能を魅力の核とするモデルだが、その魅力はオンロードでも楽しめる。シート高は890mmだが、本格的なエンデューロモデルとしては比較的抑えられたもので、スリムな車体のおかげもあって、街乗りやツーリングでもスペックの数字以上に扱いやすい。燃料タンク容量は約9リットルとコンパクトながら、軽量な車体との組み合わせで十分な航続距離を確保している点もポイントだ。

390DUKEの流れを汲む「LC4c」エンジンは最高出力45PSを発揮する水冷DOHC単気筒。オフロードABSモードやオフロードライドモードといったライダーを支援する機能も装備され、未舗装路でのブレーキングやトラクションコントロールを最適化。初心者から経験豊富なライダーまで安心して楽しめる。

画像1: KTM「390 ENDURO R」の概要

鋼管トレリスフレームを備えた軽量な159kg(燃料除く)の車体で、フットワークも軽快。林道から市街地、ワインディングまで幅広く対応。まさに「どこでも走れる」デュアルパーパスマシンとして仕上げられている。

画像2: KTM「390 ENDURO R」の概要

装備面でもKTMらしいこだわりが随所に光る。ホイールはフロント21インチ/リア18インチを採用し、タイヤもオフロードで高い評価を得ていメッツラーの「カルー4」を標準装着。前後WP製としたロングトラベルサスペンションとスリムなボディワークにより、荒れた路面でも軽快なハンドリングを実現している。

画像3: KTM「390 ENDURO R」の概要

コンパクトな車体に本格的なオフロード性能を凝縮したKTM「390 ENDURO R」の価格は85万9000円(税込)。本格的なKTMのエンデューロマシンを普通二輪免許で楽しめる、と考えれば、非常に魅力的な価格設定と言えそうだ。発売開始は2025年9月で、オフロードファンはもちろん、これからデュアルパーパスの世界に足を踏み入れたいライダーにとっても注目の一台となりそうだ。

KTM「390 ENDURO R」の主なスペック・価格

ホイールベース1475mm
シート高890mm
最低地上高272mm
車両重量159kg(燃料除く)
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量398.7cc
ボア×ストローク89×64mm
圧縮比12.6
最高出力33kW(45PS)/8500rpm
最大トルク39N・m(3.97kgf・m)/7000rpm
燃料タンク容量約9L
変速機形式6速リターン
ブレーキ形式(前・後)Φ285mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)90/90R21・140/80R18
乗車定員2人
メーカー希望小売価格85万9000円(消費税10%込)

KTM「390 ENDURO R」の動画・写真

画像: Take it offroad with the KTM 390 ENDURO R | KTM www.youtube.com

Take it offroad with the KTM 390 ENDURO R | KTM

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